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ARミライナビ基山プロジェクト授業レポート!高校生がARを通して佐賀県基山町の未来を創る!探究学習を通したAR作品の制作で商店の課題解決に挑む
未来社会を生き抜く力の育成に力を入れる学校法⼈東明館学園 東明館中学校・⾼等学校(佐賀県三養基郡基山町)、誰でも簡単にノーコードでARが作成できるサービス「palanAR(パラナル)」を提供する株式会社palan、フリーランスによる地方創生プロジェクトを手掛ける株式会社JICU(ジク)による、高校生たちによるAR技術を活用したまちおこしプロジェクトであるARミライナビ基山のオリエンテーションから第2回までの授業レポートをお届けします。 ARミライナビ基山とは 東明館高等学校の探究ハウス1年生が授業の一環として、2024年1月~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材し、その特徴や魅力を活かしたAR※コンテンツを作品として制作し、3月中旬に基山町と合同での発表会を行います。 ローンチ後、観光客や利用客はアプリをインストールすることなく、各店舗に設置されたQRコードからそのままAR作品にアクセスすることができるようになります。スマートフォンからお店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が拡張現実(AR)として付加したストーリーや情報を楽しめます。これにより、各店舗の独自性と魅力をより深く伝え、来場体験を充実させることができます。 AR作品は株式会社palanのプラットフォームを利用し、高校生がノーコードで開発します。これらの作品は現在同社が開発したARマップを通して一覧化され、観光客や利用客は各店舗を回遊しながら、高校生が制作したAR作品を楽しむことが可能です。 ※ARとは、「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。デバイス(ARスマートグラスやスマートフォンなど)画面上の現実に、現実には存在しないデジタルコンテンツ(動画や画像、3Dキャラクターなど)を、表示することで、現実を拡張する技術のことです。 ※画像はイメージです。 オリエンテーション 2024年の授業開始に先立ち、2023年12月13日にオリエンテーションを行いました。オリエンテーションでは、株式会社JICU代表取締役の水田より今回のプロジェクトの趣旨を説明後、株式会社palan代表取締役の齋藤より、ARの可能性やこの技術を用いてどのようなことが可能となるのかをレクチャーした後に、ARの体験やチーム分け等を行いました。 今回のプロジェクトの趣旨を説明し、基山町をみんなで盛り上げていこうと呼びかける。 ARの可能性や未来の可能性を知る スマホに投影されたARで遊ぶ高校生 スマホを通して掌に可愛らしい龍が登場 第1回授業 2024年1月10日の第1回の授業ではJICU北村より、商店の課題解決のために、必要な考え方として現状と理想をヒアリングし、その差分から問題点や課題を見つける思考方法をレクチャーした後、生徒たちで実際に商店へヒアリングするためのヒアリングシートの作成をパソコン上で行いました。 学生に対して課題抽出の方法をレクチャー 真剣に聞く学生たち グループワークで店舗への質問を考える 第2回授業 2024年1月17日の第2回の授業では初回の授業で作成した質問事項を元に実際に店舗に訪れて、店主へのインタビューを行い、その結果を元に課題を生徒たちで話し合いました。 カレー店ダブルスパイスの店主より話を聞く生徒たち ケーキ店 手作り工房リーフで質問をする生徒たち 商店街のベンチで聞いた話を踏まえてディスカッション 今後の流れと展望 ARミライナビ基山は、高校生たちが基山町の各店舗の魅力を発掘し、店舗ごとのAR作品を通して基山町に来てもらうきっかけづくりやAR作品を通した店舗と来店客の交流増加に取り組むプロジェクトです。 第3回目以降の授業では、生徒たちが株式会社JICUの講師よりフィードバックを得ながら店舗の課題と解決方法を探求し、そこで考えたアイデアをもとに作品の制作に取り掛かります。 