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防災意識が高まる今、元自衛隊芸人トッカグンを招き防災ワークショップを震災伝承館「南三陸311メモリアル」にて開催
“実践できる防災”をキーワードに、災害時の避難シュミレーションや防災グッズを紹介 東日本大震災の発生日を2日後に控える2024年3月9日(土)に、南三陸町の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」 は、東日本大震災を経験した地をフィールドにして、防災ワークショップ を開催します。 今回のワークショップは町内出身の自衛隊芸人兼YouTuberのトッカグンをゲストに迎え、 “実践できる防災”をキーワードに、「南三陸311メモリアル」のラーニングプログラムや災害時の避難シミュレーション、防災グッズの紹介などを行います。 ・イベント実施趣旨 この度の令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災された方々が、一刻も早く普段の生活に戻れることを心よりお祈り申し上げます。 今回の地震により、防災への不安を抱えながら生活している人が増えてきている今、東日本大震災を経験した南三陸町の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」として出来ることは何かを考え、今回、町内出身の元自衛隊芸人トッカグンをゲストに迎え、防災ワークショップを開催する運びとなりました。 日本では近い将来、南海トラフ地震、首都直下地震などの大規模地震の可能性も示唆されています。今回の体験型の防災ワークショップを通して、皆様に”防災”や"減災"の大切さを身近に感じてもらいたいと考えています。 ・イベント詳細 当ワークショップでは、 “すぐに実践できる防災”をテーマに、周囲の人との対話で災害時の対応を考える「南三陸311メモリアル」のラーニングプログラムや災害時の避難シミュレーション、元自衛官が選ぶ防災グッズの紹介などを行います。 日時:2024年3月9日(土) 14:00~16:00 (会場受付:13:45〜) 場所:南三陸町震災伝承施設「南三陸311メモリアル」及び実際の指定避難所になっている南三陸高校までのフィールド 参加費:大人3000円、小中高校生2000円 ※参加費の一部を「令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付させていただきます。 申し込み:https://forms.gle/vKBAvBnzdMsTDb2C7 コンテンツ①:ラーニングプログラム 南三陸で東日本大震災を経験した住民の証言映像をご覧いただき、「もし自分がそこにいたら、どう考えどのような行動をするか」をまわりの人と対話しながら考えていきます。 南三陸町民の経験を聞いた後に防災に関する問いかけについて考える参加者たち コンテンツ②避難経路の確認 災害発生時の指定避難所である南三陸高校まで歩き、実際の避難経路を確認していきます。 コンテンツ③自衛隊芸人兼YouTuberトッカグンによる防災グッズの紹介 自衛隊芸人兼Youtuberトッカグンによる、防災グッズのアイテム紹介および使い方をレクチャーしていきます。 防災グッズを紹介するトッカグン 元自衛隊芸人トッカグン(小野寺 耕平さん)コメント 私の故郷である東北の小さなこの町が全国的に知られるきっかけになったのは、東日本大震災。残念ながら嬉しい注目のされ方ではありませんでした。 まもなく震災から13年。被災地だからこそ私達は防災について伝えていく使命があり、今回このように直接皆さんにお伝えする機会を頂きました。 多くの方にこのイベントに来て・見て・考えてほしい! 防災について『知る』だけではなく『行動する』に変えていきましょう!! <プロフィール>吉本興業所属。東京NSC12期生。2008年4月20日コンビ結成、その後解散。「元自衛隊芸人」「サバイバル芸人」として活動中。2014年よりYouTubeチャンネル『トッカグンの東京サバイバル』を開設し、自衛隊入隊当時の体験談や、サバイバル術、アウトドア、防災食や各国軍隊のレーション(戦闘糧食)の試食、その他自衛隊関連の動画を配信している。現在のチャンネル登録者数は約32.4万人。ソロユニット名の「トッカグン」は自衛隊時代に所属していた部隊「特科群」から。 イベント中には、特別展示「あの日 あの時の 工夫と知恵」を開催 南三陸311メモリアルでは、避難所や仮設住宅での避難生活の中で、多様なトラブルや困り事に次々と行き当たる度にさまざまな工夫や知恵をひねり出して乗り越えた事例の数々を展示し、情報発信することで少しでも能登半島地震での被災地のお役に立ちたいと考えます。東日本大震災を経験した南三陸町民だからこそ伝えられる工夫や知恵を紹介します。 詳しくは南三陸311メモリアル公式サイトhttps://m311m.jp/をご覧ください。 【展示概要】 ●会期:2024年1月31日(水)~4月1日(月) ●場所:南三陸311メモリアル(みんなの広場) 南三陸町の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」とは 南三陸311メモリアルは、防災・減災について自分ごととして考えるためのプログラムを提供する震災伝承ラーニング施設です。延面積593.12㎡とコンパクトな施設ですが、住民たちの体験や思いに触れることができる展示やプログラムを備えています。自然災害から命を守るために大切なことは何かを問い続けることが、本施設のミッションです。 問い合わせ先(一般社団法人南三陸町観光協会): 所在地:〒986-0752 宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地1 電話:0226-28-9215 公式サイト:https://m311m.jp/
