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テスティー、2023年版 【学生対象】コロナウイルスの影響 規制緩和後の生活編の調査を実施
男女で規制緩和後のマスク着用理由に差、リモート授業やおうち時間の充実など現在の生活を継続したい人は5割以上 メディア事業・リサーチ事業・プロモーション事業を展開する株式会社テスティー(東京都渋谷区)は、若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、学生の男女4,464名(中学生291名、高校生1,904名、大学生2,269名)を対象に2023年版 規制緩和後の生活編の調査を実施しました。 規制緩和後のマスク着用率は男性5割、女性6割。マスクをする理由は「マスクをする人の多さ」と「素顔を見せることへの抵抗感」 学生の男女4,464名を対象に、規制緩和後のマスク着用について調査したところ、「屋内・屋外関係なく常に着用している」と回答した人は男性では49.8%、女性では60.9%という結果になりました。男性よりも女性のマスク着用率が高い様子が伺えました。「マスクを常に着用している」と回答した人を対象にマスクを着用している理由を尋ねたところ、男性の第1位は「まだマスクをしている人が多いから」、女性の第1位は「顔を見せたくないから」と着用理由に性別で差があることがわかりました。さらに、マスク着用をやめるのはどのような状況になった時かを聞いたところ、男女ともに「マスクを外している人がほとんどになったら」という回答が第1位となり、多くの人が周りの人と状況を合わせたいという様子が伺えます。 TesTee Lab:https://lab.testee.co 「現在の生活を継続させていきたい」リモート授業やおうち時間の充実の継続を望む人が5割以上 アンケート回答者を対象に、コロナ禍の生活(オンライン授業やおうち時間の充実など)は今後も定着すると思うかを尋ねたところ、「定着すると思う(やや定着すると思う選択者含む)」と回答した人は5割を超えました。さらに、コロナ禍の生活を今後も続けていきたいかどうかを聞いたところ、「続けていきたい(やや続けていきたい選択者含む)」と回答した人も5割となり、コロナウイルスによって数年間で変わってしまった生活スタイルを今後も継続していきたいと望んでいる人が多いことが分かりました。 TesTee Lab:https://lab.testee.co 本調査結果のさらなる詳細は、「TesTee Lab」にて公開しています。2023年版 コロナウイルスの影響に関する調査 規制緩和後の生活編URL:https://lab.testee.co/2023_covid_19_result9調査概要実査機関:自社調査(株式会社TesTee)調査方法:自社保有アンケートメディアアプリ「Powl(ポール)」によるインターネット調査対象地域:日本国内調査期間:2023年3月24日(金) 〜 3月27日(水)調査対象:学生の男女4,464名(中学生291名、高校生1,904名、大学生2,269名)◆オウンドメディア「TesTee Lab(テスティーラボ)」若年層に特化した調査や、アプリ調査など、幅広く自主調査を実施。その結果を無料ダウンロード可能なホワイトペーパーとともにオウンドメディアにて紹介しています。 TesTee Lab :https://lab.testee.coTesTee Lab 公式Twitter:https://twitter.com/testee_lab ※TesTeeは、株式会社テスティーの登録商標です。※その他すべての商標は、各々の所有者の商標または登録商標です。
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2023年3月度 アルバイト平均時給調査 全国の平均時給は1,245円 過去最高を更新
ディップ株式会社は、2023年3月のアルバイト時給データを発表しました。この調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」等ディップ社の運営するサービスに掲載されたデータをもとに集計したものです。3月のアルバイト・パートの平均時給は1,245円(前年比38円増、前月比15円増)、また「バイトル」に掲載された求人件数は約306,000件となり、前年比1.1%増、前月比7.1%増となりました。「バイトル」:https://www.baitoru.com ■大職種別平均時給(2023年3月) ■時給推移(全国) ■概要【エリア別】全てのエリアで前年比プラス 関東・関西は過去最高 関東エリアの平均時給は1,287円(前年37円増、前月比11円増)、東海エリアの平均時給は1,201円(前年比38円増、前月比5円減)、関西エリアの平均時給は1,267円(前年比38円増、前月比40円増)、九州エリアの平均時給は1,148円(前年比21円増、前月比17円増)となりました。【職種別】8職種が前年比プラス 飲食は1,081円で過去最高 ほか事務と建設も 職種別の平均時給は、9職種中8職種の大カテゴリが前年を上回りました。事務的職業は1,432円(前年比91円増、前月比74円増)、専門的職業は1,486円(前年比251円増、前月比24円増)、飲食の職業は1,081円(前年比49円増、前月比2円増)、販売の職業は1,074円(前年比18円増、前月比10円減)、サービスの職業は1,279円(前年比17円増、前月比8円減)、運搬・清掃・包装等の職業は1,214円(前年比41円減、前月比4円減)、建設の職業は1,718円(前年比40円増、前月比249円増)、製造・技能の職業は1,392円(前年比9円増、前月比1円減)、教育の職業は1,652円(前年比32円増、前月比2円増)となりました。1.職種別平均時給(2023年3月) 2.高時給職種ランキングTOP10(2023年3月) ディップ株式会社 URL: https://www.dip-net.co.jp/
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東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究プロジェクト「子どもの生活と学びに関する親子調査2022」結果速報 「上手な勉強のしかたがわからない」という悩みが約7割に増加