制作には株式会社palanの担当者も参加し、生徒たちに先端技術を体験してもらいながら、よりよい作品となるようともにブラッシュアップを行ってまいります。 また、3月中旬は基山町の町長も参加予定の発表会を予定しており、生徒たちの作品は各店舗に設置され、基山町の賑わいづくりに繋げてまいります。 また、本取組みの支援を集めるため、2024年2月にはクラウドファンディングを行う予定です。 ARミライナビ基山ロゴ 学校法⼈東明館学園 東明館中学校・⾼等学校について 『学問は終⽣の業であり、⾃⼰の⻑所をもって時代に適応した社会有⽤の実践的⼈物を育成する』という広瀬淡窓先⽣の咸宜園(かんぎえん)、藩校東明館の教育理念を継承し、いかなる国際社会の進展にも対応し、⽣涯にわたり調和のとれた⾃律的な⾃⼰実現を期することのできる創造的な⼈間形成を⽬的とし、1988 年に設⽴。(校訓︓好学愛知・⾃律⾃啓) これまで、医⻭薬系⼤学に多く輩出してきた東明館は、現在、社会の急速な時代の変化に対応し、新たな学びを実施しており、⼀⼈⼀台 PC を持参し、授業・協働・情報共有の効率化・個別最適学習を⾏っている。また、中学校では⾃ら考え、挑戦するための基礎学⼒育成だけでなく、各学年で、実際に⾃分たちで考え⾏動をするプログラムを⽣徒・教員で対話しながら実施。今求められている主体的な⽣徒が多く活動している。⾼等学校では、総合選択制を導⼊し、個別最適化を実現したカリキュラムを設計。時代に対応した新しい学びを実践している。 名称 ︓学校法⼈東明館学園 (佐賀県基⼭町宮浦683) URL ︓http://www.tomeikan.ed.jp/ 理事⻑ ︓神野 元基 設⽴ ︓1988 年 4 ⽉ 1 ⽇ 株式会社palanについて 株式会社palanでは国内の事例が少ない2017年頃からWebAR技術を用いた開発を続けております。WebARのシステム開発開始以降、地方自治体、エンターテインメント業界等、幅広い業界よりサービス制作・開発を依頼いただいております。デジタルフォトフレームや、3Dの魚たちが現実世界を泳ぐWebAR水族館、社員の自己紹介や PR動画が流せるWebAR名刺などの話題セービスをどこよりも早く手がけて参りました。今後も、お客様の声をもとにしながらWebAR技術の研究開発を進めて参ります。 URL:https://palan.co.jp/ コードを書かずに魅力的なWebARを作成「palanAR」 https://palanar.com 株式会社JICUについて 「仕事を会社ではなくプロジェクト単位で選び、自ら作り出す社会を作る」をビジョンに九州エリアを中心にフリーランスによるプロジェクトの創発に取り組む。新規事業や資金調達等の事業開発フェーズでのディレクターアサインの他、地方でのフリーランスコミュニティの運営やスタートアップとの共同による地方創生型プロジェクトの創出に挑戦している。 URL:https://jicu.jp/
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【入学テスト】文理学院では新年度入塾希望者に向け「全校舎一斉入学テスト」を実施します
株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社文理学院は、1月27日(土)、2月10日(土)、2月24日(土)に「全校舎一斉入学テスト」を実施します。対象は、小学生・中学生となります。 文理学院では、「全校舎一斉入学テスト」を実施いたします。対象は、入塾を希望する小学生・中学生となります。この入学テストは全3回が予定されています。第1回は1月27日(土)、第2回は2月10日(土)、第3回は2月24日(土)です。 ■対象 山梨県、静岡県にお住まいの小学生、中学生 ※小学生の対象学年は各校舎にお問い合わせください。 ■日程 1月27日(土)、2月10日(土)、2月24日(土) ※実施時刻は各校舎にお問い合わせください。 ■テスト科目 小学生:国語・算数 中学生:数学・英語 (新中1:国語・算数) ■費用 無料 ■実施校舎 静岡県:御殿場校、川島田校、富士岡校、長泉校、 広見校、田子浦校、吉原校、厚原校、中島校、富士南校、小泉校、富士宮西校、富士宮駅南校 月見校、唐瀬校、豊田校、安西校、羽鳥校、長田校、中原校、Advanced鷹匠校 山梨県:都留校、東桂校、大月校、上野原校、富士吉田校、下吉田校、河口湖校 甲府南西校、甲府南校、大里校、小瀬校、昭和校、双葉校、塩山校、石和校 詳しくは下記アドレスより、文理学院ホームページをご覧ください。 