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学校向け無償体験授業「驚きの未来技術体験!プロンプトエンジニアリングを体験しよう」実施校募集開始!中高生にChatGPTを用いたクリエイティブな学びの体験を提供
特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグは、中学校・高校向けに無償でChatGPTを活用したプロンプトエンジニアリングの体験授業を提供します。この授業では、人気のAIチャットボットであるChatGPTと一緒に、クリエイティブな学びに挑戦できます。子どもたちは、授業内でChatGPTとの対話を体験することができます。また、さまざまな問題解決やAIの得意・不得意の理解を検討し、またその応用的な使い方を考えるワークを行います。このプロジェクトを通じて、新しい教育方法が広がり子どもたちの創造力や好奇心がより育まれることを目指しています。 <ChatGPTとは> ChatGPT(チャットGPT)は、OpenAIという会社が開発した人工知能で、自然言語処理という技術を使って人間との会話を行うことができます。 ChatGPTは、大量の文章データを学習して、自然言語の理解能力を獲得します。例えば、文章を読んで意味を理解し、文章を作成することができます。チャットボットや翻訳サービスなどに使われ、今後、多くの分野で活躍することが期待されています。 <プロンプトエンジニアリングとは>プロンプトエンジニアリングとは、大規模言語モデルへの入力文を工夫することで、出力の精度を改善させる技術です。 例えばこのように質問の内容を充実させたり、より具体的な設定を加えることで、出力内容を改善させることができます。ChatGPTをはじめとした生成AI技術が目覚ましい速度で進展し多くのサービスが展開されはじめている今日において、プロンプトエンジニアリングはその必要性が高まっています。 <体験授業について>特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグは、中学校・高等学校を対象にChatGPTを利用したプロンプトエンジニアリングの体験授業を無償で提供いたします。本体験授業では、最先端のチャットボットAI「ChatGPT」を活用したプロンプトエンジニアリングを生徒の皆さんに体験してもらうことでAIの特性を理解したり、AIを活用した問題解決を行うことでクリエイティブな学びの機会を提供します。AI技術の使い方に触れることで、これからも発展し続ける技術との適切な向き合い方を学ぶことができます。 <サービス提供の背景>特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグは、「全国の子どもたちに格差なくSTEAM教育を届ける」ことをめざし、イベント・ワークショップなどを通して子どもたちにSTEAM領域に関するまなびを提供しています。昨今のChatGPTをはじめとした生成AI技術についても、利活用できるリテラシーが今後求められるでしょう。教育現場においても、常に最新の技術を取り入れアップデートしていくことは非常に重要であり、今回、中学校・高等学校向けに無償の体験授業を提供することといたしました。 <授業内容> 本授業では、講師がChatGPTの利用方法を説明しながら、実際に生徒の皆さんに体験をしていただきます。自由にさまざまな質問や文章の作成をしながら、できること・できないことを判断したり、向いている内容の確認、課題のある部分を見つけたり、自分がどう感じたか・どう考えるかについてワークシートにまとめるといった、講義、体験、議論、振り返りをおこなう内容となっています。また、今回はChatGPTの技術を組み込んだ独自開発の対話UI(ユーザーインタフェース)を採用しており、生徒のみなさんによりわかりやすく、より楽しく学びを進めていただけるようになっております。 また、学校でご用意いただくPC、タブレット等はブラウザ(Chrome、Safariなど)が使えるものであれば本体験授業を受けていただくことが可能です。(※ただし、セキュリティ設定や閲覧できるサイトに制限がある場合は設定を変更頂く必要がございます。) また、本体験授業はすべて無償で提供させていただきます。 【対象】国/公/私立の中学校、高等学校およびそれに準ずる教育機関(※学年・クラス等形態は問いません)【申込期間】2023年4月30日まで【定員】10校【選考方法】原則として先着順とさせていただきます。万が一、10校を超えての申込となってしまった際は担当者さまにご連絡させていただきます。【選考結果の通知】申込より2週間以内に、担当者さまにヒアリングの日程調整のご連絡を差し上げます。その後、ヒアリングで実施できる状況かの判断を行い、その後2週間以内に結果通知いたします。