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【埼玉県飯能市】奥武蔵の新春の風物詩 奥むさし駅伝競走大会を1月28日に開催
埼玉県飯能市では、第22回奥むさし駅伝競走大会を令和6年1月28日(日)に開催します。高校生、大学生、社会人など約180チームが、午前9時にJR八高線・西武池袋線東飯能駅西口をスタートし、西武秩父線西吾野駅前を折り返し、ゴールの飯能銀座通りまでの6区間38.8kmで競います。開催に伴い、国道299号(正丸トンネルから飯能市街まで)などで、午前8時30分から交通規制を実施しますのでご協力をお願いします。 第22回奥むさし駅伝競走大会の開催について https://www.city.hanno.lg.jp/kanko_bunka_sports/sports/sportstaikai_event/1/8737.html 第22回奥むさし駅伝競走大会には、昨年末に京都市で開催された全国高校駅伝出場チーム、元日に群馬県で開催されたニューイヤー駅伝出場チーム、地元の駿河台大学など今月2日・3日に開催された箱根駅伝出場チームも出場します。 開催期日 令和6年1月28日(日)9:00スタート ※雨天決行 コース(38.8km) 東飯能駅西口前(スタート) ─ 西吾野駅前(折り返し) ─ 飯能銀座通り(ゴール) 第1区 東飯能駅(東飯能駅西口) ~東吾野駅(東吾野駅入口) 9.9km 第2区 東吾野駅(東吾野駅入口) ~吾野駅(法光寺山門前) 5.5km 第3区 吾野駅(法光寺山門前) ~西吾野駅(西吾野駅入口) 折り返し 4.3km 第4区 西吾野駅(西吾野駅入口) ~吾野駅(奥武蔵中学校下) 4.5km 第5区 吾野駅(奥武蔵中学校下) ~東吾野駅(東吾野駅入口) 5.2km 第6区 東吾野駅(東吾野駅入口) ~飯能銀座通り(きもの処かきぬま前)9.4km 出場チーム数 高校の部 62チーム 一般の部 122チーム 【交通規制の概要】 以下の区間、時間に交通規制を実施します。 規制区間 東飯能駅西口~正丸トンネル 規制時間 8:00~12:30 交通規制図 奥むさし駅伝競走大会について 奥むさし駅伝競走大会は、昭和27年(1952年)から平成11年(1999年)まで「奥武蔵駅伝競走大会」として48回開催されましたが、この間の交通事情の大きな変化により半世紀近くに渡る歴史に幕を閉じました。 現在の「奥むさし駅伝競走大会」は、交通事情に配慮した見直しを行い平成15年(2003年)に新たにスタートした大会で、多くの方々のご理解・ご協力により開催されています。 昭和37年の大会の様子
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琵琶湖を望む水田地で育む「東近江キャベツ」の生産者と取り組み 3 年目地元・東近江市民が自慢したくなる商品へ
~生産者の課題に寄り添う「地域と旬」事業を通じて開発した『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』を 1 月 15 日(月)から発売~ 無添加調理※で商品作りを進めている石井食品株式会社は、2021 年より滋賀県東近江市の琵琶湖を望む豊かな水田地を活かし栽培された「東近江キャベツ」を使った商品開発を生産者と取り組みは 3 年目を迎え、地元・東近江市民が自慢したくなるような商品になるべく、地元・東近江市から「東近江キャベツ」の魅力を伝えていき、生産者が持続可能な生産を行えるように認知向上と消費増加を目指しています。この取り組みにより開発された『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』を 2024 年 1 月 15 日(月)より販売を開始しました。 ※当社での製造過程においては、食品添加物を使用しておりません。 『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』 商品詳細ページ: https://shop.directishii.net/shop/g/g8210402/ 「東近江キャベツ」生産者のみなさま 「東近江キャベツ」生産者の課題と想い 琵琶湖の東岸に位置する滋賀県東近江市五個荘地区は歴史的な街並みが広がり、農業が盛んな地域です。この地域では、近江米を作る栄養豊富な水田を活用した高収益作物(園芸品目)の栽培 を行っており、高品質で甘さがきゅっと詰まった「東近江キャベツ」の生産が行われています。