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子ども食堂に通う中学生、ご当地グルメ「泉佐野餃子」を初開発!
最終試作 日時:2024年2月13日(火)16:00~19:00(18:00~試食開始)お披露目 日時:2024年3月 3日(日)11:30~13:00場所:子ども食堂「キリンの家」まちば拠点(〒598-0055大阪府泉佐野市若宮町9番3号) 特定非営利活動法人キリンこども応援団では、運営する子ども食堂「キリンの家」に通う中学生が自主的に活動する体験事業「Cocca(コッチャ)」を行っています。今年度は、中学生9名がご当地グルメ「泉佐野餃子」の開発・企画を進めており、2024年2月13日(火)に最終試作を実施し、3月3日(日)の子ども食堂で地域の皆様にお披露目します。なお、3月3日は子ども食堂開催前に当団体のサポーターやメディアの皆様に向けてお披露目会を実施します。 <泉佐野餃子の開発に奮闘している子ども達> 特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。その活動の一環として、子ども食堂「キリンの家」に通う中学生が自主的に活動する単年度制の体験事業「Coccha(コッチャ)」を2021年度から行っており、その年々で「子ども達自身がやりたいこと」に取り組んでいます。子ども達は、小学生の頃から子ども食堂「キリンの家」を利用しており、現在は中学生スタッフとして小学生が子ども食堂を利用する際のサポートにも携わっています。今年度は9名の子ども達がご当地グルメ「泉佐野餃子」の開発・企画を進めており、この度、自らが開発した「泉佐野餃子」の最終試作を行ったのち、お披露目会を開催します。<泉佐野餃子開発の背景>今年度の「Coccha」は、2023年7月から活動を開始しました。 子ども達は、南海泉佐野駅から徒歩3分の場所に昨年11月に開所した「キリンの家まちば拠点」を中心に地域をもっと盛り上げたいという思いを持っており、まずは周辺の飲食店やホテルへのヒアリングを行いましたが、その中で「泉佐野市は関西国際空港に近いこともあり国内外を問わず多くの人が訪れるが、目的地に向かうまでの通過点や単なる宿泊場所として利用されることがほとんどである」という課題が見えてきました。そこで、子ども達は「たくさんの人に泉佐野市を目的として訪れてもらえるようなご当地グルメを作る」という目標を掲げ、泉佐野市の特産物を使用したグルメ開発を始めました。メニューには当初「餃子、ハンバーグ、ラーメン」の3候補があがりましたが、候補ごとにプレゼンを行ったのち「餃子」の開発に取り組むことが決まりました。子ども達は、毎週水曜日に会議を重ね、スーパーの餃子から全国各地の有名餃子まで計14種類の餃子を試食し、餃子の皮や餡の材料・味・食感などを細かく分析したうえで、実際に「泉佐野餃子」の試作を始めました。 材料として使用するのは泉佐野市の特産物である「泉州たまねぎ」「犬鳴ポーク」「松浪キャベツ」で、具材の比率をはじめ、玉ねぎは生のものとあめ色に炒めたものを両方使用するなど何度も何度も試行錯誤を繰り返し、2024年1月ついに完成にこぎつけました。メニューの考案や分析、レシピ開発、調理、各工程における書類作成など、全て子ども達が行います。最終目標は、「泉佐野に行けばいつでも食べられる餃子」であり、今後は様々な場所での出店も計画しています。また、将来的には近隣の飲食店20店舗に採用してもらうことを目標としており、OEM生産も視野に入れて模索しています。 まずは、最終試作として、2月13日(火)に子ども食堂に通う小中学生に向け「泉佐野餃子」の試食会を実施します。その後、3月3日(日)には地域の皆様に子ども食堂のメニューとしてお披露目させていただきます。なお、子ども食堂の開催前に、日頃お世話になっているサポーターやメディアの皆様をお招きし、当事業の説明・「泉佐野餃子」の試食会を開催する予定としています。つきましては、当日の取材のご検討をお願い申し上げます。なお、ご取材にあたっては、事前に取材申し込みをお願いいたします。実施概要 ①イベント名:【体験事業Coccha】子ども食堂に通う中学生が開発した「泉佐野餃子」の最終試作日時:2024年2月13日(火) 16:00~20:00(16:00~ 子ども達の準備・片付け/18:00~ 試食) 場所:子ども食堂「キリンの家」まちば拠点(〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号)法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団参加者:子ども食堂「キリンの家」に通い、体験事業「Coccha」に参加している子ども達(中学生9名)が最終試作を行い、子ども食堂に通う子ども達15名に泉佐野餃子を試食してもらいます。