https://www.bunrigakuin.com/05annai.html ■山梨県・静岡県の両県で1位に! 文理学院は「2023年 オリコン顧客満足度®ランキング 高校受験 塾 東海 静岡県/甲信越・北陸 山梨県」において、山梨県では5年連続の1位、静岡県では3度目(2018年、2019年、2023年)の1位となりました。 ■株式会社文理学院 https://www.bunrigakuin.com/ ・代表取締役社長:小倉 勤 ・法人設立年月日:1992年5月18日 ・所在住所:〒402-0053 山梨県都留市上谷6-12-30 ・電話番号:0554-43-5330(代表) ・事業内容:小学生、中学生、高校生対象の学習指導及び進学指導。 山梨県・静岡県に36校舎を展開。(2024年1月現在)。 ■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO.,LTD.) https://www.gakken.co.jp/ ・代表取締役社長:宮原博昭 ・法人設立年月日:1947年3月31日 ・資本金:19,817百万円 ・売上高:1,641億円、連結子会社75社(2023年9月期) 東京証券取引所 プライム市場情報(証券コード:9470) ・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号 ・電話番号:03-6431-1001(代表) ・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社 教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、 学習教材などの出版・コンテンツ事業、 教科書・保育用品などの園・学校事業など 医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、 認知症グループホーム事業、 保育園・学童などの子育て支援事業など グローバル:150か国以上で活動・事業展開
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ガイアックス、筑波大学・つくば市と連携し、市内でアントレプレナーシップ教育をテーマにした小学生向けワークショップと教員向け研修を実施
アントレプレナーシップ教育プログラム「起業ゼミ」を運営する株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)は、筑波大学・つくば市と連携し、アントレプレナーシップ教育をテーマにした小学生向けワークショップおよび教員向け研修(以下 本プログラム)を実施することが決定しました。本プログラムは、文科省の「EDGE-PRIME Initiative(※1)」の採択を受けているGTIE(※2)の取り組みの一環として行われ、アントレプレナーシップ教育の拡大を目的としています。 ※1:文部科学省 起業家層の拡大に向けたアントレプレナーシップ教育の高校生等への拡大EDGE-PRIME Initiative( https://www.mext.go.jp/content/20230124-000027169_1.pdf ) ※2:GTIE(ジータイ:Greater Tokyo Innovation Ecosystem)、東京大学・東京工業大学・早稲田大学を主幹機関とした『世界を変える大学発スタートアップを育てる』プラットフォーム(参考: https://gtie.jp/ ) 開催の背景:アントレプレナーシップ教育の拡大を目指して 岸田内閣が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5か年計画」を受けて、各省庁や自治体でスタートアップ創出に向けた動きが加速しています。文科省では「EDGE-PRIME Initiative」が始動し、省庁横断・産学官連携で小中高生に対するアントレプレナーシップ教育の機会拡大を推進することが決まりました。