特に寒さが厳しく雪深い地域で栽培される「東近江キャベツ」はキャベツ自身が凍らないように糖を貯め込むため、キャベツの芯に近いほど甘みが増します。 「東近江キャベツ」収穫の様子 しかし、生産者さんは「今夏の猛暑による水不足や暖冬などの影響で安定した収益確保が難しい。」という課 題を抱えています。このような天候や昨今の物価高騰の影響を受けながらも、生産者さんは高品質でおいしい 「東近江キャベツ」を生産するため、日々愛情を込めて栽培の試行錯誤と研究を続けています。生産者さんから は「地元・東近江市民から東近江キャベツを知り、ファンになってもらうことで農業を身近に考えてもらうきっかけにしたい」とのお声があり、今後も生産者と石井食品が手を取り、地元・東近江市から「東近江キャベツ」の魅力を 伝えていき、持続可能な生産を行うためにも農地を守る活動へも尽力してまいります。 「東近江キャベツ」生産者とともに歩む石井食品の「地域と旬」事業 石井食品は 2026 年までの中期経営計画で掲げた「地域と旬」事業を通じて、国産の地域食材に焦点を当て、その地域特有の方法や味付けで調理し、生産者さんと協力した商品開発に取り組んでいます。商品を通じて生産者さんや産地、食材の「ファン」を増やし、生産量の増加や地域の雇用増加に貢献することを目指しております。また、商品に対する消費者の声を直接生産者のみなさまにフィードバックすることで持続的に良質な食材を作り、発展していける循環型ビジネスモデルを構築してまいります。生産者さんと石井食品がつながることにより、市場の価格変動に左右されず、収穫時期ごとに適正価格での仕入れを行うことができる持続可能な生産の実現に取り組んでおります。この度は、旬の時期にしかお届けできない『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ甘辛みそソース』をお客様にお届けすることで、東近江市や東近江キャベツの認知向上と消費増加につながる活動を強化してまいります。 地域食材プロデュースによる価値循環モデル(石井食品 2022 年度-2026 年度中期経営計画より) 『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』製造のこだわり 「東近江キャベツ」ならではの味や特長を活かすため、生産者さんとともに商品開発に取り組んでいます。1~3 月の旬の時期は特にキャベツ自身が寒さから身を守るため、芯まで糖分をため込み甘くなります。そのため、一番 甘みがあるキャベツの”芯”まで余すことなく使用しています。さらに「東近江キャベツ」の甘みと旨味を引き出すために、”炒める”ひと手間を加えて、最大限「東近江キャベツ」の良さを引き立てるハンバーグに仕上げました。 「東近江キャベツ」の甘さと旨味を引き出す”炒め”工程 『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』の盛り付けイメージ また、ソースは「農作業の後でもごはんが進むような味付けに」という生産者さんからのアドバイスがあり、しっかりとした味わいの甘辛みそ味に仕上げています。ソースの隠し味には地元の丸中醤油を使用し、さらなるコクをプラスしました。今後、『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ 甘辛みそソース』の販売を通じて「東近江のキャベツ」の魅力を伝え、食べていただく機会を増やしていきたいと考えております。そのためにもまずは、未来を紡ぐ地元・東近江市の子どもたちの食に貢献できるよう学校給食の導入を目指してまいります。 商品詳細 石井食品公式 無添加調理専門店「イシイのオンラインストア( https://shop.directishii.net/ )」では、『滋賀東近江のキャベツを使ったハンバーグ甘辛みそソース』の先行予約販売を開始しております。 (内容) ・5 袋:(1,080 円税込・送料別) https://shop.directishii.net/shop/g/g8210402/ ・12 袋:(3,700 円税込・ 送料無料) https://shop.directishii.net/shop/g/g8210403/ 【石井食品について】 1946 年千葉県船橋市にて佃煮製造を開始し、真空包装品・煮豆小袋を発売。その後 1970 年には業界初の調理済みハンバーグ 『チキンハンバーグ』 を発売。1974 年には 『イシイのおべんとクン ミートボール』でおなじみの「ミートボール」を発売。素材本来の美味しさを最大限に引き出すため、「無添加調理※」に取り組んでおり、味や色そして食感など素材のもつ本来の力を生かす調理と技術・本物の美味しさの追究を行っています。※当社での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。 (会社概要) ■名称:石井食品株式会社 ■所在地 :〒273-8601 千葉県船橋市本町 2-7-17 ■代表者 :代表取締役社長執行役員 石井智康 ■設立 :1945 年(昭和 20 年)5 月 ■資本金 :9 億 1,960 万円 (関連リンク) ■石井食品公式ホームページ...
