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高校生向けのキャリア教育として「誰でも成功できる」講演を開催・本気スピーチで社長自ら過去の経験や今後の夢を語る
コンサルティング事業を中心に展開する株式会社ノースサンドは、令和5年11月20日に千葉敬愛高校にて「誰でも成功できる」と題した講演を実施いたしました。 ◆実施の背景弊社では、IT化やDX化など急速に変化する現代において、ITに代替されにくい「人としての魅力」を活かした働き方が求められていると考えています。このような時代背景の中、高校生である今、「夢に向かって失敗を恐れずチャレンジする姿勢を育みたい」という千葉敬愛高校様の想いに共感して講演会の開催に至りました。講演を通じて自分自身の将来を見つめ直し、夢を実現するために邁進する生徒たちが増えることで、弊社のビジョンである「世界をデザインする」ことにつながると感じています。 ◆イベント詳細日時 :令和5年11月20日(月)14:20~15:10会場 :千葉敬愛高校 マルチホール対象 :千葉敬愛高校1年生 合計121名テーマ:「誰でも成功できる」登壇者:弊社代表取締役社長 前田 知紘◆講演内容・「誰でも成功できる」講演・質疑応答◆千葉敬愛高校様よりこの度、「未来創造プロジェクト」と題して、株式会社ノースサンドの代表取締役社長前田知紘氏をお招きし、講演会を開催しました。内容は、前田氏がしくじり先生となり、しくじり例とサクセスストーリーをベースに「社会・会社を知る」「新しい価値を創造する」というような観点でお話をいただきました。教員・生徒共にとても興味深い話ばかりで、食い入るようにお話を聞き、時折笑いも入り、とても良い雰囲気で講演会が行われました。この「未来創造プロジェクト」は学校主催のものではなく、一人の担任の考案で行われたもので、今の子供たちが、これからSociety5.0という社会で生きていくことを考え、社会のリアルな話を聞き、そして、新しい価値を創造していくということを考えてほしいという想いで開催しています。その想いが通じたのか、生徒たちの反応はとてもポジティブなものが多く、将来の不安がとても軽くなり、新しい価値を創り出すことにも取り組み始めていけそうです。最後に質問した「他の会社との違い」については、「スキル」ではなく、「人間力」だということを仰っていました。相対的な優劣ではない絶対的な魅力をつくることが、応援される人間、また、選ばれる人間になるのかと思います。そんなことを教えていただいた時間になりました。◆ノースサンドについて弊社は、テクノロジーの力を活用してクライアントの課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。我々が取り扱うテーマは IoT、AI、Fintech、ビックデータ等に代表される先端デジタルテクノロジー、基幹系システムで使われているようなレガシーなテクノロジー、システム全体のグランドデザインやオペレーション改善など多岐に渡ります。弊社は、コンサルティングを「お客様の実現したいことをデザインする仕事」と捉え、1社でも多くの会社、1人でも多くの方の力となることで、カッコいい会社を増やし、世界をデザインできる会社となることを目指しています。【会社概要】代表取締役社長:前田 知紘設立:2015年7月所在地:〒104-0061東京都中央区銀座4-12-15歌舞伎座タワー7F事業概要:ITコンサルティング、ビジネスコンサルティング、デジタルコンサルティングURL:https://northsand.co.jp/TEL:03-6263-0733FAX:03-6263-0734
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中学生・高校生・大学生向けプログラミングスクール『プログラマーの種』が第一期受講生を募集開始