この「EDGE-PRIME Initiative」の一環として行われる本プログラムにおいて、2020年からアントレプレナーシップ教育をテーマに小学生から大学生を対象としたプログラムや教員向け研修を行ってきたガイアックスのこれまでのノウハウと経験が活かせるのではないかと考え、今回筑波大学・つくば市との連携が実現しました。 プログラム概要:小学生向けワークショップと教員向け研修の2本立てで実施 今回のプログラムは小学生向けワークショップと教員向け研修の2本立てで実施されます。 項目 小学生向けワークショップ 教員向け研修 概要 アントレプレナーシップ教育プログラムの1DAY体験会 アントレプレナーシップ教育についての体験型研修 目的 ・課題発見と解決を体験し、理解する ・他者と協力するために必要な力を理解する ・探究することからアントレプレナーシップの意味を理解する ・実際にプログラムを体験し、アントレプレナーシップ教育に興味を持つ ・アントレプレナーシップ教育の概要や魅力、事例を知り、アントレプレナーシップ教育の理解を深める ・日々の探究学習などの授業のヒントを得る 対象 小学4〜6年生 小学校・義務教育学校にお勤めの教職員 定員 30名 30名 日時 2024年2月17日(土) 13:00〜17:00 2024年3月3日(日)13:00〜16:00 場所 つくばスタートアップパーク 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-5-1つくば市産業振興センター つくばスタートアップパーク 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-5-1つくば市産業振興センター 講師 吉川 佳佑 株式会社ガイアックス スタートアップスタジオ事業部 起業家教育事業 責任者 大学卒業後、地方の私立高校に赴任。探究学習と起業家育成の推進を行い、取り組みが経産省のプログラムに採択される。その後、N高等高校での勤務とS高等学校の立ち上げを経て、現在はガイアックスで起業家教育事業の責任者として、民間企業や行政機関と連携しながら、全国の小学校〜大学に自社のアントレプレナーシップ教育プログラムを展開する。また、本業の傍ら自身も起業家として、民間企業の教育活動や教材制作を支援する受託会社の運営も行う。 吉川 佳佑 株式会社ガイアックス スタートアップスタジオ事業部 起業家教育事業 責任者 大学卒業後、地方の私立高校に赴任。探究学習と起業家育成の推進を行い、取り組みが経産省のプログラムに採択される。その後、N高等高校での勤務とS高等学校の立ち上げを経て、現在はガイアックスで起業家教育事業の責任者として、民間企業や行政機関と連携しながら、全国の小学校〜大学に自社のアントレプレナーシップ教育プログラムを展開する。また、本業の傍ら自身も起業家として、民間企業の教育活動や教材制作を支援する受託会社の運営も行う。 詳細・お申し込み デジタル連絡ツール「スクリレ」の2024年1月17日(水)の配信からご確認・お申し込みください。 デジタル連絡ツール「スクリレ」の2024年1月17日(水)の配信からご確認・お申し込みください 主催:筑波大学共催:つくば市教育委員会運営事務局:株式会社ガイアックス 以前開催した別のワークショップの様子 以前開催した別の教員向け研修の様子 Gaiax STARTUP STUDIO:全国どこにいてもスタートアップに挑戦できる環境を目指して ガイアックスのスタートアップスタジオでは「全国どこにいてもスタートアップスタジオに挑戦できる環境」をつくるために、産学官で連携しながら、①起業家教育事業、②インキュベーション事業、そして③投資事業の3つの事業を提供しています。▼産学官連携の実績(一部)自治体:北海道庁、東京都、長野市、名古屋市、山口県、高知県、福岡市など高等教育機関:福島工業高等専門学校、筑波大学、Tongali(東海圏の大学コンソーシアム)など民間企業:ノーステック財団、伊藤忠商事、CISCO、アルファドライブ、Prima Pinguino、YMFG ZONEプラニングなど▼Gaiax STARTUP STUDIOのwebサイトhttps://gaiax-startup-studio.com ガイアックスとは:「人と人をつなげる」をミッションに掲げ、社会課題の解決を目指すスタートアップスタジオ ガイアックスは、他人のことを自分ごととして捉えられる社会を目指して「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」を1999年の創業時からミッションとしています。