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国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル着工・「日本橋に森をつくる」 “終わらない森”創りを通じた持続可能な社会の実現に貢献
三井不動産グループは、「&」マークに象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、グループビジョンに「&EARTH」を掲げ、社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献しています。この保全活動の一環として、北海道に約5,000ha(東京ドーム約1,063個分)の森林を保有しており、「植える→育てる→使う」のサイクルをまわし続けながら、持続可能な森林経営による“終わらない森”創り(※2)に取り組んでいます。 本計画は、この“終わらない森”創りのサイクルの実践に向けて、三井不動産グループとして初となる木造賃貸オフィスビルを実現するものです。伐採適期を迎えて計画的に伐採した木材および森のメンテナンスのために間伐した木材の活用が日本の林業の課題となる中、本計画においては、三井不動産グループの保有林約100㎥を含む、1,100㎥超の国産材を構造材として使用し、仕上げ材・内装としても積極的に保有林の木材を活用いたします。再生可能な循環資源である木材を利用した、国内最大級の木造建築物への挑戦を通じて、森林資源と地域経済の持続可能な好循環への貢献を目指します。 三井不動産グループの“終わらない森”創り 北海道赤井川村の保有林 ◆本計画の特徴 1.国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル 本計画は、国内最大・最高層となる地上18階建・高さ84m・延床面積約28,000㎡の木造賃貸オフィスビルを建設するもので、使用する木材量は国内最大級の1,100㎥ 超、CO₂固定量は約800t-CO₂を見込んでおります。同規模の一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分において、建築時のCO₂排出量約30%の削減効果(※1)を想定しています。 また、三井不動産と株式会社日建設計で作成したマニュアルをベースに、不動産協会によって策定された「建設時GHG排出量算出マニュアル」(※3)を適用してCO₂ 排出量を把握する、初のオフィスビル物件となります。 西側低層部外観 完成予想パース (1)国内初適用となる木造・耐火技術の導入 ハイブリッド木造建築物の実現にあたっては、竹中工務店が開発し大臣認定を取得した耐火・木造技術等を導入し、主要な構造部材に木材を活用いたします。なお、本計画はこうした普及拡大段階の木造化技術を活用したプロジェクトとして、令和5年度国土交通省「優良木造建築物等整備推進事業」に採択されています。 ・3時間耐火集成材「燃エンウッド」(※4) ・鉄骨の耐火被覆に木材を用いる「KiPLUS TAIKA for CFT」、「KiPLUS TAIKA for BEAM」(※4、5) ・CLTを用いた耐震壁・制震壁(※6) 構造概要 (2)木造オフィスビルだからこそ実現できる「行きたくなるオフィス」 構造材のみならず、内装・仕上げ材にも木材を積極的に活用し、木ならではのやすらぎとぬくもりを五感で感じられる木造オフィスビルを実現します。 エントランスホールは上質な吹き抜け空間とし、壁には三井不動産グループの保有林の木材を使用、天井には三井ホーム株式会社が保有する木接合技術(※7)を活用します。また、事務所専有部においては木の構造部材に触れることができる現しとし、働きながら木に触れ、香りを感じられるオフィス環境を創出します。 オフィス専有部 イメージパース オフィス空間の木質化については、人は自然とのつながりを感じたいものである、という考えのもとで設計を進める「バイオフィリックデザイン」が着目されてきました。特にオフィスワーカーの生産性向上等の効果が期待されており、内装の木質化と集中力向上やストレス低減の繋がりに関する調査(※8)も進められています。 耐火・木造技術 現在、三井不動産と東京大学による産学協創「三井不動産東大ラボ」の共同研究の一環として、農学生命科学研究科生物材料科学専攻の恒次祐子教授とともに、木質空間が身体にどのような影響を与えるかを科学的に証明する実証研究を推進しており、本計画においても今後連携を進め、木造オフィスビルならではの働きやすさ・過ごしやすさを追求してまいります。 