【注意事項】・60分から150分(通常授業の1から3コマ)程度の時間で完結する内容の授業となります。・授業日時は、学校と当法人の都合を考慮し調整させていただきます。基本的には平日10時〜17時の営業時間とさせていただきます。・実施形態については学校により環境が異なることから、お打ち合わせの際に決定いたします。・授業の様子や成果物等は生徒・学生の個人情報などが特定できないようにした状態で広報活動に使用させていただきます。・授業ではパソコンやiPadなどWebブラウザーが動作するデバイスを使用します。参加する生徒・学生の人数分のデバイスをご用意いただいた上でお申し込みください。パソコン室等にある共用PCでも問題ございません。ご不安・ご相談があれば、事前にお問い合わせください。・一斉に授業できる人数には限りがあり、最大40人程度を想定しております。クラスを分けて複数回で実施することも可能ですので、ご相談ください。・規約により12歳以下の生徒はChatGPTを使用することができません。予めご了承ください。 <授業実施までの流れ> 1. 申込フォームの提出申込にあたりフォームをご提出ください。2. ヒアリングご担当者様にオンラインで授業の詳細のご説明、実施する環境、不明点や授業の形態についてヒアリングさせていただきます。3. 結果通知ヒアリングの内容も踏まえ、結果を通知いたします。4. お打ち合わせ・日程調整授業実施の日程を調整いたします。5. 授業(オンライン)実施日に授業を行います。授業はオンラインで行います。(✳︎別途、講師の交通費実費をご負担いただける場合は教室で対面授業をさせていただくことも可能です。)6. 振り返り授業を終えた後、振り返りをさせていただきます。今後の活動に向けた実施後アンケートの回答へのご協力をお願いします。 <申込方法>こちらのリンクからお申込が可能です。https://forms.gle/3pjQme9CnudehWt39 <ご質問やご相談に関するお問い合わせ>まずは話や説明だけ聞いてみたい方、不明点を洗い出してから申し込みされたい方は特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグ 教育機関向け窓口までお問い合わせください。TEL: 050-1743-4957メール: contact@newcreator.org <法人概要>特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグは2016年よりプログラミング教育の事業領域において、首都圏・関西圏を拠点に全国に向けて展開している教育系NPOです(2019年法人化)。多くの子どもがプログラミングに触れることができる機会をつくるため、オンラインプログラミングイベントや地方部でのイベントをはじめ、企業との協働によるイベントを実施しています。これまで全国で延べ30回以上のイベントを開催、700人以上がプログラムに参加しており、2021年からは学校向け出張授業やカリキュラム提供を開始。さらなる事業拡大を行うことでこれまでにない次世代の若者が成長できる場を創っていきます。法人名:特定非営利活動法人ニュークリエイター・オルグ所在地:大阪府豊中市HP:https://newcreator.org/
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STEAM教材パイオニアのワンダーファイ 高校生と取り組む"本気の"教材開発
2年連続開催。高校生たちが本気で考える"子ども向け教材"が新しい学びを生み出す ワンダーファイ株式会社(東京都文京区)は、学校法人安田学園(広島県広島市)と連携協定を結び、安田女子中学高等学校で2021年度に新設されたSTEAMコース内の授業プログラムに2年連続参画しています。 「STEAMコース」授業プログラムについて 安田女子中学高等学校「STEAMコース」の授業の1つに、企業や大学と連携し身近な社会の課題をテーマに、生徒がチームを組んでプロジェクトに取り組む「Project-Based Learning(PBL)」があります。ワンダーファイは、PBLの授業プログラムに協力しています。 ▼安田女子中学高等学校のSTEAMコース https://www.yasuda-u.ac.jp/jh/education/ 2022年11月に開始した本授業プログラム2年目は、高校生が年中・年長さん向けのトイ教材の企画制作に挑戦します。ワンダーファイが、幼児〜小学生に提供する家庭向け教育プログラム「ワンダーボックス」の開発で培った知見を一部提供し、高校生に企業の開発現場のリアリティを共有しました。 