2015年からはソーシャルメディアの発達により新しく生まれたシェアリングエコノミーにも取り組み始めました。個人間の情報のやり取りがより一層容易になり、ビジネスはBtoB(会社対会社)やBtoC(会社対個人)の取引だけではなく、CtoC(個人対個人)の取引がより一般的になると考えてのことです。さらにweb3/DAO(ブロックチェーン)は、シェアリングエコノミーのさらに先にある、個々人が主役となる脱階層組織・フラットなコミュニティを実現するために極めて重要な技術であると目し開発を続けてきました。これからも、ガイアックスは個人が輝く社会を目指し取り組んでいきます。※:スタートアップスタジオとは、同時多発的に複数の企業を立ち上げる組織を指します。出資・事業開発・エンジニアリング・バックオフィスの支援を用意し、初めての起業でも成功率を高めることが可能です。 ■株式会社ガイアックス 概要設立:1999年3月代表執行役社長:上田 祐司本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、web3/DAO事業、インキュベーション事業URL: https://www.gaiax.co.jp/
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「こども達が畜水産業の未来について考える」玉川学園中学部で特別授業を開講しました・こども達が畜水産業の未来について考え、課題解決に向けたアイディアを発表する特別授業を開講
フィード・ワン株式会社は、玉川学園中学部の生徒とともに、畜水産業の未来を考える特別授業を開講しました。特別授業には中学部IBクラス9年生の42名の生徒たちが参加しました。2023年9月27日(水)に配合飼料や日本の畜水産業界の課題についての講義を聞き、グループ毎に決めたテーマに沿って畜水産業の未来のためのアイディアを話し合いました。約2か月間のグループ学習を経て、2023年12月15日(金)にグループ発表会を行いました。普段意識することが少ない畜水産業界について深く学び、社会課題に対して関心を持つきっかけとなることを期待しています。 取り組みの概要 ■参加者 玉川学園中学部9年生 IBクラス 42名 ■講義の内容 【第1回】 2023年9月27日(水)13:15~15:00 フィード・ワンより「配合飼料と日本の畜水産業界」をテーマに講義を行いました。 ①配合飼料について ・配合飼料の役割 ・毎日の食卓に並ぶ畜水産物と配合飼料との関わり ・SDGsの観点から考える畜水産業界の課題解決の必要性 ②日本の畜水産業界について ・畜水産業界が直面している課題 ・上記の課題解決のヒントとなる事例 講義後、8つのグループに分かれ「未来の畜水産業のための課題解決」をキーワードに各グループでテーマを決めました。また、フィード・ワンと学生の間で質問・アドバイス等のやり取りを経て、約2か月をかけて考えをまとめていきました。 【第2回】 2023年12月15日(金)13:15~16:00 各グループが畜水産業の課題分析とその解決に貢献するアイディアを発表しました。生徒ならではの斬新なアイディアがたくさん挙げられ、学びに溢れる発表会となりました。 取り組みの背景 玉川学園では、「自ら問い(テーマ)を作り、テーマに基づく情報を収集・整理し、プレゼンテーションをする」という思考力の育成を大切にするとともに、企業と協働することで社会との接点を持つ取り組みを積極的に行っています。 フィード・ワンは玉川学園と2018年から食育講習会の取り組みを継続していますが、今回は食育とは異なる切り口で、玉川学園中学部の先生方とともに新たな取り組みを模索し、本取り組みが実現しました。 本取り組みを終えて ■玉川学園中学部 IB Programs Division 家庭科担当教諭 寺沢美智子 IB家庭科の授業の中で、フィード・ワン株式会社による食育講習会や講義をしていただき、5年以上が経過しました。そのつながりの中でより生徒が自発的に問題解決し、未来について考える授業に展開したいと思い、今回は中学3年生IB家庭科の授業内で課題として実施させていただきました。 