~ “学習方法の理解”は学習意欲と成績の向上に効果があることが明らかに~ 東京大学社会科学研究所(東京都文京区)と株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市)の社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所は、2014年に「子どもの生活と学び」の実態を明らかにする共同研究プロジェクトを立ち上げました。 このプロジェクトでは、同一の親子(小学1年生から高校3年生、約2万1千組)を対象に、2015年以降8年間にわたり複数の調査を実施し、12学年の親子の意識・行動の変化を明らかにしてきました。継続的に親子の意識や行動を追跡した貴重なデータです。 調査の主な結果は、以下の通りです。 1.「上手な勉強のしかたがわからない」という子どもが、この4年間で増加◆「上手な勉強のしかたがわからない」に対する肯定率(とてもあてはまる+まああてはまる)は2019年から22年にかけて増加し、「あてはまる」という子どもが約7割に。 2.学習方法の理解は、学習意欲や成績と関連◆学習方法の理解は、学習意欲や成績と関連しています。今回の分析では、学習意欲を示す指標よりも成績との相関が高い傾向がみられました。 3.学習方法の理解について、2か年の変化では「理解に変化」群が12.5%◆「上手な勉強のしかたがわからない」について同じ子どもの変化を2か年にわたり追跡したところ、学習方法が「不明」から「理解」になった「理解に変化」群が12.5%存在。 4.学習方法が理解できるようになると、連動して学習意欲も向上◆学習方法の「理解に変化」群は、翌年の学習意欲が向上。 5.学習方法が理解できるようになると、連動して成績が上昇◆学習方法の「理解に変化」群は、翌年の成績が向上。 6.学習方法の理解は、論理的な思考や粘り強さとも関連◆「学習方法・理解」群は、論理的思考が得意で、決めたことをやり遂げる子が多い。【調査結果】1.「上手な勉強のしかたがわからない」という子どもが、この4年間で増加◆「上手な勉強のしかたがわからない」に対する肯定率(とてもあてはまる+まああてはまる)は2019年から22年にかけて増加し、「あてはまる」という子どもが約7割になりました。学習方法に悩む子どもが増えているようです。■図1 学習方法に対する悩みの変化 ※数値は「とてもあてはまる」と「まああてはまる」の合計(%)。2015年調査ではたずねていない。※「小4-高3生全体」の数値は、小4~6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。※各年のサンプル数は、p.8の調査概要を参照。●「上手な勉強のしかたがわからない」の肯定率(小学4年生から高校3年生までの全体の数値)は、19年(57.2%)→20年(59.6%)→21年(61.5%)→22年(67.5%)と、4年間で10.3ポイント上昇しました。学習方法に悩む子どもが増えています。●学校段階別にみると、学校段階があがるほど肯定率は高い傾向があります。22年の数値では、小4~6生61.1%、中学生68.1%、高校生は73.2%で、小4~6生と高校生の間には12.1ポイントの差がありました。高校生は7割以上の子どもが学習方法の悩みを抱えています。●19年から22年にかけての増加幅をみると、学校段階が低いほど増加が大きい傾向がみられました。小4~6生では18.5ポイント、中学生では8.1ポイント、高校生では4.5ポイントの増加です。とくに小学生で、学習方法の悩みが増えています。2.学習方法の理解は、学習意欲や成績と関連◆上手な勉強のしかた(学習方法)の理解は「学習意欲」と正の相関があり、理解が進むと意欲も高まる関係にあります。また、今回の分析では、学習方法の理解は、学習意欲や成績と関連しています。今回の分析では、学習意欲を示す指標や学習時間よりも、成績との相関が高い傾向がみられました。■図2 学習方法・学習意欲・学習時間・成績の関連(相関係数) ※数値は相関係数。相関係数は「-1~1」の値をとり、-1に近いほど負の相関、1に近いほど正の相関が強いことを表す。※「学習方法」は、「上手な勉強のしかたがわからない」で「とてもあてはまる」1~「まったくあてはまらない」4とした。※「学習意欲」は、「勉強しようという気持ちがわかない」で「とてもあてはまる」1~「まったくあてはまらない」4とした。※「学習時間」は、「宿題」「家庭学習」「塾での学習」の1日当たりの時間を合計した。※成績は、小学4年生は国語、算数、理科、社会の4教科、それ以外の学年は国語、算数・数学、理科、社会、英語の5教科の平均値(最小値1~最大値5)である。※2022年調査のデータを使用して分析した。サンプル数は、小4-6生3,664名、中学生2,922名、高校生2,096名。※「小4-高3生全体」の数値は、小4-6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。●「学習方法」は「学習意欲」とやや強めの相関があり、学習方法の理解が進むと学習意欲も高まる傾向があります。このことは、いずれの学校段階でも同様です。●今回の分析では、「成績」にもっとも強い関連があったのは「学習方法」でした。これに「学習意欲」が続き、「学習時間」はかなり弱い相関しかみられませんでした。「学習時間」をやみくもに長くするよりも、「学習方法」を身につけるほうが成績向上に早道と言えそうです。このことは、いずれの学校段階でも同様です。●ただし、「学習時間」と「成績」の関連は、小4~6生でもっとも強く、高校生でもっとも弱い結果になりました。学年が低いうちは、学習習慣の定着も、成績に一定の効果があります。3.学習方法の理解について、2か年の変化では「理解に変化」群が12.5%◆「上手な勉強のしかたがわからない」の回答について同じ子どもの変化を2か年にわたり追跡したところ、2021年調査は「不明」から22年調査で「理解」になった「理解に変化」群が12.5%いました。