〈東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 恒次祐子教授によるコメント〉 専門分野は木質環境学。木材や、木材を用いた空間が人に与える影響、木材利用による地球環境保全効果の定量的な評価などを研究。 『木材の見た目、香り、手触りには、血圧や心拍数を低下させるなど、リラックス効果があることが分かりつつあり、そのような木材や自然が持つ力を活かすための「バイオフィリックデザイン」が注目されています。現代人は1日の90%以上を屋内で過ごすという調査結果もあり、建築や室内にどのように自然の要素を取り入れるかは重要な課題です。 木の空間が短期的、長期的に私たちに与える影響については、「現場」と「研究」とが両輪となって検証していくことが大切です。本計画により今後利用者の評価や経営上のメリットなどの現場側から情報が得られれば、仮説検証が進み、木の潜在的な効果や木材の価値が掘り起こされるなど、大きな意義があるものと期待しています。』 オフィス専有部 イメージパース (3)国内有数のライフサイエンス・ビジネスエリア日本橋において三井不動産初となる、都心型のラボ&オフィス 本計画の一部フロアには、日本橋においては三井不動産初となる、都心型の賃貸ラボ&オフィス「三井リンクラボ」(※9)の整備を予定しております。これまで三井不動産はアカデミアなどの有志とともに、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワークジャパン(以下「LINK-J」)を2016年に立ち上げ、会員数が761(2023年12月末時点)となる盛況なコミュニティを確立してまいりました。本計画では、LINK-Jの活動の中心地でもある日本橋において、ライフサイエンス分野の企業を中心に、希少性の高い本格的な研究環境を整備いたします。 三井リンクラボ新木場2(参考) 2.都心における新たな緑の拠点の創出 (1)生物多様性の保全につながる、緑豊かな植栽計画 本計画は、「日本橋に森をつくる」のコンセプトのもと、日本橋における新たな緑の拠点として約480㎡の緑地を整備し、オフィスワーカーや来館者、周辺住民の方が自然を身近に感じられる緑豊かな歩行空間を創出いたします。樹種の選定にあたっては、地域の景観との調和を意識しながら、蝶などのいきものが都心にも生息しやすい生物多様性に配慮した環境づくりを推進します。 こうした取り組みを通して、都心のなかでも自然を感じられる植栽計画とし、「いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)」(※10)の取得を目指します。 東側公開空地 完成予想パース 北側低層部外観 完成予想パース (2)新技術を導入した、屋上緑化の取り組み 本計画の屋上には、有機質肥料を用いた最先端の水耕栽培システムおよび空調設備の省エネ効果が期待される室外機芋緑化システムを導入する予定です。 水耕栽培システムには、NewSpace株式会社が開発した技術(※11)を導入し、環境にやさしいオーガニック農法を実現いたします。従来の水耕栽培は多くが化学肥料を使用する一方、無化学肥料・無農薬の栽培を行うことにより、都心部において環境負荷の少ない生産システムに挑戦してまいります。なお、有機質肥料を用いた屋上水耕栽培システムの整備は、オフィスビルにおいて国内初となります。 有機質肥料を用いた水耕栽培システム(イメージ) 提供:NewSpace株式会社 室外機芋緑化システム(※12)は、屋上に設置された室外機の周りで芋を栽培し、繁茂した葉の蒸散作用と日陰により周辺の温度を下げることで、消費電力の低減を図る仕組みです。本計画への適用は、三井不動産グループとして初めての導入であり、脱炭素社会に向けた取り組みの一つとして実施してまいります。 屋上における室外機芋緑化システム(イメージ) 提供:住友商事株式会社 3.最先端の技術・製品を取り入れた、次世代の環境配慮型オフィスビル 本計画では、持続可能な社会の実現に向けて、今後不動産業界全体での活用が期待されるさまざまな新技術・新製品を積極的に取り入れるとともに、建築廃材やリサイクル材の積極的な活用に取り組みます。 (1)フィルム型ペロブスカイト太陽電池に関する実証実験 本計画では、東芝エネルギーシステムズ株式会社と連携し、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実装・システム構築を行います。 フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、フィルム基板上に印刷技術を用いて作製できることから、軽量・フレキシブルな次世代の太陽電池として注目されています。本計画での実証実験結果は、今後の本格展開に向けて活用される予定であり、都心のオフィスビルを含め、従来型の太陽電池では困難だった新たな用途への適用に貢献することを目指します。 フィルム型ペロブスカイト太陽電池(イメージ) 提供:東芝エネルギーシステムズ株式会社 (2)CO₂を食べる自動販売機の設置 本計画の共用部には、アサヒ飲料株式会社の「CO₂を食べる自販機」を新築のオフィスビルとして初めて設置する予定です。 本製品は庫内にCO₂を吸収する鉱業副産物を使用した特殊材を搭載しており、設置するだけで大気中のCO₂を吸収する国内初の自動販売機です。1台当たりのCO₂年間吸収量は稼働電力由来のCO₂排出量の最大20%を見込んでおり、スギ(林齢56-60年想定)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当します。今後のさらなる設置拡大により、脱炭素社会の実現への貢献が期待されています。 CO₂を食べる自販機(イメージ) 提供:アサヒ飲料株式会社 (3)建築廃材のアップサイクル 本計画は、竹中工務店の「建築廃材のアップサイクル(※13)」の取り組みのモデルプロジェクトとなります。既存建物の解体工事で発生する廃材や新築工事で発生する端材を建物の一部や什器などにアップサイクルすることで、オフィスビルにおける新たな価値を提供し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組んでまいります。 〈アップサイクル例〉 アップサイクル品については、今後の検討により変更となる可能性があります。 樹木を利用したベンチ(参考) 提供:竹中工務店 コンクリートガラでつくった石垣(参考) 提供:株式会社On-Co (4)環境に配慮した製品の採用 本計画では、建築資材や内装においても環境に配慮した製品を積極的に採用してまいります。...
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空き家をリノベーションして町をカソカから守る救世主が登場! 暮らしの中の半分に芸術を取り入れるコンセプトの半芸ハウスは、海外の方に人気です。
宮城県七ヶ宿町では、住まなくなってしまった空き家が約200棟余りあり、深刻な問題です。そんな中、空き家を購入して芸術家とコラボレートし、リノベーションしたゲストハウスを運営する救世主が現れました。 空き家をリノベーションして外国人に人気のアートなゲストハウスに 七ヶ宿町の山形県寄りにある湯原地区。そこに築約50年の民家をリノベーションし、ゲストハウスに生まれ変わらせたナナイロレンジャーリノベピンクがいます。コンセプトは「半芸(はんげい):生活の半分の芸術という意味を込めており、生活のために必要な仕事の他に、半分で好きな芸術に関わる活動も続けることができる場所にしたい」と語るのは建築士で一児の母の北城みどりさん。改修に必要な資金もFor Goodというクラウドファンディングで100万円を越える資金調達に成功し、半芸ハウスをOPENされました。七ヶ宿町には芸術に関わる仕事や特技を持つ移住者も多いので、改修中からその方々に関わってもらったり、月1でワークショップを開催しているそうです。 またここはアーティスト滞在型の制作拠点でもあります。「様々なものづくりや国内に限らず、表現をしているアーティストを呼べる場所があれば、人口の少ない町で子育てしながらも、子どもたちが多様な感性に触れ合えるきっかけをつくれるのではないかと思っています。」現在はゲストハウスとして日本のみならず、海外の宿泊客にも大人気となっているペットと同伴で泊まれる宿、半芸ハウスに皆さんも遊びに行ってみませんか? 【お問い合わせ・申し込み】 半芸ハウス https://www.chillnn.com/1889e0930ea348 半芸ハウスInstagramhttps://www.instagram.com/hangei_house/ 七ヶ宿町では、ナナイロレンジャーの隊員を募集中!もしかしたら、自分のチカラが役に立つかもと思われた方は、私たちと一緒に七ヶ宿町の未来を守りましょう!七ヶ宿を守りたい!