企業の視点から畜水産業の現状や問題点についてお話しいただき、生徒たちは具体的な現状を知る機会を得た上で、この食に関する授業はスタートしました。2か月後、企業の方の前で発表し、講評をいただくというゴールに向け、班ごとにテーマと問題点を見つけ、将来自分がその仕事に携わるという視点を持ちながら、具体的な問題解決方法と新たな提案をしました。講評では、専門的な視点からの指摘を受けることで、生徒たちが畜水産業に関する課題解決学習を通じて、広く食の未来についての知見を深めることができたことを実感するとともに、この2か月間の調べ学習や話し合い、スライド作成や発表の準備など、様々な活動が、生徒たちにとって貴重な経験となりました。この授業にご協力いただいておりますフィード・ワン株式会社の皆様には、深く感謝申し上げます。 ■フィード・ワン株式会社 経営企画部 サステナビリティ推進室 小泉千夏 毎日の食卓を彩るお肉や卵、お魚、乳製品などの畜水産物を生産するために、配合飼料は欠かせない存在です。飼料が毎日の食卓に密接に関わる一方で、飼料の存在を知っている方はとても少ないと思います。 今回生徒の皆様は、配合飼料や畜水産業を取り巻く課題について深く調べ、課題解決のアイディアを考えてくれました。どのプレゼンも素晴らしく、課題への着眼点や課題解決に向けた発想力の豊かさはとても印象的でした。今回の取り組みを通じて、配合飼料と畜水産物との関係性を知り、配合飼料を身近に感じるとともに関心を広げるきっかけとなれば嬉しいです。 学生やこども達に向けた取り組み「One‘s Work」について フィード・ワンでは、未来を担う学生やこども達に向けた取り組みを「One‘s Work」と称し、様々な取り組みを行っています。配合飼料は普段の生活ではなかなか感じることは少ないですが、実は毎日の食卓を彩る畜水産物の生産に密接に関わっています。このことを知っていただき、毎日の食生活における視野を広げて欲しいと考えています。 ・キャリア教育支援 中学・高校生を対象とした職業体験や企業訪問の積極的な受け入れを行っています。配合飼料の役割などについての講義と併せ、配合飼料の原料に実際に触れ、ゲームを交えて楽しみながら配合飼料についての理解を深めていただきます。 ・食育講習会 食に関する環境が日々変化する中、自ら考えて食材を選ぶ力の習得のための「食育」が見直されています。フィード・ワンの食育講習会では牛肉・豚肉・卵・魚などの食材テーマに合わせて講義を行い、フィード・ワンの飼料で育った食材を調理します。畜水産物に関して正しい知識を深めることで、健康で楽しい食生活に貢献しています。 ・こども参観日 親の働く姿や会社について知ることで、“働くこと”に対して興味を持つきっかけにして欲しいという思いから、従業員のこども達を事務所や工場などの職場へ招く「こども参観日」を行っています。配合飼料についての勉強会や食育講習会を一緒に行うことで、従業員のご家族にフィード・ワンへの理解をより深めていただき、家庭でのコミュニケーションが増えることも期待しています。 フィード・ワン株式会社 フィード・ワン コーポレートサイト:https://www.feed-one.co.jp/ サステナビリティサイト:https://www.feed-one.co.jp/csr/
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埼玉県「次世代アスリートのためのローイングクリニック」にて、NTT東日本漕艇部が県内中高校生へ指導ドローン空撮や漕艇動作解析等スポーツテック活用トライアルも実施
東日本電信電話株式会社 埼玉支店は、2024年1月13日(土)、戸田漕艇場(戸田ボートコース)において、「トップアスリートを目指す次世代アスリートのためのローイングクリニック(中学生・高校生向けボート教室)を埼玉県や地域団体等と連携して開催しました。この教室は県内漕艇部所属の高校生と、プラチナジュニア※1のローイング競技認定者の中学生の総勢50名が、一流選手による指導を体験できる貴重な場として開催され、NTT東日本からは、日本有数の実力を持つNTT東日本漕艇部選手が指導を行いました。