合同会社プログラマーの種(本社:東京都中央区、代表:盛次隆宏、以下、当社)は、学生向けプログラミングスクール『プログラマーの種』(https://school.pgfarm.co.jp/)を開講し、第一期性の募集を開始しました。本スクールでは、学生たちがプログラマーとしてのスキルを身につけるだけでなく、実際の開発で収益を上げる力も育成しています。そうすることで、学生たちがプログラマーとして自立し、自分の人生を豊かにする選択肢を広げられるように願っています。資料請求はこちらから: https://school.pgfarm.co.jp/requestform/ プログラマーの種とは <概要> オンラインのライブ授業をメインに、24時間いつでも復習可能なアーカイブ動画や講師のサポートを提供し、エンジニアとして独立できるようになるまでを学ぶことのできる中学・高校・大学生向けのプログラミングスクールです。 <強み> プログラミングのスキルを学ぶだけでなく、学生プログラマーとして自立できるように、実務に近い開発能力や仕事の受注方法、進め方を教えます。 カリキュラム作成やメンターは実際にエンジニアとしてフリーランスで働いている方々が担当します。 修了生に対して弊社が受注した実際の案件に参加し、スキルを磨きながら実際に稼ぐことを体験する『道場』も設立予定です。 サービスリリースの背景 プログラミングスクールは近年増加しており、プログラミング未経験の学生・社会人が学べる場として市場が拡大しています。 同時に、エンジニア業界は人材不足に悩んでおり、学生でも仕事を獲得できる状況です。 しかし、スクールを卒業したのちに実際に稼ぐことができるエンジニアはごくわずかであり、実践的なスキルや仕事のレベルの見極め、仕事の取り方に課題があります。 学生にとってプログラミングは将来のスキルだけでなく、いつでもどこでもベーシックインカムを得られて、自分の好きなことにチャレンジするための手段にもなります。 プログラマーの種は、知識やスキルだけでなく、プログラマーとして実際に収益を上げる能力を持つ人材を育成することを目指しています。 最終的に国内の優秀なエンジニア不足の解消に貢献することが我々の目標です。 料金プラン Python バックエンドエンジニア養成コース オープニング記念 39,900円(税込)【事前申込の方に限り50%OFF】※通常受講費用 79,800円(税込)※初期費用・事務手数料無料初期費用・事務手数料無料 6ヶ月・全27回のWeb講義(実習含む)6ヶ月・全27回のWeb講義(実習含む) 5段階の能力試験合格者限定サービス有5段階の能力試験合格者限定サービス有 エンジニア募集 合同会社プログラマーの種では、学生が開発を学ぶ際のリードエンジニアやメンターとして活躍してくれるエンジニアを募集しています。 ご興味ある方はお気軽にメール頂けますと幸いです:saiyo@pgfarm.co.jp 販売パートナー募集 中高生向けのプログラミング教育を拡大するための販売パートナーも募集しています。ご興味ある方はお気軽にメール頂けますと幸いです:partnerships@pgfarm.co.jp 道場パートナー募集 プログラマーの種『道場』にお仕事を発注できる企業様を探しています。 『道場』では、修了生が弊社が受注した実際の案件に参加し、スキルを磨きながらお金を稼ぐチームとして活動します。ご興味ある方はお気軽にメール頂けますと幸いです:partnerships@pgfarm.co.jp ※品質管理/マネジメントはプログラマーの種のエンジニアが行っておりますのでご安心ください ※弊社の認定をクリアした生徒のみが参加資格を得ることが出来ますのでご安心ください 【会社概要】 会社名:合同会社プログラマーの種 所在地:東京都中央区銀座1丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階 代表者:盛次隆宏 設立:2023年5月17日 事業内容:プログラミングスクールの企画・運営 運営URL:https://school.pgfarm.co.jp
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はじめてのプログラミング:アワーオブコード(Hour of Code)2023・コンピュータサイエンス教育週間 (CSEdWeek)の一環として開催
NPO法人プログラミング教育研究所は、2023年12月4日(月)~12月10日(日)のコンピュータサイエンス教育週間(CSEdWeek) に合わせ、米国の非営利団体「Code.org(コードオルグ)」が主催するグローバルキャンペーンの一環として、「はじめてのプログラミング:アワーオブコード(Hour of Code)2023」を、東京都北区で開催します。多くの小中学生が、アワーオブコードを体験し、プログラミングを学び始めるきっかけにして欲しいと語っています。 ■はじめてのプログラミング:アワーオブコード(Hour of Code)2023 Code.org『アナと雪の女王』を行います。プログラミングがはじめてでも大丈夫。 