ワンダーファイとしては、プロトタイプの制作、実際のユーザーである年中・年長さんへの体験会を通し、アイデアを形にすることの難しさ、ものづくりにおける試行錯誤の楽しさを高校生に体験してほしいという思いをもって、わくわくしながら参画しています。また、この活動が、国内におけるSTEAM教育の推進、高校生の学びの進化につながればと考えています。 高校生たちの商品企画プレゼン発表 3月16日に行われた最終発表には、12名が4チームにわかれ発表を行いました。発表を受けたのはワンダーファイで実際に教材制作を行うディレクターやエンジニアたち。昨年末に実施された中間発表時のフィードバックを元に改善された企画内容や、プレゼン方法に高校生たちの努力や成長が感じられました。 参加した高校生たちの声 ・子どもたちの視点に立ち、新しい商品を生み出す楽しさと難しさを知ることができた ・ただ資料を読むだけでなく、伝わる発表がどういうものか工夫することができた ・1人では気づけなかったことを、チームで発表することでたくさんの学びを得られた 安田女子中学高等学校 URL :https://www.yasuda-u.ac.jp/jh/ ワンダーファイ株式会社 ワンダーファイは、世界中の子どもから「知的なわくわく」を引き出すための教材やコンテンツを開発・運営する会社です。STEAM教育の新しい通信教材「ワンダーボックス」 や、150ヶ国250万人の子どもが楽しむ思考力が育つアプリ「シンクシンク」を運営しています。国際的な算数大会の問題などを多数製作・監修している、STEAM/STEM教材・思考力教材のパイオニアです。 2018年11月には、世界最大の教育ベンチャーのコンペ「Global EdTech Startup Awards (GESA)」の日本予選にて最優秀賞を受賞。また、SXSW EDUなど、世界的な教育フォーラムに日本代表として出展、登壇などを行なってきた実績があります。 2020年2月、STEAM教育領域の新しい教育プログラム「ワンダーボックス」を発表しました。 2022年12月14日に、社名をワンダーラボから「ワンダーファイ株式会社」に変更しました。 ワンダーファイ株式会社 公式HP:https://wonderfy.inc/
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長野県教育委員会とInspire Highが、ICTを活用した探究的な学びの促進に関する連携協定を締結。
長野県教育委員会と株式会社Inspire Highは、ICT活用の促進および探究教育やキャリア教育の実践のため、連携協定を締結しました。世界中の多様な生き方や価値観を知り、一人ひとりに眠る主体性や創造性を引き出すプログラム『Inspire High』を県内の高校および中学校で提供します。 長野県教育委員会では、来年度からの第4次教育振興基本計画の策定を進めており、目指す姿を「個人と社会のウェルビーイングの実現、一人ひとりの「好き」や「楽しい」、「なぜ」をとことん追求できる「探究県」長野の学びとし、これからの方向性として「探究を中核とした学校づくり」を推進しようと考えています。この連携は、その取り組みの一環として行われるものです。Inspire Highは、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室やオンラインで実践できるプログラムです。主に全国の中学校・高校で、総合的な探究・学習の時間やロングホームルームでのキャリア教育やSDGs学習、道徳、公共などで活用されています。長野県とInspire Highはこれまでも、イベントの後援や共催、経済産業省「未来の教室」実証事業パートナー、ICT推進事業の実施など、様々な形で連携を深めてきました。今後一層、長野県の生徒に自らの主体性や創造性、学習の内発的動機を高めていく機会を提供していきます。<本連携協定における連携事項>(1) 探究学習およびキャリア教育、ICT教育の質向上と推進に関すること(2) その他双方が協議して必要と認める事業に関すること <長野県教育委員会 内堀繁利教育長より>株式会社Inspire Highとの関わりは、2019年度にInspire High(当時はCINRA, Inc.)と長野県立大学の共催による「未来をつくる、アート思考」と題した県内の高校生や教員を対象としたリアルなワークショップに始まります。このワークショップは、自分だけの視点・発想でアイデアをつくるヒントを学ぶプログラムで、これを完全オンラインへと進化させたものが現在のInspire HighのEdTechプログラムであると承知しています。このようにInspire Highは、一人ひとりの主体性や創造性を引き出すために、よりよいプログラムを目指して、長野県を含めたプログラムの参加者や連携するパートナーの意見を取り入れ、常にプログラムを進化させ続けており、このことからも協定を締結し、一層の連携・協働をしていこうということになりました。