また、漕艇競技では活用が珍しい、ドローンによる競技の撮影および高精度RTK測位技術※2による「漕艇(ローイング)動作解析」アプリの活用トライアルを行い、参加生徒の効率的な技術力向上に貢献いたしました。 1. 背景と目的 本ボート教室は、公益財団法人埼玉県スポーツ協会(以下「埼玉県スポーツ協会」)と埼玉県ボート協会がNTT東日本や地域団体と連携し、次世代アスリートの育成を目的として埼玉県で初めて開催されました。 NTT東日本漕艇部は、国内最高峰の全日本選手権大会において、花形種目となる男子エイトで16回の優勝を果たすなど数々の大会で好成績を収め、オリンピック・世界選手権に日本代表選手を数多く輩出する名門チームです。所属する選手の技術を生かし、各地域で開催するボート教室にて指導を行う事で、青少年の健全な育成などへ貢献しています。 2. 開催概要 (1) 名称:トップアスリートを目指す次世代アスリートのためのローイングクリニック (2) 日時:2024年1月13日(土)9:00~13:00 (3) 場所:戸田漕艇場(戸田ボートコース)(埼玉県戸田市戸田公園5-27) (4) 参加者:埼玉県内次世代アスリート 50名 ➢ 県内漕艇部所属の高校1年生~3年生 46名 参加校:7校(南稜、川口市立、八潮、大宮、浦和、浦和商業、浦和一女) ➢ 中学1年生~中学3年生のプラチナジュニア ローイング競技認定者 3名 ➢ 埼玉県ボート協会 育成選手 1人 (5)主催:埼玉県スポーツ協会、埼玉県ボート協会 共催:明治安田生命保険相互会社、戸田中央総合病院ローイングクラブ (戸田中央メディカルケアグループ)、NTT東日本 埼玉支店 3. NTT東日本による指導プログラム 乗艇指導や陸上トレーニングと合わせ、スポーツテック活用による技術指導のトライアルも行いました。(共催各社も独自のプログラムで指導を実施) (1) NTT東日本漕艇部員による乗艇指導や陸上トレーニング指導 ・ 指導選手 荒川龍太(2020東京オリンピック出場、2024パリ五輪出場国枠を獲得)他21名 (2) スポーツテック活用 ① ドローン撮影による技術指導活用 ・ 乗艇模様を撮影し、後日編集して動画を参加生徒にご提供(普段見る事の出来ない艇の後方の映像撮影) ② 高精度RTK測位技術による選手の漕艇(ローイング)動作解析トライアル (社内開発アプリのプロトタイプ版活用実証) ・ 衛星測位データを活用した「正確な速度情報取得」や「ピッチング計測※3」による漕艇動作の可視化と解析 ・ 解析結果をもとにNTT東日本漕艇部選手と参加生徒のトークセッションを実施。分析結果を参加生徒にレポートで後日提供予定。 4. 今後に向けて NTT東日本は、最先端の ICT を活かしたサービスの開発・販売、通信回線や基幹ネットワークの構築・運用等はもとより、スポーツ振興活動などにも積極的に取り組み、お客様に信頼いただける身近なICT企業として、地域課題の解決に向けて貢献してまいります。
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クラーク記念国際高等学校がシヤチハタ株式会社と産学連携授業を実施。Z世代の高校生によるデジタルスタンプの独創的な活用方法を2024年1月31日に提案
広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校は、シヤチハタ株式会社との「産学連携プロジェクト型学習」を実施。高校の枠を超え、社会と密接に繋がった授業となります。 今回、その授業の集大成として、デジタルスタンプの新たな価値を創造するアプリケーションを企画し、提案するプレゼンテーションを2024年1月31日(水)にシヤチハタ本社(愛知県名古屋市西区天塚町4-69)にて実施いたします。 プレゼンテーション(昨年度の様子) ■「産学連携プロジェクト型学習」とは クラーク国際では開校当初から、「“好き”を“得意”に」発展させ、個性を際立たせながら生徒たちの成長を目指す教育を行っています。その一環として、「産学連携プロジェクト型学習」を実施。この学習は、企業と協働することで、社会で活躍できる学びやスキルを身につけることを目指しています。 今回実施されたシヤチハタとの授業は、全10回にわたる連続型の授業の中で、ビジネスの基礎知識を得て、商品やサービスを立案し、提案する実践的な学びとなります。