日時:2023年12月10日(日)10:00~11:00 場所:北区立赤羽文化センター(JR赤羽駅西口、パルロードⅡビビオ3階) 費用: 無料 持ち物:学校で配布されたGIGAスクール端末(もしくはノートPC、タブレット) 参加資格:小中学生 定員:18名(ホームページにて、事前の申し込みが必要) ▼お申し込みはこちら https://j-code.org/events/ ■アワーオブコード(Hour of Code)とは? 「Hour of Code(アワーオブコード、https://hourofcode.com/ )」は、米国の非営利団体「Code.org(コードオルグ、 https://code.org/ )」が世界的に提唱するプログラミング教育の普及活動です。毎年12月に、CSEdWeekに合わせて開催されるグローバルキャンペーンでは、全世界で約5億人の児童・生徒が参加しています。 ■コンピュータサイエンス教育週間(CSEdWeek)とは? コンピュータサイエンス教育週間(CSEdWeek、https://www.csedweek.org/ )は、2009年にACM(アメリカ計算機学会)によって始められた、幼稚園から高校までの子どもたちにコンピューター サイエンスの学習を奨励するための行動週間です。 世界初のコンパイラ言語を発明し、プログラムの不具合を意味する「バグ」という用語を作ったグレース・ホッパーの誕生日 (1906 年 12 月 9 日) の週に、毎年開催されており、今年は2023年12月4日(月)~12月10日(日)に開催されます。 ■子供が輝く東京プログラミングコンテストについて NPO法人プログラミング教育研究所は、「第1回 子供が輝く東京プログラミングコンテスト( https://j-code.org/contest/ )」作品展示会及び表彰式を以下の通り開催します。どなたでもお気軽にお立ちよりください。 日付:2024年1月28日(日) 展示会:10:00~16:00 表彰式:16:00~16:40 会場:北とぴあ(王子駅前)飛鳥ホール 費用:無料 申込:予約無しに入場できます。当日直接会場にお越しください ▼コンテストについて https://j-code.org/contest/ ■非営利団体のプログラミング教室に、無料の講師派遣・教材提供を行っています NPO法人プログラミング教育研究所は、小中学校や子ども食堂など、非営利団体が行うプログラミング教室に、無料の講師派遣、無料の教材提供を行っています( https://j-code.org/joinus/ )。お気軽にお問合せください。 ▼無料の講師派遣・教材提供について https://j-code.org/joinus/ 法人概要 法人名:NPO法人プログラミング教育研究所 所在地:東京都北区赤羽南1-11-7-1201 理事長:伊藤功一 設立: 2017年4月4日 ホームページ: https://j-code.org/
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岩崎学園は、横浜のプロeスポーツチーム「DONUTS VARREL」とオフィシャルスポンサー契約を締結。 eスポーツを通した人材育成と、学生のスキルと発想を活かした産学連携に取り組みます。
学校法人岩崎学園(横浜市神奈川区)は、横浜を拠点に活動している、プロeスポーツチーム「DONUTS VARREL(株式会社VARREL 横浜市西区)」とオフィシャルスポンサー契約を締結しました。本学園が、eスポーツチームをスポンサーすることは初めてとなります。 本学園は、株式会社VARREL、株式会社ピーシーデポコーポレーション、京浜急行電鉄株式会社の3社が、横浜市後援のもと発足した「横浜GG(GOOD GAME)プロジェクト」への参画や、DONUTS VARRELのイベント「VARREL ZONE」への学生の運営協力、本学園学園祭への選手出演など、これまで同チームと幅広く連携してきました。 今後はさらに連携を強化し、より実践的な人材育成を通したeスポーツ業界・横浜の発展に取り組みます。 本学園の情報科学専門学校や横浜デジタルアーツ専門学校では、ゲーム開発を専門とした学科・コースを有しており、ゲーム業界に多数の人材を輩出してきました。 近年のeスポーツ市場の拡大を踏まえ、2024年度は、eスポーツ分野で活躍するためのマネジメント力や環境構築の専門性が身につくコースをリニューアルします。