本連携により、「探究的な学び」が更に充実し、長野県が目指す「探究を中核とした学校づくり」が実現に向けて大きく前進するよう、願っております。 <株式会社 Inspire High 代表取締役 杉浦太一氏より> 長野県教育委員会様とは、Inspire Highの事業立ち上げ期からイベントをご一緒させていただくなど、大変お世話になって参りました。私たち自身も、内堀教育長はじめ、教育委員会のみなさまや先生方に、たくさんの学びをいただき、また時にはご迷惑をおかけしながら成長させていただいてきました。今回、このような形で連携協定を結ばせていただくことは大変光栄なことであり、これまでの感謝をできる限りの形でお返しできればと思っております。長野の生徒のみなさんにインスパイアリングな体験をお届けできることをとても楽しみにしております。 <Inspire Highについて>Inspire Highは、世界中の創造力と10代をつなぐEdTechプログラム。ICTを活用して、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で実践できることが特徴です。主に中学校・高校で「総合的な探究の時間」「特別活動」「道徳」「公共」などの授業での活用や、各校独自のキャリア教育やSDGs教育などに幅広く利用されています。予測不可能で不確実な時代において、新たな学習指導要領が「生きる力」を中心に改訂されたことからも、未来を生き抜くための21世紀スキルおよび非認知スキルの重要性が高まっています。そんな中、Inspire Highでは、世界中の第一線で自分らしく活躍するクリエイティブに生きる大人たちと「答えのない問い」について考え、同世代で共有し合う双方向型の学びを10代に提供しています。 ◆プログラム例台湾デジタル担当大臣オードリー・タンと考える「社会はどう変えられる?」詩人 谷川俊太郎と考える「言葉ってなんだろう?」お笑い芸人 渡辺直美と考える「自分らしさをどう見つける?」マサイ族長老と考える「アイデンティティってなんだろう?」国連職員と考える「平和ってなんだろう?」オーストラリアの消防士と考える「気候変動をどう食い止める?」失敗研究者と考える「失敗は怖いもの?」他、起業家、科学者、ロボット開発者、漁師、消防士、映画監督、ファッションデザイナーなど多様な方々が登場しています。 ◆受賞歴など・HundrED AWARD 2023年世界の教育イノベーションTOP100選出・日本e-learning大賞2021 経済産業大臣賞受賞・Global Edtech Startup Award 日本予選最優秀賞受賞(日本代表)・経済産業省『未来の教室』2020年度実証事業採択・経済産業省 EdTech補助金 2020年度、2021年度、2022年度対象事業 ◆学校・自治体向け資料ダウンロードhttps://www.inspirehigh.com/school_contact
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探究学習、95%の教員が「課題を感じている」NPOカタリバ、探究学習をサポートする全国の教員向けに実態調査
認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区)は、日本全国の教育支援団体や学校と連携し、実践型探究学習「全国高校生マイプロジェクト」の推進に取り組んでいます。2022年12月から2023年2月にかけて、各学校で生徒たちの探究学習をサポートしている教員が感じている課題についてアンケート調査を実施しました。 <このアンケート調査からわかること> 探究学習を推進している担当者の95%が「課題を感じている」、特に1年目の学校の担当者は100%が「課題を感じている」 課題と感じていることは「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」「調べ学習で終わってしまう」 外部との連携・協働に関する課題は、探究の実施年数が長くなるにつれて増加する傾向 <探究学習を推進している担当者の95%が「課題を感じている」>高校で探究学習の推進を担当している教員や生徒伴走に当たっている教員の95%が、探究学習の推進に関して「課題を感じている」と回答しました(「とても感じている」「まあ感じている」の合計)。特に1年目の学校では、100%が「課題を感じている」と回答しました(「とても感じている」75%、「まあ感じている」25%、「あまり感じていない」0%、「まったく感じていない」0%)。 <特に課題と感じていることは「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」「校内で探究学習への理解が広がらない」>課題だと感じていることの具体例としては「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」「校内で探究学習への理解が広がらない」への回答が多く見られています。 <「外部との連携・協働」の課題は年を追うごとに増加傾向>探究学習を推進している年数によって、感じている課題に変化も見られました。例えば、取り組みを初めて1年目の学校は「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」「評価基準の置き方」など、校内でどのように探究学習を位置付けて取り組んでいくのかといったカリキュラム設計と組織・運営体制に関する課題を多く感じていますが、これらの課題の一部(「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」)は、年数を重ねる中で課題感が減少していく傾向があります。一方で、年を追うごとに課題感が増していく傾向にあったのが、「外部との連携・協働」「調べ学習で終わってしまう」「進路との接続」「生徒が設定したテーマの知識・人脈がない」といった、より生徒一人ひとりに個別最適化させた深い学びの実現に関する課題です。特に「外部との連携・協働」に関しては1年目と6年目以上で約20%増加しており、増加傾向が顕著に見られています。<学校と地域の企業・団体をつなぐ「全国高校生マイプロジェクト」、2023年度パートナー校募集&探究イベントを開催>このように様々な課題と向き合っている探究学習担当者の方々を外部からサポートする取り組みは、近年、民間企業や地域の教育支援団体などにより全国に広がってきています。そのひとつとしてカタリバでは、2013年から「全国高校生マイプロジェクト」を推進してきました。マイプロジェクトは、生徒たちが身の回りの課題や自分自身の関心ごとをテーマにプロジェクトを立ち上げ地域社会と連携して実践を重ねながら学びを深めていく”実践型”の探究学習で、現在では全国803団体(うち高校は585校)と連携し、7万人以上の生徒たちに探究学習を届けています。今月3月25日(土)・26日(日)には、全国でマイプロジェクトに取り組む高校生たちが集う「全国高校生マイプロジェクトアワード2022全国Summit」を開催します。全国から選ばれた48プロジェクトが集い、探究活動に関する発表と交流を行います。第10回目となる今年はイベントの様子を一般公開(オンライン配信)で実施しますので、ご興味のある方はぜひ下記フォームよりお申込みください。▼全国高校生マイプロジェクトアワード2022観覧申し込みはこちらから下記サイトからメールマガジンにご登録いただくと、イベント詳細や当日観覧に関するご案内が届きます。https://myprojects-join.jp/またマイプロジェクトでは、「学校パートナー」という制度を設け、探究学習の推進に課題を抱えている先生方に役立つ教材や、他地域の取り組みを知り先生同士がつながる事例勉強会などを提供しています。次年度に向けた申し込みは2023年4月30日(日)まで受け付けていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。▼パートナー登録の詳細・申し込みはこちらからhttps://myprojects.jp/partner/ <調査概要>調査テーマ:探究学習の推進における課題調査方法:インターネットでのアンケート調査調査地域:日本全国対象者:全国高校生マイプロジェクトを自校で推進した全国の教員232名実施期間:2022年12月1日~2023年2月28日<認定特定非営利活動法人カタリバ>どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。URL : https://www.katariba.or.jp/
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麴町学園女子高の「みらい科製品開発体験学習」授業を描いた「<紙の地図を知らない>高校生が防災地図を作るまで」コラム公開