実施概要 ②イベント名:【体験事業Coccha】子ども食堂に通う中学生が開発した「泉佐野餃子」のお披露目日時:2024年3月3日(日) 11:30~13:00場所:子ども食堂「キリンの家」まちば拠点(〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号)法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団参加者:子ども食堂「キリンの家」に通い、体験事業「Coccha」に参加している子ども達(中学生9名)がサポーターやメディアの皆様に向け、今までの取り組みを報告したのち、皆様に餃子を試食していただきます。※14時から地域の皆様100名を対象に子ども食堂としてお披露目いたします。 <何度も試作を重ねる様子> <子ども達が自主的に作成する分析資料> ■体験事業「Coccha」とは特定非営利活動法人キリンこども応援団が運営する「子ども食堂 キリンの家」に通う中学生が自主的に活動する単年度制の本格的体験型プロジェクト。2021年度から始まり、以後毎年度子ども達が取り組んでいる。<これまでの取り組み>【2021年度】 3名の子ども達が、が泉佐野市内のコミュニティラジオ「いこらじお」で週1回・3か月間、計13回のラジオ放送を経験。テーマ決めから構成づくり、台本、放送までを子ども達の手で作り上げた。【2022年度】 12名の子ども達が、子どもカフェを月1回、1年間に渡って開催。メニュー考案や仕入れ、原価計算、接客、調理などにチャレンジし、時には失敗しながらも子ども達自身が乗り越えた。子どもカフェの収益の全ては、「12人全員で東京ディズニーランドに行きたい」という子ども達の夢の実現に活用された。【2023年度】 9名の子ども達がご当地グルメ「泉佐野餃子」の開発に奮闘中。なお、今年度の活動は、公益財団法人パブリックリソース財団(東京都中央区 代表理事 久住 剛氏)が一般社団法人プロジェクト希望(東京都渋谷区 代表理事 平井 一夫氏)と協議し、平井氏からの寄付をもとに創設された「感動体験支援基金」から支援を受けています。当基金は、国内に住む経済的に困難な状況下にある子ども達に“感動体験”を提供することにより、子ども達が自分で自分の将来を選択する意欲を得るきっかけとし、自分らしい人生を切り拓くことによって将来的に貧困の連鎖を断ち切ることを目的とされたものです。 ■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。■法人概要法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団代 表:代表理事 水取博隆設 立:令和3年10月26日事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号URL :https://kirin-npo.com/ ■「子ども第三の居場所」とは「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。(2024年2月1日時点)https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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「餃子から日本を考える。餃子の王将もニッポンフードシフト」 ~餃子を支える生産者紹介等、連携プロジェクトを開始~
農林水産省では、食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開しています。本日、別途リリースした「『餃子会議』本格始動!」の一環として、株式会社王将フードサービス(餃子の王将)と連携した「餃子から日本を考える。餃子の王将もニッポンフードシフト」をスタートし、「餃子の王将」の全国約730店舗、農林水産省のニッポンフードシフト公式WEBサイト等で連携プロジェクトを展開します。 「餃子から日本を考える。餃子の王将もニッポンフードシフト」 「ニッポンフードシフト」では、身近な「餃子」から日本の食をめぐる事情や課題について考えるきっかけを提供する情報発信「餃子から日本を考える。」を実施しています。昨年10月には、「餃子」を通して、日本の食のことを考え、気づきや想いが交わる語らいの場として、ニッポンフードシフト公式WEBサイト内に「餃子会議」特設サイトを公開しました。特設サイトでは、餃子界のレジェンド パラダイス山元氏考案の国産食材を活用したつけタレレシピ等を提案しています。主要食材は全て国産を使用している推進パートナーの「餃子の王将」とは、イベント「NIPPON FOOD SHIFT FES.宮城(2023年10月14日・15日)」及び「NIPPON FOOD SHIFT FES.広島(2023年10月28日・29日)」において、「餃子の王将」の餃子とパラダイス山元氏考案の御当地タレのセットをイベント限定で提供する官民協働での取組を行ってきました。