■図3 学習方法の理解に関する2か年の変化(2021年→22年) ※「上手な勉強のしかたがわからない」の質問に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と回答した者を「学習方法・不明」群、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」と回答した者を「学習方法・理解」群とした。※分析は2021年に小4~高2だった子どもを22年に小5~高3になるまで追跡した。サンプル数は、両調査に回答した6,816名(無答・不明者を除外)。数値は、小4-6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。●「上手な勉強のしかたがわからない」の回答について同じ子どもの変化を2か年にわたり追跡したところ、「不明のまま」群がもっとも多く47.4%で、「理解キープ」群の20.6%がこれに続きました。2つを合わせた68.0%は前年から変化がなかった子どもたちです。●一方で、「理解に変化」群は12.5%、「不明に変化」群は19.5%となりました。上の学年にあがるほど「上手な勉強のしかたがわからない」の肯定率が増えるため、「不明に変化群」のほうが多く出現していますが、「理解に変化」群も1割強存在しています。4.学習方法が理解できるようになると、連動して学習意欲も向上◆学習方法の理解の2か年の変化と学習意欲の2か年の変化の関連をみたところ、「理解に変化」群では「意欲上昇」群が、「不明に変化」群では「意欲低下」群が多く出現しています。学習方法の理解と学習意欲は、連動して変化していることがわかりました。■図4 学習意欲の変化(学習方法の理解の変化別、2021年→22年) ※「学習方法」は、「上手な勉強のしかたがわからない」の質問に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と回答した者を「学習方法・不明」群、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」と回答した者を「学習方法・理解」群として、2か年の変化について4群に分けた。また、「学習意欲」は、「勉強しようという気持ちがわかない」の質問に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と回答した者を「学習意欲・低」群、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」と回答した者を「学習意欲・高」群として、2か年の変化について4群に分けた。※分析は2021年に小4~高2だった子どもを22年に小5~高3になるまで追跡した。サンプル数は、両調査に回答した6,805名(無答・不明者を除外)。数値は、小4-6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。●学習方法の理解の2か年の変化を4群にわけて意欲の2か年の変化との関連をみたところ、両者は連動していることがわかりました。●学習方法の「理解キープ」群には、学習意欲の「意欲キープ」が多く出現します。学習方法を理解し続けている子どもは、高い意欲をキープしていることがわかります。反対に、学習方法が「不明のまま」群には、学習意欲が「低意欲のまま」群の子どもが多く出現しています。●前年に学習方法を理解していなかったにもかかわらず翌年に理解に転じた「理解に変化」群には、「意欲上昇」群が多く出現しています。逆に学習方法を理解している状態からわからないに転じた「不明に変化」群には、「意欲低下」群が多い傾向がみられました。5.学習方法が理解できるようになると、連動して成績が上昇◆学習方法の理解の2か年の変化と成績2か年の変化の関連をみたところ、学習方法が「理解に変化」群では成績が上がっているのに対して、「不明に変化」群では成績が下がっています。■図5 成績の変化(学習方法の理解の変化別、2021年→22年) ※「成績」は、小学4年生は国語、算数、理科、社会の4教科、小学5~高校3年生は国語、算数・数学、理科、社会、英語の5教科の平均(最小値1~最大値5)を偏差値に換算した。高校生は少数だが「履修していない」教科があるケースがあるため、それについては一律に「3」を割り当てた。成績の変化は、群ごとに2021年調査の成績の偏差値を起点(0)にしたときの、2022年調査の増減幅を示す。「学習方法」の4群は、図3と同様。※分析は2021年に小4~高2だった子どもを22年に小5~高3になるまで追跡した。サンプル数は両調査に回答した6,551名(無答・不明者を除外)。数値は、小4-6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。※***p<0.001(多重比較の結果)。●学習方法の理解の2か年の変化を4群にわけて成績(偏差値に換算)の2か年の増減をみたところ、両者は連動していることがわかりました。●学習方法の「理解に変化」群は、前年よりも成績が+1.8ポイント高まりましたが、「理解キープ」群では+0.4ポイント、「不明のまま」群では+0.2ポイントにとどまり、「不明に変化」群では-1.2ポイントでした。学習方法の理解が進むと成績が上がり、わからなくなると成績が下がるという結果です。6.学習方法の理解は、論理的な思考や粘り強さとも関連◆学習方法の理解について2か年の変化と成績2か年の変化の関連をみたところ、学習方法が「理解に変化」群では成績が上がっているのに対して、「不明に変化」群では成績が下がっています。■図6 論理的な思考・粘り強さ(学習方法の理解の変化別×成績別) ※「上手な勉強のしかたがわからない」の質問に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と回答した者を「学習方法・不明」群、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」と回答した者を「学習方法・理解」群とした。※サンプル数は8,682名。小4-6生:中学生:高校生が1:1:1になるように重みづけを行った。●学習方法の理解は成績だけでなく、論理的に考える力や粘り強さのような多様な資質・能力とも関連しています。