本産学連携授業は2022年度より始まり、アイデアの一部が同社のビジネスに結びつくなど、高い評価をいただいています。 【昨年度のアイデア例】 テーマは「推し」※。「推し」とプリクラ撮影ができ、そこでしか手に入れられない「推しのサイン」などの付加価値が得られる。モバイル機器に「推し」のAIスタンプ作成機能を追加して、「推し」との関係を特別なものとする。(CLARK SMART名古屋キャンパス Bチーム発表) ※アイドルや俳優、アニメキャラクターなど、人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物、キャラクターのこと。 シヤチハタの連記を学ぶ(昨年度の様子) ■Z世代の高校生らしい着眼点、発想力、創造力を生かして 第1回の授業では、クラーク国際の3拠点(名古屋、岐阜、浜松)の生徒たちがシヤチハタからネーム印の歴史、現在の市場規模やマーケットシェア、業界動向に関する講義を受講。その後、生徒自身が業界や消費者のトレンドをリサーチし、グループワークを通じてデジタルスタンプの新たな価値を創造するアプリケーションを企画しました。 今年度は、新しい試みとして、チームごとに1分程度のP R動画を作成し、プレゼンテーションを行います。 参加した生徒とシヤチハタの社員の皆さん(昨年度の様子) ◾️担当教員 CLARK SMART名古屋キャンパス/新開力也(しんかい・りきや)のコメント 産学連携によるプロジェクト型学習の意義は、社会と直接触れることで、生徒たちが社会人になったときの自分の働く姿をイメージでき、どんな心持ちやスキルが必要かを実感できることにあります。私としては、生徒たちのアイデアを否定せず、完成のイメージや「正解」をあえて伝えず、生徒たちの発想や努力で自身の限界を越えてくれることに期待し、授業を進めています。昨年度は名古屋のチームが、プレゼンテーションのあともシヤチハタ様と協議を続け、生徒たちのアイデアが一部採用されました。生徒には本気でビジネスを立ち上げるつもりで取り組んでほしいです。そして、それが何らかの成果を生む喜びを味わってほしいと思っています。 ◾️シヤチハタ株式会社 経営企画本部 事業・人財開発部 部長/大内 卓(おおうち・まこと)様 クラーク国際の皆さんは、生徒さんだけでなく先生の熱量の高さも伝わってきます。この連携授業は、弊社サービスを本気で考えて頂けるありがたい機会です。常に商品のことを考えているはずの我々でさえも、生まれながらのDX世代であり、さらにユーザー層でもある生徒の皆さんのアイデアからは、多くの発見や刺激をいただいています。それは、社員育成の観点からもありがたい機会です。この授業発のサービスが産み出せるように、我々も挑戦して参ります。 ◾️シヤチハタ産学連携プロジェクト型授業・プレゼンテーションの詳細 日時:2024年1月31日(水) 13:50〜15:40 場所:シヤチハタ株式会社本社 愛知県名古屋市西区天塚町4-69 ※授業の視聴をご希望のメディアはお問い合わせ先までご連絡ください。 プレゼンテーション(昨年度の様子) 【シヤチハタ株式会社について】 1925年、乾かないスタンプ台、万年スタンプ台で創業し、1965年にはポンポン押せるスタンプ「Xスタンパー」を開発。ビジネスから個人まで幅広く使える印章・スタンプを扱っています。現在は文具全般、電子印鑑などのデジタル分野のサービスにも積極的に取り組んでいます。 公式サイト:https://www.shachihata.co.jp 【クラーク記念国際高等学校について】 「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国50を超える教育拠点で1万人以上が学び、これまで9万人以上の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。制服を着て週5日通う「全日型コース」に加え、2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が新開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。 公式サイト:https://www.clark.ed.jp/
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