株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区)は、コーポレートサイト特設ページにて、麴町学園女子高の探究授業として行われている製品開発体験学習の半年間の授業記録を元に制作した「【麹町学園女子高×昭文社】<紙の地図を知らない>高校生が防災地図を作るまで」コラム、および完成した防災地図の紹介企画「【麹町学園女子高×昭文社】遂に完成した麹町の『防災地図』を一挙公開!」コラムを公開しました。 ▼コーポレートサイト特設ページhttps://www.mapple.co.jp/blog/21567/ <12班それぞれが作成した防災地図>コラムの概要・目的麴町学園女子高では、探究授業として実施されている、みらい科特別授業「製品開発実習」を近隣の企業と長年実施しており、2022年度は昭文社グループに打診、日常から力を入れている防災教育の一環として特に地震対策の「防災地図」制作を希望したことで、16年にわたり『帰宅支援マップ』を出版している昭文社グループとして、また近所にある企業として、微力ながら社会貢献、地域貢献ができれば、と取組みが開始しました。実際に授業を開始すると、「紙の地図」の使用経験に乏しい生徒が地図を作ることのハードルの高さを痛感し、予定のプログラムを大幅に変更することとなりました。また防災教育で得た知識を改めて「自分事」として捉える難しさ、具体的な対策や災害時に必要な情報を事前に得ることの大変さ、も一同強く感じました。このコラムは、そうした授業の計画と実際、そして生徒がどうやって地図を作り、防災を「自分事」としていったか、そのプロセスを明らかにしています。 コラム一覧と公開予定 まとめページ=【麹町【麴町学園女子高×昭文社】製品開発体験学習コラム 特設ページhttps://www.mapple.co.jp/blog/21567/コラムその1=【麹町学園女子高×昭文社】<紙の地図を知らない>高校生が防災地図を作るまで」https://www.mapple.co.jp/blog/21456/コラムその2【麹町学園女子高×昭文社】遂に完成した麹町の『防災地図』を一挙公開!https://www.mapple.co.jp/blog/21513/コラムその3=【麹町学園女子高×昭文社】防災地図作りから得たことを<みらい>へ繋ぐ近日公開予定
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イッポラボ合同会社と専修学校クラーク高等学院 天王寺校が、幼児教育教材を共同開発!スマホ育児問題の解決に向けて、新商品を2023年3月以降に販売開始
幼児の目線を「スマホ画面」から「知育教材」へ!課題解決型学習に取り組む高校生考案の商品。 クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市)の連携校である、専修学校クラーク高等学院 天王寺校(大阪府大阪市)では、オリジナル教育教材販売や運動教室運営に取り組むイッポラボ合同会社(鳥取県鳥取市ボ)と連携し、「スマホ育児問題」の解決に向けて開発した新商品を、2023年3月以降に販売開始します。クラーク天王寺校では、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした「課題解決型学習」を実施。その学習の一環で、総合進学コースの生徒4名が、イッポラボとアイデア出しから商品開発まで一緒に取り組みました。子育てを行っている親や子どもたちが使用することで、目線をスマホ画面から知育教材へ導き、親子のコミュニケーションが増えることを目指します。 ▼販売ECサイトURL https://ippolab.official.ec/ 【商品開発をするまでの経緯】 今回、クラーク天王寺校とイッポラボが幼児教育教材の開発・販売の連携を行うことになったのは、クラーク天王寺校が2022年10月に開催した学校内イベント「SDGsマルシェ」に、イッポラボがブースを出展したことがきっかけ。「SDGsマルシェ」とは、クラーク天王寺校の生徒が取り組んできた、SDGs探究学習の成果発表の場となるイベントです。生徒が主体となって、SDGsに関する企画展示やイベントを開催しました。親子のコミュニケーションが生まれる教材や木製玩具を開発・販売するイッポラボは、「ひらがながすきになるカード」や「フルエット」など自社商品を展示し、生徒とイベント来場者が一緒に遊べる空間作りを行いました。このイベントを通じて、生徒たちはイッポラボの企業ミッションや商品に触れました。 SDGsマルシェ クラーク天王寺校 総合進学コースの生徒たちは、1年次に学びの基礎を固め、2・3年次には探究型のPBL(Project Based Learning、問題解決型学習)をベースに、より深く創造的な学びへと進んでいきます。ICTの知識とビジネスの知識を学び、激しく変化する未来社会において必要となる、思考力・判断力・表現力を身につけます。今回の連携においては、教育やマーケティングに関心を持つ2年生2名、3年生2名、合計4名の生徒が身につけた学びを活かしながら、具体的な成果物を生み出すために、商品作りにチャレンジしました。「どのような商品を作っていくのか」を話し合い、2022年11月から開発はスタートしました。イッポラボはこれまでの商品開発の経験から、マーケティングの必要性やお客様の声を聞くことの重要性などを共有し、試作品作りから本製造までの役割を担いました。