●「論理的に(筋道を立てて)考えること」が得意か苦手かをたずねた結果では、成績上位層ほど「得意」が多い傾向にありますが、いずれの成績層でも「学習方法・理解」群のほうが「得意」が多い結果になりました。●「一度決めたことは最後までやりとげる」かどうかをたずねた結果では、成績上位層ほど「あてはまる」が多い傾向にありますが、いずれの成績層でも「学習方法・理解」群のほうが「あてはまる」の回答が多く出現しました。【まとめと考察】●分析のねらい学習意欲を高めるために何をすればよいかを考えるため、「学習方法の理解」に注目した分析を行いました。●学習方法に関する悩みの増加 学習方法の理解について「上手な勉強のしかたがわからない」という質問の回答をみると、2019年から継続して肯定率が高まっています(図1)。この質問に「とてもあてはまる」+「まああてはまる」と回答した比率(小学4年生から高校3年生までの全体の数値)は、19年(57.2%)→20年(59.6%)→21年(61.5%)→22年(67.5%)と、4年間で10.3ポイント上昇しています。学習方法に悩む子どもが増えており、とくに小学生の増加幅が大きいことが明らかになりました。●学習方法を理解する意義や効果では、学習方法の理解は学習意欲とどのように関連しているのでしょうか。学習方法と学習意欲、学習時間、成績との関連をみたところ、それらは相互に相関しています(図2)。とくに学習方法の理解は、学習意欲と強い関連があり、成績との相関係数は学習意欲よりも強いという結果でした。学習方法を身につけることは、学習意欲と成績の向上に効果があると考えられます。この点についてもう少し正確に検討するために、同じ子どもを継続的に追跡するパネル調査の特徴を生かして、それぞれの2か年の変化の関係を検証しました。学習方法の2か年の変化(21年調査→22年調査、理解しているものを〇、理解していないものを×と表記)をみると、「〇→〇」の「理解キープ」群が20.6%、「×→〇」の「理解に変化」群が12.5%、「〇→×」の「不明に変化」群が19.5%、「×→×」の「不明のまま」群が47.4%います(図3)。そこで、それぞれの群ごとに、学習意欲の変化、成績の変化との関連をみてみました。学習意欲の変化では、学習方法の「理解に変化」群で「意欲向上」群が多く出現する一方で、「不明に変化」群で「意欲低下」群が多く出現し、相互の変化が連動しています(図4)。学習方法を理解するようになると、学習意欲が向上しています。さらに、成績の変化では、「理解に変化」群の成績の伸びが顕著で、この群は他の群と有意に成績が向上していました(図5)。学習方法を理解することは、学習意欲のような意識に影響し、成績にも効果をもっています。 学習方法の理解は、学校での成績を高める効果をもつだけではありません。たとえば、論理的思考や粘り強さなどとも関連しています(図6)。子どものときに学習方法を身につけるということは、課題を乗り越えるための「一生モノの力」を獲得することにもつながります。●家庭や学校で学習方法の指導を!それでは、学習方法を理解している子どもは、実際にどのような学習方略を身につけているのでしょうか。図7をみると、【自己調整方略】や【プランニング方略】【モニタリング方略】など、メタ認知を使って自分の学習を客観的に捉え、自分で調整しながら学習をしていることがわかります。また、【メリハリ方略】のような学習の集中、【意味理解方略】のような多面的思考、【深化方略】のような学習内容の深化も、学習方法の確立に有効です。こうした学習方略を身につけるために学校や家庭で学習方法を指導することは、子どもの学習意欲や成績、そのほかの資質・能力の向上に効果があると考えられます。【調査概要】名称 : 「子どもの生活と学びに関する親子調査2016-2022」(第2-8回)※2015年調査(第1回)は今回の分析に含めていないため、割愛した。調査テーマ :【子ども調査】 子どもの生活と学習に関する意識と実態【保護者調査】 保護者の子育て・教育に対する意識と実態 ※小1~3生は保護者のみ実施調査時期 : 各年7~9月調査方法 : 2016~20年は郵送による自記式質問紙調査、2021年は一部web調査、2022年はweb調査調査対象 : 全国の小学1年生~高校3年生の子どもとその保護者(小1~3生は保護者のみ回答)*本研究プロジェクトの調査モニター対象。以下は、各年のサンプル数(親子ペア)※小1~3生は今回の分析では扱っていないため、表から省略した 「子どもの生活と学び」研究プロジェクトメンバー *所属・肩書は2023年4月時点●プロジェクト代表者佐藤香(東京大学教授)、野澤雄樹(ベネッセ教育総合研究所所長)●プロジェクトメンバー耳塚寛明(お茶の水女子大学名誉教授、青山学院大学客員教授)、秋田喜代美(学習院大学教授、東京大学名誉教授)、松下佳代(京都大学教授)、石田浩(東京大学特別教授)、藤原翔(東京大学准教授)、大野志郎(東京大学特任准教授)、大﨑裕子(立教大学特任准教授)、木村治生(ベネッセ教育総合研究所主席研究員)、松本留奈(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)、朝永昌孝(ベネッセ教育総合研究所研究員)、岡部悟志(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)、中島功滋(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)、劉愛萍(ベネッセ教育総合研究所主任研究員)、大内初枝(ベネッセ教育総合研究所スタッフ)、渡邉未央(ベネッセ教育総合研究所スタッフ)●調査検討ワーキンググループメンバー須藤康介(明星大学准教授)、小野田亮介(山梨大学大学院准教授)、山口泰史(帝京大学元助教)※データに関する留意点・表記について本文書で使用している百分率(%)は、各項目の算出方法に沿って出した値の小数点第2位を四捨五入して表示しています。その結果、数値の和が100にならない場合があります。 【詳しいデータのご紹介】●ベネッセ教育総合研究所のホームページからも、本資料と調査結果をまとめた「速報版(レポート)」をダウンロードできます。ここに紹介した以外のデータや学校段階別のデータはこちらをご覧ください。https://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=5855