と思った方、現在七ヶ宿町役場では、地域おこし協力隊(芸術の里づくり活動・まちづくり活動・土産品開発活動)、町職員(保健師/保育士)を募集しています。 その他、町内には林業や介護職、製造業などの求人がありますので 七ヶ宿くらし研究所にご相談ください。 自然豊かな七ヶ宿町をカソカ(過疎化)から守るべく、 移住であなたのやりたいを実現しませんか。 応募について詳しくは ▶︎ https://town.shichikashuku.miyagi.jp/info/ 【お問い合わせ先】 地域おこし協力隊 七ヶ宿町役場 ふるさと振興課 TEL 0224-37-2194 保健師/保育士 七ヶ宿町役場 総務課 TEL 0224-37-2111 無料職業紹介所 七ヶ宿くらし研究所 TEL 0224-26-6933 大人気のしちかしゅくティラノサウルスレースが今年も開催! しちかしゅくティラノサウルスレース冬の陣参加者募集 昨年、七ヶ宿ダム公園で宮城県内初の「ティラノサウルスレース」を実施し沢山の方に参加、観覧いただきました。今年は冬の陣として七ヶ宿スキー場を会場に実施予定! 大人も子どもも楽しめるこのレースに必要なのはティラノサウルスの着ぐるみのみ! 日 時:令和6年3月2日(土)10時~ 場 所:七ヶ宿スキー場(七ヶ宿町字侭ノ上129) 参加料:一人1,000円 その他:着ぐるみのレンタルはございませんのでご持参ください。 ※雪不足等により中止となる場合がございます。 申 込:専用フォームでの申込になりますので、詳しくは七ヶ宿町観光サイト (https://town.shichikashuku.miyagi.jp/sightseeing/)またはInstagram (https://www.instagram.com/shichikashuku_tta_official/)をご確認ください。 真冬の七ヶ宿生活体験 令和6年1月6日~3月中旬までの週末の2日間、七ヶ宿町への移住を検討している方向けの生活体験。 単身者・子育て世帯など家族構成は問わず、最大4名まで。 1泊2日の生活体験会では 真冬の町内の雪事情を直接知ることができるほか、雪上での運転、除雪機体験など実務に役立つ体験から囲炉裏体験、かまくら体験など楽しむ体験も用意しています。 宿泊場所:町内にあるお試し住宅 参加費用:¥4,000(人数に係わらず一律料金となります) タイムスケジュール(参考) 1日目(土曜日)13:00 七ヶ宿くらし研究所に集合~オリエンテーション~移住相談除雪体験・囲炉裏体験・かまくら体験など17:00 お試し住宅へ移動~宿泊 2日目(日曜日)AM自由行動~14:00 くらし研究所に集合~アンケート~解散 ※スケジュールは天候事情によって変更あり 申込・お問い合わせは七ヶ宿くらし研究所のHPをご覧ください。 https://shichikashuku-miyagi.co.jp/ 企業版ふるさと納税募集中! 七ヶ宿町では令和5年10月より企業版ふるさと納税の受け付けを開始しました。 宮城県内で人口が一番少ない1,200人の小さな田舎町ですが、移住定住に力を入れて9年目。 少しずつではありますが移住者も増え、町民の1割が移住者となりました。小さいお子さんも増えており「子育て支援」「移住定住」に更に力を入れていきたいと思います! 「小さくても持続可能なまちづくり~豊かさと幸せを実感できる住み心地100点のまち~」のため七ヶ宿を応援してくださる企業様を募集中です。 ●寄附対象事業 1.働く場所を確保し、安定した雇用を創出する事業 小さな町なので都会のように職種は多くありません。町の入口にある道の駅から町内への人の流れを促すため、キャンプ場や旧小学校を改修した宿泊施設、図書館とカフェが併設した交流施設などの整備を行ってきました。その他、清流を活かしたブランド米「源流米」やそばの栽培も行っています。 ・道の駅・ダム周辺を拠点とした経済循環 ・地域資源を活用した特産品の開発と地域の活性化 ・森林再生による新事業の創出 等 【七ヶ宿源流米】 【七ヶ宿ダム】 2.七ヶ宿町への移住・定住の流れをつくる事業 平成27年度から力を入れ始めた移住定住施策により、毎年30人を超えるIターン・Uターンの移住者がいます。人口約1,200人に対し1割程度が移住者で、特に自然の中で子育てをしたいという子育て世代が増えています。情報発信に力を入れ、更に町の魅力をPRしていきます。 ・移住・定住センター事業の推進 ・交流人口・関係人口・移住人口の拡大 ・七ヶ宿自然文化の再発見と活用 等 【田植え体験】 ...