この1月からは「餃子から日本を考える。餃子の王将もニッポンフードシフト」を本格始動します。 「餃子の王将」との連携プロジェクトの内容 「餃子の王将」では、餃子に使用する肉、キャベツ、ニラ、にんにく、生姜及び小麦粉の主要食材は、全て国産を使用しており、特ににんにくは青森県産、小麦粉は北海道産と産地にもこだわり提供されています。本活動を通じて、「餃子の王将」に来店されるお客様に向け、「餃子から日本を考える。」についての情報発信等を行うことで、日本の食や農をめぐる事情や課題について、ともに考えるきっかけづくりを目指します。 ニンニクと小麦 (1) 店頭におけるコラボレーションの実施1月12日(金曜日)から、「餃子の王将」の全国約730店舗にて、「餃子会議」に関するポスター掲出とサイト紹介のカードを配布します。 「餃子会議」ポスター (2) 国産餃子を支える生産者の紹介 1月11日(木曜日)から、「餃子会議」特設サイトにて、「餃子の王将」の餃子を支える生産者に焦点をあてたコンテンツ等を公開します。 公式サイト ニッポンフードシフトhttps://nippon-food-shift.maff.go.jp/ 餃子会議https://nippon-food-shift.maff.go.jp/gyoza/meeting/
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10年連続で過去最多となった不登校の子どもたちがカフェをオープン!社会で生きる力を身に付ける・フリースクールに通う不登校を経験した子どもたちが自ら店員になるカフェをオープンします
NPO法人ここ(事務所:大阪府吹田市)は、2023年10月26日(木)にフリースクールここ淡路校【ういるも】にて5回目の「かろーぐカフェ」をオープンします。店員は小学3年生から中学3年生の約10名の不登校を経験した子どもたちです。メニュー開発や広報などを1カ月間かけて準備し、当日はホール・ドリンカー・フード・レジ全てを子どもが担当します。 10年連続過去最多を更新し続ける不登校の子どもたちの背景は… 2022年度、増え続ける不登校の子どもたちは過去最多の約30万人となりました。当フリースクールに通う子たちは、いじめや貧困・発達障がいや精神疾患・虐待などが背景にあり学校に通いたくても通えなくなった子どもたちが多く、彼らの中には同級生や地域の方々の目が気になり外で遊ぶことが困難な子もおり、コロナ禍で休校措置となった3カ月は「もう無理や、家族を傷つけてしまう」「家にいるのは限界、なんとか助けてほしい」と悲痛な声を何度も聞いてきました。 中には、自らが不登校となったことで、否定され続け自己肯定感を失い、「私はダメな子なの?こんなにしんどいのに大人は誰もわかってくれない。死んだ方がマシだ」と直接電話で相談をしてくれた子もいました。2022年度の子どもの自殺も過去2番目の多さとなり予断を許さない状況が続く中、子どもと同じように保護者の社会的孤立の問題もあります。 これらの社会課題の解決のために、①保護者の方々の交流の場として②子どもたちの生きる力を育む場として③不登校への偏見や差別を無くす場として地域に根差すため、フリースクールの子どもたちがカフェをオープンします。 イベント名:かろーぐカフェ 開催日時:2023年10月26日(木) 開催場所:大阪府大阪市東淀川区菅原5-9-8(フリースクールここ淡路校【ういるも】1階カフェスペース 主催:NPO法人ここ NPO法人ここ (所在地:大阪府吹田市内本町1-19-7 代表者:三科元明) 不登校を経験した子どもたちが、行政の不登校支援機関(適応指導教室や教育支援センターなど)を卒業した後、高校を中退したりひきこもる現状を受け卒業生の居場所と不登校の子どもたちの学校外の学びの場が必要と感じ2008年に設立に至りました。現在は、小学1年生から高校3年生までの約60名が在籍しています。 事業内容:不登校児童生徒の学習支援・居場所支援・就労支援など。 吹田校【あまかり】、南吹田校【いどばた】、淡路校【ういるも】、阪急吹田校【おりまる】の4か所のフリースクールを運営 URL:https://npokoko.org
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自社所有の船で獲った鮮魚を最速で自社の飲食店や小売店へ!社有船の「辨天丸(べんてんまる)」がいよいよ本格始動、下田港より初漁へ出航。