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2023春スタートアニメ期待度ランキングベスト9!【150人へのアンケート調査】
エンタメ情報Webマガジン「TVマガ」(https://saru.co.jp/tvmaga/)を運営する株式会社WonderSpaceは、アニメに関するWeb調査を行いました。2023年の春も、アニメと実写映画が大ヒットした「鬼滅の刃」シリーズの「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」や、大人気アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の続編など、数多くのアニメが放送される予定です。そこで今回、TVマガでは、2023年の春アニメで期待している作品について、インターネット上でアンケートを実施。その結果を、選んだ理由とともにランキング形式で紹介します。1位「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」第1位は「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」。累計発行部数が1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の漫画作品を原作とするテレビアニメ「鬼滅の刃」シリーズの第4期。原作は、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹を人間に戻すため『鬼殺隊』に入隊して壮絶な戦いを繰り広げるダーク・ファンタジー。今作では、前作「遊郭編」で上弦の陸・妓夫太郎との戦いに勝利した炭治郎が、失ってしまった日輪刀を再び手に入れるため、刀鍛冶が暮らす里を訪れる様子を描く。鬼殺隊の最高位剣士の柱である霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃という2人や、鬼たちの祖である鬼舞辻󠄀無惨が送り込んだ上弦の鬼たちとの戦いがみどころ。圧倒的な票数を獲得して1位に輝いた。【選んだ理由】「鬼滅の刃の続編なのでとても期待大です。炭治郎がどれほど強くなっていくのか、ほかの柱の特徴などがとても知りたいので早く見たいと思います。映像も迫力がありきれいに描かれているのでそこにも期待しています」(匿名さん)「上弦の鬼が無限城に集まるシーンでのやりとりが楽しみです。また、刀鍛冶の里編から本格的に出てくる甘露寺さんや時透無一郎くんが動いているのを見られることや映画級の絵、動きのきれいさや迫力に期待大です」(モリ)「もともと漫画が好きで、前作までの色彩鮮やかで綺麗な映像でアニメ化されるのが楽しみです。また、新しい鬼や前作であまりスポットが当たらなかった鬼殺隊メンバーを早くみたいです」(あん)2位「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2」第2位は「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2」。1979年のアニメ作品「機動戦士ガンダム」から続くガンダム最新シリーズ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の第2期。物語は、数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築したA.S.(アド・ステラ)122を舞台に、モビルスーツ産業最大手・ベネリットグループが運営する教育機関アスティカシア高等専門学園に編入してきた主人公の少女、スレッタ・マーキュリーの姿を描くロボットアニメ。第2期は、前作のラストシーンで起こったプラント・クエタでの衝撃の事件から2週間後が舞台。スレッタとベネリットグループ総裁の一人娘ミオリネが、ガンダムがもたらす強大な呪いへと立ち向かっていく様子が描かれる。【選んだ理由】「機動戦士ガンダム 水星の魔女は、前シーズンも視聴しており、シーズン1の最終回が非常に気になる終わり方をしていたので、これからどうなるのか楽しみです。あとは単純にガンダムが好きなので期待度が高いです」(きーま@)「第一期は、比較的ほのぼのとしていた序盤から、阿鼻叫喚という言葉がふさわしいほどスレッタとミオリネの仲が修復不可能ではないかと思わせる残虐な終盤までが描かれ、その二人の関係が改善できるのかが気になって仕方がないです。また、背信行為のバレたニカ、父親を誤って倒してしまったような描写があったグエルがどうなっていくかも大きな関心の対象です」(本当はグエル派)3位「ポケットモンスター(新シリーズ)」第3位は「ポケットモンスター(新シリーズ)」。ゲームソフト「ポケットモンスターシリーズ」を原作とするテレビアニメの新シリーズで、ついにポケモンバトルの世界チャンピオンとなったサトシから主人公が代わり、不思議なペンダントを持つ少女・リコと、謎のモンスターボールを持つ少年・ロイという2人を主人公に描く物語。登場するポケモンは、ゲーム最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」で登場したニャオハ、ホゲータ、クワッス、伝説のポケモン・黒いレックウザのほか、新キャラクター・フリードの相棒としてピカチュウなど。サトシの引退について国内外から惜しむ声が上がっているものの、新たな冒険には期待の声が高まっている。【選んだ理由】「小学生の時から見ていたアニメで、サトシ達の旅が終わるなんて想像もしていなかったです。次のシリーズがどういう物語になるのか、主人公達がサトシとの関係性があるのかどうかなどとても気になります。そして今、バイオレットも家族でプレイしているので、パートナーポケモン達が動いたり声を出したりしているのが見られるのを家族で心待ちにしています」(ポケママ)「サトシが引退したポケモンに期待しております!どのような旅になるのか楽しみです。