それに伴い今年8月にはeスポーツ施設「i-CROSS ARENA」を新設するなど、今後ますますeスポーツ業界への人材輩出に注力いたします。 締結式の様子 当日は、eスポーツ施設「i-CROSS ARENA」で、岩崎学園の学生がDONUTS VARREL所属のZepher選手、BlackWiz選手、xnfri選手から、レクチャーを受けながらeスポーツを楽しみました。 今後の連携内容(予定) ・互いのリソースを活用した、課題解決への取り組み 例)学生の柔軟な発想と専門性を活かした、DONUTS VARRELのPR活動協力 学生が日頃学んでいるスキルを実践する機会の創出 学園イベントへの選手出演 ・学生インターンシップ実施 ・高校生向けイベントの開催 ・株式会社VARREL開発の「バーチャル横浜」での連携 株式会社VARREL概要 ・本社所在地 : 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号 ウィザードビル402 ・代表者 : 代表取締役社長 鈴木文雄 ・公式サイト : https://varrel.jp ・公式Twitter : https://twitter.com/_VARREL ※株式会社VARRELは、株式会社DONUTS(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 西村啓成)のeスポーツ事業子会社です 学校法人岩崎学園 https://www.iwasaki.ac.jp/index.html <ガクイチインフォメーション> メディアでも取り上げられる、顎が砕けるほどコシのある吉田のうどん「顎砕きMAX」とは?一度食べると病みつき注意! ▶▶▶詳細はコチラ
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12月9日(土)、10日(日)、全日本ロボット相撲大会2023 決勝大会 両国国技館でいよいよ千秋楽、“世界一のロボット横綱”が決まる!
12月9日(土)、10日(日)、「全日本ロボット相撲大会2023 決勝大会」を開催いたします。国内3カ所の地区予選会と、「高校生ロボット相撲大会2023」、「高等学校ロボット相撲選手権2023」の上位入賞者、さらに海外チームの計158チームが両国国技館に集結し、“世界一のロボット横綱”を目指します。 全日本ロボット相撲大会(ロボット相撲大会)は、ロボット作りを通して「ものづくり」の楽しさを知ってもらう場を提供することを目的に、1989年より富士ソフト株式会社が開催しているロボット競技大会です。ロボット相撲は、参加者が自作したロボットを力士に見立てて、技術とアイデアで相手を土俵から押し出すことで勝負が決まります。 決勝大会には、当社主催の「全日本ロボット相撲大会2023」、公益社団法人全国工業高等学校長協会主催「高校生ロボット相撲大会2023」、イオンモール株式会社主催「高等学校ロボット相撲選手権2023」の各予選会の上位チームが参加します。さらに海外の公認大会を勝ち抜いた23カ国のチームが出場予定です。 相撲の聖地 両国国技館に熱戦を勝ち上がったロボット力士達が一堂に会し、“世界一のロボット横綱”を目指して戦いに挑みます。 また昨年に引き続き、決勝大会と同時に「ロボット相撲500g級プレ大会」を開催いたします。ロボット相撲500g級は安全性が高く、誰でも容易に取り組みやすい500gクラスのロボットを対象とし、世界中で競技人口が増加しています。 開催日: 2023年12月9日(土) 11:00~17:00 予選会 2023年12月10日(日) 11:00~15:00 決勝大会 ※当日の試合状況により、時間が早まる場合があります。 開催場所: 両国国技館(東京都墨田区横網1-3-28) https://ryogoku-kokugikan.jp/#access 主催:富士ソフト株式会社 後援:(予定)文部科学省、公益社団法人全国工業高等学校長協会 決勝大会出場枠: 大会 出場枠 自立型 ラジコン型 合計 全日本ロボット相撲大会 地区予選会3×上位8チーム 24 24 48 高校生ロボット相撲大会 地区大会7×上位3チーム 21 21 42 高等学校ロボット相撲選手権 地区選手権6×上位2チーム 12 12 24 海外大会枠 公認大会上位チーム 22 22 44 合計 79 79 158 