株式会社SANKO MARKETING FOODSが所有する「辨天丸」が、2023年5月19日、下田港より初漁に向けて出港しました。自分たちで獲ったぴちぴちの鮮魚が、最速で当社の飲食店(「アカマル屋鮮魚店」他)や小売店(「サカナタベタイ MEGAドン・キホーテ本八幡店」)に並びます。漁師社は、生産者とともに歩む『産地活性化プラットフォーマー』を掲げ、課題解決に向けての後継者不足問題、魚食離れなど日本の水産業には多くの課題が横たわっています。SANKO MARKETING FOODSは、生産者とともに歩む『産地活性化プラットフォーマー』を掲げ、課題解決に向けて日本の漁業を生産者の目線を持ちながら、真摯に向き合っていきます。 水産の6次産業化プラットフォームに向けて 遂に出航のとき来たり。船の修繕や研修などの長い道のりを経て、本日午前3時に「辨天丸」が下田港より出航いたしました。今後、この漁船「辨天丸」で獲った魚が、当社の「アカマル屋鮮魚店」や「寿司酒場まるがまる」などの各飲食店舗、本八幡の鮮魚店「サカナタベタイ」に並びます。 「辨天丸」の操業は、一気通貫6次産業化に向けての当社の大きな起点となるとともに、他社が模倣しえないオンリーワンのビジネスモデルになります。 「6次産業=1次産業(漁業)x2次産業(加工)x3次産業(販売・サービス)」 1次産業に他の産業を掛け算して6次産業となっています。 「辨天丸」の初舵を握り、海へ繰り出す男たち この時期は、引き締まった銀色のボディ、縁起のいい‘初物’として知られる初ガツオが旬を迎えています。「辨天丸」の乗組員が一本釣りしてきたこの初ガツオが自社便で、当社の各飲食店のおすすめメニューや売場に並べられます。 今回の初出航を可能にしたのは、飲食事業が主軸であった当社に、産地とのご縁を結んでくださった沼津の鈴木信一氏と我入道漁業協同組合の皆様や下田の関係者のご尽力、そして辨天丸に参加してくれた乗組員のおかげです。当社はこのご縁を大切にし、水産の一気通貫、6次産業化プラットフォームで魚食文化を守り、日本の水産業の発展に貢献してまいります。 株式会社SANKO MARKETING FOODS 【ホームページ】https://www.sankofoods.com/ 【公式オンラインストア「ひとま」】https://hitoma-tuhan.com/ 【Twitter】https://twitter.com/sanko_mf/ 【Instagram】https://instagram.com/sankofoods_official/ 【Youtube】https://www.youtube.com/channel/UCa1U5luhOAUJ149VzlJya7A/ 【水産メディア「 CRAZY ABOUT FISHERY!」】https://crazyaboutfishery.com
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不登校の子どもたちにも、等しい教育の機会を。オンラインフリースクール「シンガク」を開校
近畿圏に学習塾150教室を展開する成基コミュニティグループが、不登校支援を本格化。 総合教育サービス企業グループの成基コミュニティグループの新規事業として、不登校児童・生徒のためのオンラインフリースクール「シンガク」を開校しました。4月には、不登校児童・生徒とその保護者のためのポータルサイト「ツナグバ」もリリースしており、社会課題となっている不登校について全面的なサポートを目指し運営をスタートしています。 ●オンラインフリースクール「シンガク」とは?シンガクでは、学校で学ぶ内容を中心に、オンラインで不登校の子ども達に教育の機会を提供していきます。 無学年式ICT教材「すらら」( https://surala.jp/ )の採用・メタバース教室の開校・出席扱い制度申請支援を行い、不登校の悩み解決を目指します。無学年式教材を活用した5科目中心学習では、お子さんのペースで必要な単元から学習を進めることができます。毎週の個別指導でお子さんの学習をコーチがサポートするため、わからないところの質問はもちろん、不登校であっても学習の遅れを取り戻すことができます。月曜日から金曜日まではメタバース教室を開校しており、学校以外の居場所を提供しています。教科学習だけではなく、道徳やキャリア教育など、学習指導要領を基に学校で学ぶ内容の学習も進めています。 その他には、マインクラフトやフォートナイトなど、ゲームを使って5教科学習(ブロックで漢字や化学式の作成・社会見学など)を行い、「楽しく学ぶ時間」も提供します。▼オンラインフリースクール「シンガク」公式サイトはこちらhttps://www.shingaku-fs.jp/ ●シンガク最大の特徴「出席扱い制度申請サポート」出席扱い制度とは、文部科学省によって定められた、小学生から中学生の不登校児童を対象とした、学校復帰の円滑化を目的として制定された制度です。自宅学習を学校と保護者で協議の上、「出席扱い」として認めてもらうことができます。出席扱い制度を活用することで、「お子さんの自己肯定感の醸成に繋がる」「内申点向上が見込める」「学校復帰の可能性が広がる」などのメリットがあります。令和以降、制度の利用者が急増しており、平成30年の286件から、令和3年には約40.3倍の11,541件まで増加しています。この制度について、「シンガク」の生徒に関しては、無料で申請をサポートいたします。▼出席扱い制度について詳しくはこちらhttps://www.shingaku-fs.jp/syuseki-seido 株式会社成基会社HP:https://www.seiki.co.jp/