サトシ以外のポケモンが想像できなくて少し不安ですが、さらに面白い冒険を期待しております!」(kaitan)4位「【推しの子】」第4位は「【推しの子】」。推しアイドルとオタクをめぐる斬新で衝撃的なストーリーが話題を呼んだ大人気漫画をテレビアニメ化。前世の記憶を持ったまま“推し”のアイドル・星野アイの子供に生まれ変わった男女の双子、アクアとルビーが、それぞれの思いを胸に芸能界へと足を踏み入れていく様子を独特な世界観で描く。物語は、ファンタジーの中にサスペンス要素が盛り込まれ、芸能界の闇にも切り込んでいくシリアスな展開、アクアとルビーの葛藤や成長、魅力的な登場人物たちなどがみどころ。日本の若い世代から絶大な支持を集める「YOASOBI」が担当する主題歌にも注目!【選んだ理由】「様々なメディアに取り上げられていて話題になっていた作品なので期待してます。アニメ化によってどのように表現されているのかが非常に楽しみ」(j)「原作のファンです。事件を紐解くサスペンス要素と、芸能界の華やかさ、厳しさや裏事情が知れるので、いろんな角度から作品を楽しめそう。原画も綺麗なので、アニメだとどんな感じになるのかも楽しみです」(ふゆ)4位「ゴールデンカムイ 第四期」同じく第4位は「ゴールデンカムイ 第四期」。シリーズ累計発行部数が2400万部を突破している大人気漫画を原作とするアニメシリーズ第4期。物語は、ゴールドラッシュに湧いた明治末期の北海道・樺太を舞台に、”不死身の杉元”という異名をもつ日露戦争の英雄・杉元佐一と、埋蔵金を奪った男に父を殺されたアイヌの少女・アシㇼパが出会い、アイヌから奪われた莫大な埋蔵金を探すために行動を共にする冒険活劇。シリアスとコメディのバランスが秀逸で、サバイバルやアイヌ文化、北海道のグルメや新撰組の生き残りといったさまざまな要素が絡み合う内容がみどころ。一攫千金のサバイバルから目が離せない。【選んだ理由】「1期、2期、3期すべて視聴したがすべてが神アニメ。シリアス、笑い、教養の三拍子揃った原作漫画のアニメ化を完璧に成功させている。漫画にはない表現の面白さもしっかり盛り込まれていて、漫画もアニメも両方楽しみたいと思わせる作品。4期についても期待しかない」(ノッホソ)「皆がそれぞれの思惑で金塊を探していたのが、どこに隠されているのか、誰の手に収める事が出来るのかとても気になっています。また、強い絆ができた杉本とアシリパの関係はどうなるのか楽しみです」(平らか)6位「山田くんとLv999の恋をする」第6位は「山田くんとLv999の恋をする」。累計発行部数が200万部を突破した人気コミックを原作とする恋愛コメディ作品。物語は、彼氏に誘われてネットゲームを始めたものの、その彼氏に浮気されてフラれてしまった女子大生・茜と、プロゲーマーの男子高校生・山田が、ネットゲームで出会うところから始まる。互いに第一印象が最悪だった二人が繰り広げる恋愛模様には胸キュンが満載で、難攻不落で超淡泊なオタクゲーマー・山田が時折見せる無自覚の優しさや、揺れ動く茜の乙女心がみどころ。原作ファンからもアニメ化に喜びの声が上がっている。【選んだ理由】「アニメが始まると知ってテンションが上がりました!そして山田くんのcvが個人的に応援している内山昂輝さんなのでテンションMAX!一番、期待度の高いアニメです」(emiko)「漫画の原作が面白いです。ゲーマー同士の2人がネット恋愛で恋の駆け引きをするストーリーですが、まさに今の時代にあっているラブコメディだとおもうのでアニメにも期待します」(やんやん)7位「Dr.STONE NEW WORLD(第3期)」第7位は「Dr.STONE NEW WORLD」。累計発行部数が1400万部を突破している大人気漫画を原作とするアニメシリーズの第3期。物語は、全人類が石化した世界を舞台に、文明が滅んだ石の世界=ストーンワールドで目覚めた科学オタクの高校生・石神千空が、体力自慢で熱血漢の大木大樹、手先が器用な小川杠という幼なじみの二人や新しい仲間たちと、科学の力で文明を取り戻すため『科学王国』をつくり奮闘していくクラフトアドベンチャー。第3期では、全人類を復活すべく、石化光線の発生源とされる地球の裏側・新世界を目指す千空たちの姿を、圧倒的なスケールで描く。【選んだ理由】「1期、2期と観ているので待ちに待った3期と言うこともあり楽しみ!スケールの大きな物語でワクワクします。千空ちゃんはとても魅力的でカッコイイし他のキャラクター達もみんな個性的です」(pooler)「Dr.STONEの3期ということでとても楽しみにしています。龍水やフランソワといった新しいキャラクターも登場し、さらに話が盛り上がっていくと思います。海に出て冒険する千空たちを見守っていきたいです!」(あんり)8位「ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top」第8位は「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」。Cygamesによるスマートフォン向け&PCゲームを中心としたメディアミックスプロジェクト「ウマ娘 プリティーダービー」を原案とするアニメシリーズ第3弾。ゲームは、実在の競走馬を擬人化したキャラクター「ウマ娘」を育成し、レースでの勝利を目指す育成シミュレーション。アニメでは、スペシャルウィークやサイレンススズカ、トウカイテイオーといった実在する競走馬の実話をベースにさまざまなエピソードが盛り込まれ、アニメファンだけでなく競馬ファンも存分に楽しめる。Season3では、人気キャラクターであるキタサンブラックとサトノダイヤモンドを主人公に、彼女たちが大舞台へと走り出す姿を描く。【選んだ理由】「すごく人気のあるソシャゲであり、過去作のアニメも大人気だったので期待ができます。クオリティの高い作画に、ストーリー性のある展開で感動をさせてくれていたので今作も面白いと思う」(まるこ)「CMでも宣伝されている人気携帯ゲームがアニメ化されるということで楽しみにしている。実際にゲームをプレイしているが、可愛い女の子と競馬を合わせる発想が面白いし、育成できるのも良い」(ゆう)9位「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」第9位は「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」。