クラーク天王寺校の生徒は、商品のコンセプト作りや試作品を保育園児に遊んでもらうモニター調査などを行い、商品設計に取り組んできました。度重なるミーティングの結果、社会問題となっている「スマホ育児」問題の解決に貢献できる商品を3種類作り、購入しやすい価格でオンライン販売することになりました。2023年3月以降、商品販売を開始する予定です。 ※当初は受注生産の予定 商品開発、モニター調査の様子(左)商品開発に挑戦。試作品が完成し、詳細の打ち合わせを実施しました!(右)商品開発プロジェクト。地域の保育園に商品サンプルモニターとして協力して頂きました!【商品紹介】商品1:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろそろばんのように木製のピースを左右に動かして遊びます。ピースには動物や野菜、果物のイラストが彫られおり、さまざまな感触を味わって遊ぶことができます。(商品のイラストはクラーク天王寺校のデジタルクリエーターコースの生徒が担当)親から子どもに問題を出し、簡単な算数を学ぶこともできます。<商品詳細>対象年齢:2歳半以上使用素材:鳥取県産スギ材、MDF、他本体サイズ:長さ約23cm、幅約17cm、高さ約3cm<付属教材>商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。商品2:スライドして楽しい!色並べパズル4色の異なる色付けをされたピースを同じ色ごとに並べて遊ぶパズルです。商品上部には取り外し可能なふたがついて、ピースの出し入れが出来ます。親が問題を作って子どもが解く遊び方や、子どもが自分で問題を作って自分で解くなど、自由な発想で遊べます。ピースをスライドさせて遊ぶことで、指先を動かす練習にもなります。<商品詳細>対象年齢:2歳以上使用素材:鳥取県産スギ材、MDF、他本体サイズ:長さ約20cm、幅約17cm、高さ約5cm<付属教材>商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。商品3:世界のFlagバランスゲーム国旗学習も出来るバランス取りゲームです。直方体のパーツには国旗シールを貼ることができ、3つのピースを並べると一つの国旗が完成するデザイン。タワーから片手でブロックを取り、抜き取ったブロックを最上段に置きます。その際に最初に抜いた人のブロックを元に国旗が完成するようにみんなで作ります。他にもドミノ倒し、国旗パズル、積み木のように遊ぶこともできます。<商品詳細>対象年齢:2歳以上使用素材:鳥取県産スギ材本体サイズ:長さ2.5cm、幅2.5cm、高さ25.5cm*高さは全パーツ積み上げ時<付属教材>商品には遊び方例のシートを付属し、インターネットからもダウンロード出来るようにする予定。*商品のデザイン、仕様は変更になる可能性があります。 3つの教育教材 【クラーク天王寺校の生徒・教員、イッポラボ社員のコメント】 クラーク天王寺校 別所さん(3年) 商品担当:スライドして楽しい!色並べパズル 色をバラバラな状態から合わせて並べて遊べるパズルです。子供たちの自由な発想で、どんな遊びもできるような商品です。また、ピースをスライドさせて遊ぶことで、指先を動かす練習にもなります。この商品は、忙しいときにスマホに頼りたくない親御さんたちが、少しでも楽に過ごせるようにという思いで作り出しました。子供が外でも、1人でも、夢中になって遊ぶことができる商品を作ることで、スマホを多用しなくても良い環境を作ることができれば嬉しいです。 クラーク天王寺校 山本さん(3年) 商品担当:世界のFlagバランスゲーム 現代のスマホ育児が進む中で、親子のコミュニケーションが以前に比べて減少していることが問題となっています。この「世界のFlagバランスゲーム」を使うことで、親子が一緒に楽しく遊び、コミュニケーションを取ることができます。ブロックを抜き取ったり、立てたりして遊ぶため、小さなお子様の手先を使った指の練習になります。また、ブロックに描かれたひらがな、カタカナ、国旗、そして各国の豆知識を覚えることができます。私たちは、コロナ禍で修学旅行などの行事が中止になり、思い出が少なかったので、自分たちの商品を作り上げる中で何とか思い出を作りたいと感じ、この商品開発に挑戦しました。この商品を通じて、親子のコミュニケーションがより多くなり、お子様がひらがな、カタカナ、国旗の勉強をできることを願っています。 クラーク天王寺校 西口さん(2年) 商品担当:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろ スマホ育児が発展していく中で、世の中のお母さんたちの役に少しでも立ちたいと思いで、この商品を開発しました。スマホ育児では味わえない実物のものを使って、指先を動かしたり計算をしたりして、少しでも小さい頃から勉強の環境を作っていただけたらと思い考えました。