全日本ロボット相撲大会(ロボット相撲大会)https://www.fsi.co.jp/sumo/index.html土俵上で“ロボット力士”が技術とアイデアで勝負に挑む試合時間は3分間、直径154cmの鉄製の土俵から落ちたら負けの三本勝負目的生徒・学生ならびに社会人がロボット作りを通して技術の基礎・基本を習得し、研究意欲の向上と創造性発揮の場を提供し「ものづくり」の楽しさを知ることロボットの規格サイズ:幅・奥行き 20cm以内/高さ 自由/重さ 3kg以内 種類: 自立型 自動的に動くコンピュータプログラムを内蔵したロボット ラジコン型 ラジコン操縦で動くロボット ※記載している会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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5年間トップを走り続けたVEX日本代表チーム「Beast Hunter」の軌跡・ロボット工学からチームワーク、課題解決までを学べるVEXロボティクス
「VEXロボティクス」に出会った2人の幼馴染は、世界に挑戦する日本を代表するチームへと大きく成長しました。5年にわたってVEXロボティクスに挑戦し続けてきた、日本代表のガレージチーム「54506D Beast Hunter」のストーリーをご紹介します。 ■自宅の六畳間から始まった幼馴染2人のガレージチーム 八王子市立宮上中学校3年の住友和樹君と尾花勇我君は、1歳から一緒に過ごしてきた幼馴染です。2人がVEXロボティクスに出会ったのは小学5年生のことでした。 2019年9月、VEXロボティクスの体験会に参加した和樹君は、そこで「みんなで考え、話し合い、ひとつのものを作る」ことの楽しさを知りました。 その体験をもとに勇我君を誘い、自宅の一室の六畳間に、VEXロボティクスの専用スペースを作りました。これが、4年連続で日本代表チームとなり国内VEXシーンを牽引することになるガレージチーム「54506D Beast Hunter」の誕生です。 VEXロボティクスを始めて2か月後の2019年11月、「スクリメージ」と呼ばれる練習試合で、2人は初優勝をかざります。 同年12月に東京ビッグサイトで開催された国際競技大会「iREX Cup」では、初めてのトーナメント出場でエクセレンスアワードを獲得する快挙を成し遂げました。翌年2月に開催された日本代表決定競技大会「VEX IQ Competition Japan Nationals」では、エレメンタリスクール部門で、初参加にして優勝。2人は日本代表となったのです。 iREX Cupでエクセレンスアワード受賞 ■コロナで潰えた二度の世界大会と初めての挫折 しかし、Beast Hunterの快進撃はここで止まります。 世界的な新型コロナウイルスの流行によって、米国で開催予定だった世界大会は中止。「アメリカの世界大会に行く」という夢は実現できませんでした。 当時を振り返って、「外出もできなかったから、オンラインで話し合いながら、ロボットを作っていた」と話す和樹君。この間も、プログラミングを学びながら力を蓄えていきました。 コロナ渦でもZoomで活動継続 翌シーズン、中学1年生になったBeast Hunterは2回目の日本代表に。しかし、世界大会はオンラインでの開催となり、「アメリカに行きたい」という2人の夢はまたもや叶いませんでした。 さらに、オンライン参加した2021年の世界大会ではプログラムが思うように動かず、実力を発揮できないまま終わってしまいます。 「練習では上手くできていたのに、本番ではできなかった。これまでで一番、結果を出すことができなかった……」と当時の悔しさを話す和樹君。それ以降も失敗が増えていき、これまで順風満帆に進んでいたBeast Hunterは、初めての大きな挫折を味わいました。 ■世界に対抗しうるロボットを目指して けれど、2人は諦めません。挫折から、Beast Hunterは再スタートしました。 2人の夢は、再び日本代表となって、アメリカでの世界大会に参加すること。1年後の2022年5月に開催される世界大会を目指し、挑戦が始まったのです。 和樹君はテニス部、勇我君は卓球部と、それぞれの部活動の合間をぬって、毎週水曜日をVEXの練習日として必ず集まりました。 「大会前には週末も集まり、10時間以上練習していた。小学校時代より集まれる時間が少なくなった分、限られた時間を有効に使う方法を考え、真剣に打ち込むようになった」と和樹君は話しています。 さらに、「参加した大会の動画を見直してみたら?」という和樹君の父、芳行さんのアドバイスを得て、何度も動画を見返し、2人で反省点を話し合うことに。