バンダイナムコエンターテインメントが手がけるソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」を原案にした廾之氏による漫画をアニメ化。物語は、とある芸能事務所の第3芸能課に所属する身長149cm以下の小学生たちが、アイドルという夢に向かって歩み始めるシンデレラストーリー。9歳から12歳の個性豊かな9人のアイドル未満の少女たちや、自分の担当アイドルを“夢のステージ”に連れて行くという夢を持つプロデューサーのキャラクターや奮闘がみどころ。原作のゲームや漫画では見られない一面に期待する声が上がっている。【選んだ理由】「アイドルマスターシンデレラガールズは10年くらい前にアニメ化したきりで、その後続編もありませんでした。元々ゲームのデレマスが大好きでずっと続編やスピンオフを期待していたところでようやくの新作です。U149というだけあって身長の小さい子たちがメインとなるストーリーで、前作の正式続編ではありません。それでもゲーム・漫画で応援していた子達が出てくるのが楽しみ!」(みみ)9位「この素晴らしい世界に爆焔を!」同じく第9位は「この素晴らしい世界に爆焔を!」。シリーズ累計発行部数が1000万部を突破している大人気ライトノベル「この素晴らしき世界に祝福を!」のスピンオフ作品。生まれつき魔力と知力が高く、魔法使いとして高い適性を持つ紅魔族が暮らす紅魔の里には、『上級魔法を習得してこそ一人前。爆裂魔法はネタ魔法』という教訓がある。そんな中、紅魔族の少女・めぐみんは、幼いころに見た最強の魔法に憧れて、ただひとり、爆裂魔法を習得するため奮闘していく。主人公・めぐみんは原作でも絶大な人気を誇るため、ファンから熱い期待が寄せられている。【選んだ理由】「めぐみんが主人公のようで、それだけでもかなり期待が持てます。彼女の一族や周囲との掛け合いがどのようになるのか注目です。魔法が絡むシーンが多くなるでしょうからめぐみんの爆裂魔法を中心に派手な展開が見れるのを楽しみにしています」(周大)9位「トニカクカワイイ 第2期」同じく第9位は「トニカクカワイイ 第2期」。累計発行部数が460万部を突破している人気漫画を原作とするアニメ作品第2期。物語は、とにかくカワイイ少女・司と、彼女に一目惚れした少年・ナサの新婚生活を描く夫婦コメディ。第1期では、運命の出会いやプロポーズを経て、アパート全焼というトラブルに見舞われながらも愛を深めていく新婚のふたりが尊く描かれ、今作では、2人を取り巻く有栖川家の面々や純真な少女・千歳たちに加え、新たなキャラクターも登場。さらに、司の秘められた謎についても描かれるということもあり、公開が待ち望まれている。【選んだ理由】「一期の作画の良さと内容から、二期も期待できると思います。原作を読んでいなくても、畑先生の前作の「ハヤテのごとく」の面白さを知っている自分としては「トニカクカワイイ」もかなり楽しませてもらっています。二期では一期ではなかったヒロインの謎めいた部分が少しでも分かるのではないかという期待もあります」(ガン)9位「異世界はスマートフォンとともに。2」同じく第9位は「異世界はスマートフォンとともに。2」。累計発行部数が250万部を突破しているライトノベルを原作とするテレビアニメ第2期。神様の手違いで死んでしまった主人公・望月冬夜が異世界に転生し、スマートフォンを駆使して異世界ライフを満喫するファンタジー。異世界に降り立った冬夜は、双子の姉妹エルゼと・シルエスカとリンゼ・シルエスカ、九重八重、スゥシィ・エルネア・オルトリンデらを助けてパーティーを組み、ギルドに持ち込まれるさまざまな依頼をこなしていく中、この世界の秘密を知る。物語は、ほのぼの系ストーリーと登場キャラクターの個性が魅力。【選んだ理由】「1期では、スマホの能力を駆使して様々な人から好感度を得ています。今回の作品では、どのくらいの人数を嫁にすることができるのか、また、どのくらいチート能力を可していくのかなどかなり楽しみです」(azukicocona)9位「王様ランキング 勇気の宝箱」第1位は「王様ランキング 勇気の宝箱」。累計発行部数が150万部を突破している人気漫画を原作とするアニメ作品第2弾。舞台は、各国の王様がランク付けされる『王様ランキング』という制度と、剣や魔法、魔物や呪いが存在する世界。巨人の両親を持ちながらも体が小さく、短剣すらまともに振れないほど非力なボッス王国のボッジ王子は、耳は聞こえず喋ることもできないため国民にバカにされながら空虚な日々を過ごしていたが、ある日『カゲ』という友を得たことで前を向き、王様ランキング1位を目指すことに。物語は、ボッジ王子の強くて優しい成長物語に心を掴まれる展開で、登場キャラクターの人柄や人間模様もみどころ。新シリーズに期待が高まっている。【選んだ理由】「絵のタッチが可愛らしく、主人公のボッチが成長していく姿や感動する場面など内容もしっかりしていて、良いアニメだと思ったので選びました」(芋柱)9位「魔法使いの嫁 SEASON2」第9位、最後は「魔法使いの嫁 SEASON2」。シリーズ累計発行部数が1000万部を突破した話題の人気漫画を原作とするアニメ第2弾。人ではないものを見聞きできることで家族に疎まれ、孤独に生きてきた15歳の魔法使いの少女・チセは、商品として出品されたオークションで、異形の魔法使いエリアスに落札される。エリアスはチセを弟子として、そして将来の嫁として迎え入れたのだった。SEASON1では、心に深い傷を持つチセが、魔法使いの暮らしの中で大切なものを取り戻していく様子が描かれ、今作では、魔術師たちが集う組織『学院』での出会いや関わりを描く。美しい世界観とチセの活躍に期待!【選んだ理由】「現代のイギリスを物語の舞台とした今作。アニメ1期ではその独特でありながらも緻密にそして美しく描かれた世界観に惹き込まれた。約6年ぶりに放送される2期には自ずと期待が高まる。2期からは学院篇ということでどのような物語が紡がれるのか楽しみである」(豆の木)【調査概要】・調査期間:2023年2月22日〜2月24日・調査機関:自社調査・調査対象:10~50代以上の男女(性別回答しないを含む)・有効回答数:150名・調査方法:公式Twitterアカウント、他インターネット