最初は動かしたりして、遊ぶだけでも楽しいと思います。また、歳を重ねるごとにそろばんのこまを横に動かして、足し算や引き算、掛け算もできる仕組みになっています。商品名にも書いてある通り、"楽しく学べる"。いやいやではなく、楽しく学習したり遊んでほしいことを思い名付けました。そろばんの絵柄が動物や果物になっていてとてもかわいいので、そちらもポイントになっております。ぜひ手に取っていただきたいです。 クラーク天王寺校 畠山さん(2年) 商品担当:\たのしく学べる!いきものそろばん/ たのそろ 「たのそろ」は、スマホ育児を減らすことを目的に開発した知育玩具です。小型で軽量につくられていて持ち運びがしやすく、出先の飲食店や病院の待ち時間、電車で移動中など、お子様に騒がないで欲しい場面で活用できます。近年問題になっているスマホ育児。スマホはいつでもどこでも手軽に遊ばせることができて、親御さんにとってとても便利な存在です。しかし「幼い頃から動画視聴やゲームにのめり込んでしまったらどうしよう」と、すぐにスマホを頼ってしまうことに罪悪感を抱いている方もいるはず。そこで、私たちはそんな課題を解決すべく、スマホの代わりになるような商品を開発しました。それが、たのしく学べる!いきものそろばん「たのそろ」です。こだわった点は、持ち運びが楽であること。散らからず、遊び場所を選ばないこと。人の迷惑になる音や動きがでないこと。これらはスマホの代わりになるものとして、必須だと思ってこだわりました。更に、遊び方が豊富であることもポイントです。木製パズルとしてピースを動かすような簡単な遊びから、ピースに彫られた絵を利用した仲間分け、数字とイラストを利用して、四則演算のしくみまで簡単に学ぶことができます。年齢に合わせて遊び方を変えることができるので、すぐに使わなくなってしまう心配もありません。他にも、ピースに彫られたシンプルで可愛いらしい絵や、木の落ち着く香りは、小さなお子様に気に入ってもらえると思っています。これからの未来を担うこどもたちに、より質のいい教育を提供したい。私に何かできることはあるだろうか。そう思っていた私にとって、イッポラボさんとの商品開発はとても魅力的でした。友人や先生、企業の方と一緒にいちから商品を考えていく作業は地道でしたが、とても良い経験になったと思います。開発の過程で、試作品で遊んでくれた幼稚園の子供たちの笑顔は忘れません。その笑顔を見て、私にとってこの商品はとても大切なものになりました。この「たのそろ」を日常にとりいれて、たくさんの子供たちと、もちろん保護者の方にも、今よりも楽しい時間を過ごしてもらいたいです。 クラーク天王寺校 前原先生 「SDGsマルシェ」を機に、イッポラボの田中様より商品開発についてのご提案を頂き、今の時代に必要な学びであり「是非チャレンジさせたい」と思い、このプロジェクトがスタートしました。生徒たちは、自身が考え、調べ、判断し、表現する過程を経ることよって、「探究する力」を大きく伸ばしていきました。そして何より、自分たちが考えた商品で、子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿をみて、商品開発のやりがいや喜びを感じ、自己肯定感の向上にも繋がったと思います。生徒たちの思いを乗せて、みなさんに笑顔を届けられる商品となれば幸いです。 イッポラボ 代表社員 田中さん 高校生との商品開発は私にとっても新たなチャレンジでした。商品のコンセプトや商品名など、あらゆることを高校生に自分たちで考えてもらうことを意識した一方、商品のスペック(サイズ、素材など)や押さえるべき点(モニターに遊んでもらうことなど)についてはこれまでの経験を踏まえて意見させてもらいました。今回出来た3商品は、どれも異なる遊び方ができ、見た目も大幅に異なります。担当生徒の興味や関心ごとが反映されていつつも、保育園児にたくさん遊んでもらったため、決して独りよがりではない、子どもたが遊んで楽しめる、学べる玩具になりました。多くの家庭で遊んでもらえることを期待しています。【専修学校クラーク高等学院天王寺校について】専修学校クラーク高等学院天王寺校では総合進学コース、デジタルクリエーターコース、インターナショナルコース、eスポーツの4つのコースで、自分の「好き」なことや「得意」なことを追求できる特化型教育を行なっています。その「好き」や「得意」をツールとし、社会で活躍するための認知能力・非認知能力を身につけ、一人ひとりの才能を開花させる教育を展開。専修学校ならではの柔軟な学習カリキュラムと、広域通信制高校クラーク記念国際高等学校との併修(ダブルスクール)によるスケールメリットを組み合わせ、これまでにない新たな時代の「新しい教育」に取り組んでいます。 HP: https://seg.ed.jp/tennoji/