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「キングス×沖縄市ホームタウンドリームプロジェクト」沖縄市内児童センターに通う子どもたちとキングスグッズを製作
琉球ゴールデンキングスは、子どもたちの夢と成長を応援する「キングス×沖縄市 ホームタウンドリームプロジェクト」の一環として、沖縄市内児童センターに通う子どもたちとともにキングスグッズを製作し、販売します。今回製作したオリジナルグッズの売上の全額を沖縄市へ寄付し、「沖縄市児童館における居場所環境設備」に活用いただく予定です。 本プロジェクトは、未来を担う子どもたちへ夢を持つきっかけづくりや、夢に向かって挑戦することの大切さを伝え、子どもたちの夢を育むことを目的としています。 これまでに、本場アメリカのプロスポーツ文化を体験する「ドリームスタディツアー」や、キングスの選手やマスコット・ゴーディーと一緒に楽しく勉強ができる「ドリームスタディードリル」の配布を実施して参りました。 今回は、宮里児童センターの協力のもと実施した、子どもたちと夢や興味があることを話しあう「キングスこども会議」をきっかけに、イラスト制作を得意とする中学生3名がキングスグッズ製作に、動画クリエイターを目指す高校生1名がグッズ告知動画の制作に参加しました。 オリジナルのキングスグッズを製作するにあたり、生徒が自ら周りの大人へアンケート調査を実施し、「沖縄市」や「琉球ゴールデンキングス」をテーマとしたデザインを考案し、実際にキングスの職員と商品開発会議を重ねて2つのアイテムを製作しました。 製作したオリジナルグッズは、1月20日(土)、21日(日)宇都宮ブレックス戦のEnjoy Okinawa City Dayより沖縄アリーナ1Fアリーナショップで販売します。今回プロジェクトに参加した中学生3名が実際にアリーナショップに立ち、お客様を接客する体験を行います。また、高校生が制作した動画を場内ビジョンにて掲出し、オリジナルグッズをPRします。 1月20日(土)の試合終了後には、本プロジェクトに参加した学生たちがコート上で沖縄市の桑江朝千夫市長やお客様に向けた成果発表も予定しています。 ▽オリジナルグッズを製作した中学生3名 左から、中山美鈴夏さん(宮里中2年)、知念麗愛さん(宮里中1年)、中山聖鈴葉さん(宮里中1年) キングスは、今後も「沖縄をもっと元気に!」の活動理念のもと、沖縄市や地域の皆さまと協力し、未来を担う子どもたちが夢を実現する機会や学びの場所を提供する「ホームタウンドリームプロジェクト」を様々な形で継続して参ります。 ■共同製作キングスグッズ詳細 販売日時:1月20日(土) 10:00〜 販売場所:沖縄アリーナ1Fアリーナグッズショップ アイテム: ・トートバッグ 価格:¥2,000(税込) ・キーホルダー 価格:¥500(税込) ■1月20日(土),21日(日)宇都宮戦はEnjoy Okinawa City Day! 沖縄アリーナ内だけではなく、レフ沖縄アリーナbyベッセルホテルズやキングス商店街など沖縄市各所でキングスとのコラボレーションイベントを実施予定です。キングスのホームゲームと合わせて、試合前や試合後にもご家族、ご友人とご一緒に、沖縄市を一日中お楽しみください。 ▽チケット・試合情報はこちら https://goldenkings.jp/lp/game_20240120_20240121/
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