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虐待を経験した70名が出演するドキュメンタリー が全編無料公開!自身も当事者の監督「ひとりでも多くの人に知ってもらいたい」
タイトルは“REALVOICE”。「虐待は大人になって終わりじゃない」「過去の自分は救えなくても、未来の子ども達へ繋げ日本を変えたい」という当事者たちの思い。 写真:完成披露上映会の様子。左からメインキャストの阿部紫桜、監督の山本昌子、主題歌を提供した加藤登紀子。 児童虐待を経験し、大人になった今も虐待の後遺症や生きづらさを抱える若者達の声を集めたドキュメンタリー映画”REALVOICE”(87分)が4月に完成しました。監督した山本昌子(30)は自身も虐待を経験した当事者であり「ひとりでも多くの人に知ってもらいたい」という強い思いから、公式サイトとYouTubeで全編無料公開しました。 4月12日に六本木で行われた完成披露上映会では約570人の観客が訪れ、上映後の舞台挨拶ではメインキャストの阿部紫桜(20)と監督した山本の挨拶の他、歌手の加藤登紀子が駆けつけ映画の主題歌として提供した楽曲「この手に抱きしめたい」を披露しました。 ※主題歌「この手にだきしめたい」を歌う加藤登紀子 企画・監督をした山本昌子は、実親からのネグレクトを受け保護され、生後4か月から19歳まで乳児院、児童養護施設、自立援 助ホームで育ちました。 現在は児童養護施設を退所した若者や親を頼ることができない若者の支援を行うボランティア団体「ACHAプロジェクト」の代表を勤めます。 日々たくさんの若者と接する中で、子どもの頃に虐待を受けたことで今も苦しんでいる若者達の現状を知った。「虐待は大人になって終わりじゃない」そう感じた山本は、ボランティア団体を通して繋がりのある全国各地の若者たちのリアルな声をカメラに収め、映画を制作するに至りました。 ※映画について語る監督の山本昌子 ※左から 映画について語る山本昌子、阿部紫桜 <ドキュメンタリー映画「REALVOICE」(87分)> 物語は大きく3つのパートが同時進行する。 虐待環境で育った経験のある全国各地の当事者が出演し、それぞれの思いを語るショートメッセージ。 貧困と虐待の子ども時代を生き抜いた女性が自身の半生を語るロングインタビュー。 子ども時代に虐待で保護され児童心理施設で育った経験を持つ20歳を迎えた大学生が、日常生活の中で自分を虐待した親と向き合う葛藤に密着した物語。 虐待を経験した若者たち、それぞれの思いと生の声をフィルムに刻んだ。 主題歌は加藤登紀子「この手に抱きしめたい」、挿入歌は一青窈「耳をすます」。ミュージシャンの二人は映画のコンセプトに共感し、楽曲を無償提供した。 ◆映画の感想 完成披露上映会に参加した NPO法人「あなたのいばしょ」理事長 大空幸星は映画の感想を寄せています。 ”これは社会的養護出身のこども若者たちを描いた「リアル」な映画です。映画の中で描かれている当事者たちの声はどれも重い。社会の理不尽を浴び続け、自らの状況を達観しているからこそ紡ぎ出される重い言葉。大人たちの綺麗事など通用するはずがありません。社会の制度や法律など高尚な議論の前に、この「リアル」を多くの人に知ってほしいと思います。山本監督により、現代に生きる社会的養護のこども若者たちが置かれた現状が具に描かれています。教育関係者・福祉関係者のみならず、こども若者に関わる全ての人に観てほしい。ここには嘘偽りのない「リアル」があります。” ※写真左 NPO法人「あなたのいばしょ」理事長 大空幸星 ◆”全編無料公開”のポリシー ひとりでも多くの観客に作品を届けたいという思いから、映画“REALVOICE” は同日20時に公式サイトから全編無料公開され、その後YouTubeでも視聴可能となった。 企画のスタート段階よりクラウドファンディングで製作資金を集め、出演者やスタッフも全てボランティアで作られた作品である。多くの人に虐待の現状を知ってもい、当事者の声を届ける事を優先し無料公開に拘った。そのため、今後の上映イベントなども可能な限り無料で行う予定となっている。 <作品情報> タイトル:REALVOICE 完成日:2023年4月1日 尺:87分40秒 企画・監督:山本昌子 監督補・撮影補・編集:西坂來人 音楽:加藤登紀子、一青窈 出演:阿部紫桜、山本あや、他 制作:ACHAプロジェクト 視聴方法 オフィシャルサイトから:https://real-voice.studio.site/ YouTubeから:https://youtu.be/R8LhlmtvBMs 予告編 メインビジュアルとポスター 本編(87分)