試合ごとに細かな調整を行い、経験を積んできたことで、ロボット製作もプログラミング能力も大きく向上しました。 この年を境に、2人のロボットの作り方が大きく変わりました。挫折を経験し、世界のレベルの高さを知ったことで、これまでの経験を生かした上で自分たちの持ち味を生かす、いわば、“守破離”の“破”から“離”へと進んでいったのです。 ■ついに世界へ チームで戦うことの難しさと楽しさ 2022年5月、Beast Hunterとしては3度目となる日本代表。ついに世界大会「VEX Robotics World Championship」出場選手として、2人はアメリカへ渡りました。 2022年の世界大会 世界大会の舞台は、VEXロボティクス誕生の地であるテキサス州のダラス。1万人以上収容できるアリーナで10日間に渡って開催される大規模なもので、2人はそのスケールの大きさと熱量に圧倒されました。 大会に参加するチームは、会場内に「ピット」と呼ばれるブースを持ち、ロボットの調整やアライアンスとの作戦会議を行います。他のチームとの交流も盛んに行われ、日本に興味を持った人たちが次々と訪れます。2人は知っている限りの英語を駆使しながら、世界中の選手たちと情報交換をしたことも大きな刺激と経験になりました。 初めての世界大会では上位入賞は叶わず、世界のレベルの高さを改めて思い知ることとなりました。 この結果について、勇我君は「トップチームのロボットは、性能を突き詰めた結果、どこも似たようなデザインになっている。だけど、僕たちのロボットはオリジナル性にこだわったため、性能で劣ってしまった」と分析し、「来年はもっと上を目指したい」と強く願いました。 2人の目標は「世界大会参加」から、「ディビジョンファイナル(ブロック決勝)進出」に変わりました。 ■最後の世界大会で掴んだ手ごたえ 2023年の世界大会 そして、2023年の4月。中学3年生になった2人は、再び日本代表としてアメリカへ。 世界大会では、自らのプログラミングやドライビングスキルを競う「スキルスチャレンジ」と、他の国のチームと即席でチームを組み、協力して課題に取り組む「チームワークチャレンジ」の競技があります。 英語が苦手な2人にとって言語の壁は大きく、前年度はコミュニケーションがうまくいかず作戦が立てられなかったという苦い思い出がありました。けれど、今年は2回目にして、Beast Hunterにとっては最後の世界大会。「勝ちたい!」という思いで必死にコミュニケーションを取り、国を越えて共闘していきました。 アライアンスチームとハイファイブ 努力の甲斐あって、Beast Hunterは上位20チームのみが出場できる「ディビジョンファイナル」まで勝ち進みます。そして、最後に組んだのは、それまでの結果がふるわず、すっかり戦意を喪失していたチームでした。 「いいロボットを作っていたチームだったのに、組んだチームに恵まれず、すっかりやる気をなくしていた」と、2人はその時の様子を話しています。「チームワークチャレンジ」では、チーム同士の相性も重要な鍵です。そこで、2人は相手に「絶対にディビジョンファイナルに進みたい」という思いを伝え、メンバーを励ましながら、時間いっぱい作戦を立て試合に挑みました。 その結果、合同チームは高ポイントを取得。「一番最後の試合で、最高のスコアが出せた!」と大喜びする相手とともに、喜び勝利を分かち合いました。 ディビジョンファイナル暫定1位! この世界大会で、2人のBeast Hunterは目標としていた「ディビジョンファイナル進出」へ。さらには最高得点で暫定1位の座を勝ち取りました。残すは、上位チームだけが参加できる「アリーナ決勝」まであと一歩というところまで進みましたが、残念ながら、後半で高得点のチームが登場し、Beast Hunterの挑戦は終了しました。 それでも、世界大会を終えた2人の顔に悔いはありません。 「良い結果を出そうと、頑張って沢山作戦を話し合った。そうしたら、自分たちが思っていた以上の結果を出せたのが楽しかった」と和樹君は晴れ晴れとした顔で話してくれました。 こうして、1年前の世界大会で悔しさを抱えて帰国した2人は、再び訪れた最後の世界大会で全力を出し切り、悔いなくBeast Hunterとしての活動を終えたのです。 ■ガレージチームを支える家族の存在 5年間に渡り沢山の時間を共に過ごしてきた2人ですが、不思議なことに全く喧嘩はなかったそうです。VEXで意見が異なることがあっても、「両方のアイデアを試してみよう」と提案し、意見を交換し合っていったと言います。...