- 調査・アンケート
新潟医療福祉大学【4/9「鍼灸の日」にあわせた高校生の職業理解度調査】「はり師」「きゅう師」の認知度と、スポーツトレーナーに必要な資格の認知度が一致せず、現実とのギャップが浮き彫りに
NSGグループの新潟医療福祉大学は、スタディプラス株式会社と共同で、高校生1,468名を対象に、「スポーツトレーナーに関する高校生の職業理解度」についてアンケート調査を実施しました。 ◆調査結果4月9日(日)は「鍼(4)灸(9)の日」です。「はり師」「きゅう師」は、JSPOアスレティックトレーナーのうち約40%が所有する国家資格ですが※1、スポーツトレーナーになるために必要な資格は定められていないため、スポーツトレーナーを目指すうえでどんな資格を取得すべきか高校生の職業理解が進んでいないのが実態です。そこで今回、スポーツトレーナーの職業理解度について調べることを目的に、高校生1,468名を対象としたアンケート調査を実施しました。その結果、「スポーツトレーナーになるために必要と思う資格は?」という質問に対し、52.0%が「理学療法士」と回答、「はり師」「きゅう師」と回答した高校生はそれぞれ3.4%、2.0%となりました。一方で、「はり師・きゅう師を知っている」と回答した高校生は61.2%でした。このことから、「はり師」「きゅう師」の資格自体の認知度はあるものの、スポーツトレーナーを目指すうえでの必要性については認知されていないことが明らかとなりました。※1 JSPO-ATマスタープランの評価に関する調査報告書(公益財団法人日本スポーツ協会、2021)より引用し一部改変 Q.スポーツトレーナーという職業に興味はありますか? 約3割の高校生がスポーツトレーナーに興味があると回答し、スポーツトレーナーが興味関心度の高い職業であるころが分かりました。特に、運動系の部活動をしていたと回答した方ほど、興味関心が高い結果となりました。 Q.スポーツトレーナーに必要と思う資格は何ですか?(複数回答、最大3個)高校生の約半分が、スポーツトレーナーに必要と思う資格は「理学療法士」と回答。次いで、「健康運動指導士」「JSPOアスレティックトレーナー」「健康運動実践指導者」という順番となりました。「はり師」「きゅう師」が必要と回答した高校生は非常に少なく、それぞれ3.4%、2.0%という結果となりました。このことから、「はり師」「きゅう師」はスポーツトレーナーとは関係のない資格と認知されていることが明らかとなりました。 Q.「はり師」「きゅう師」という資格は知っていますか?約6割の高校生が「はり師」「きゅう師」の資格を知っていると回答、職業認知度は高いことが分かりました。また、「はり師」「きゅう師」のイメージについては、「痛みの緩和」や「疲労回復のための施術」となり、鍼灸院で働くというイメージが強く、スポーツシーンで活躍するためにスポーツトレーナーが多く所有する資格という認識はないことが分かりました。 ◆調査概要・調査期間:2023年3月27日(月)~3月29日(水)・調査機関:スタディプラス株式会社・調査対象:学習管理アプリ「Studyplus」ユーザー・有効回答数:高校1年生~3年生 1,468名・調査方法:インターネット調査◆新潟医療福祉大学について新潟医療福祉大学は、看護・医療・リハビリ・栄養・スポーツ・福祉の6学部15学科がワンキャンパスで学ぶ医療系総合大学です。2023年4月に「はり師」「きゅう師」を養成する鍼灸健康学科を新設し、国内外のオリンピック選手やヨーロッパのプロサッカーチーム所属選手のサポート経験がある教師陣のもとで、「はり師」「きゅう師」を所有するスポーツトレーナーを育成していきます。また、「スポーツプログラマー」や「健康運動実践指導者」の資格取得も可能なため、様々な場面で活躍できるスポーツトレーナーを目指すことができます。◆新潟医療福祉大学公式HP: https://www.nuhw.ac.jp/ <NSGグループについて>NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する110法人で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。NSGグループホームページhttps://www.nsg.gr.jp/
- 調査・アンケート
京都の大学新入生のうち、約7割の学生が京都府議会議員選挙の投票へ「行く」と回答!
京都府選挙管理委員会は、京都の3つの大学の入学式会場にて、新入生を対象に、京都府議会議員選挙を含む統一地方選挙2023の、投票へ「行くかも」「行かないかも」のどちらかを選ぶ、アンケート調査を実施しました。 <調査結果> 京都府選挙管理委員会は、若者の、政治や選挙に対する意識を把握すべく、京都の大学生を対象とした調査を実施。立命館大学、京都産業大学、京都府立大学の入学式に参加した新入生1,228名にご回答いただきました。アンケートの結果、4月9日(日)の京都府議選等の投票へ「行く」と答えた学生は、2019年に行われた前回の京都府議選の投票率40.03% を上回る、約71%となりました。 行くかも:873票行かないかも:355票計1228票 <学生のコメント> 「行くかも」に投票した学生のコメント 「選挙には行くものだと思っている」「私たちが行かないと若者の意見が反映されない」「既に期日前投票へ行ってきた」「行かないかも」に投票した学生のコメント 「立候補者がよくわからない」「自分の予定を優先したい」「下宿するがまだ住民票が実家のままなので面倒」また、京都産業大学で行った調査の際には、京都府議選のCMやポスターなどにも使用されている巨大投票箱を、キャンパス内に設置。新入生に大学生活への想いを「投票カード」に記入してもらい、実際に巨大投票箱の中に投票する、という企画を実施しました。政治や選挙を身近に感じられる体験イベントを通して、新入生の方々に4月9日(日)の京都府議選への投票を促し、若年層の投票率向上を目指します。 <イベントの様子> <啓発CM動画> ◆京都府議会議員一般選挙2023特設サイトhttps://www.kyoto-senkyo2023.jp/◆京都府選挙管理委員会https://www.pref.kyoto.jp/senkyo/