- 調査・アンケート
【学生時代の悩みを日本メディカル心理セラピー協会が調査!】懐かしい青春時代には楽しい思い出だけではない?学生時代に悩んでいたと回答した人が約9割!
日本メディカル心理セラピー協会(東京都墨田区)は、社会人経験のある20~70代を対象に「学生時代の悩み」に関する調査を実施しました。 春は別れの季節でもあり、出会いの季節でもあります。4月から新しい環境に飛び込もうとしている人も多いのではないでしょうか。特に学生時代の出会いは特別で、進級や進学などを通していろいろな人に出会うことができる初めての場所が「学校」です。楽しい思い出を共有しながら、協力し合い、時には衝突しながら切磋琢磨してあっという間に時間が過ぎていきます。みなさんはどのような学生時代を過ごしてきましたか?今回、日本メディカル心理セラピー協会(https://www.domap.net/)は、社会人経験のある20~70代を対象に「学生時代の悩み」に関する調査を実施しました。 【振り返ってみよう】みなさんの学生時代の思い出は? 学生時代を振り返ってみると、たくさんの思い出が頭に浮かんできますよね。みなさんそれぞれの思い出があると思いますが、学生時代の思い出をどのくらい覚えていますか? 今回の調査では、8割の人が思い出が「たくさんある」「ややある」と回答しました。大人になった今でも学生時代の思い出は特別ですよね。しかし単に学生時代といっても、年齢によって過ごし方は変わってきます。みなさんはいつの学生時代が特に思い出に残っていますか? 一番回答が多かったのは「高校生」、次いで「大学・短大・専門学生」という結果になりました。高校時代は義務教育の小・中学生を経て、文化祭や体育祭など学生主体で行う機会が増え、充実感が増す時期でもありますよね。 【まさに青春!】今でも覚えている青春エピソード 楽しい学生時代の思い出も、時間が経つにつれ記憶が薄れていくということはよくあります。それでも、なかなか忘れられないエピソードもありますよね。 思い出に残っている学生時代の出来事を聞いたところ、3割の人が「部活」と回答しました。ひとつのことに熱中して取り組み、同じ思いをもった仲間と切磋琢磨しながらいくつもの壁を乗り越え、やり切った時の達成感はまさに青春そのものです。社会人になるとなかなか経験できない貴重な時間ですよね。また、「その他」を選択した中には「友達と過ごした時間」と回答した方が多くいました。特別なことは何もないけれど、休み時間や放課後のたわいもない会話、遊びに出かけた日々の方が思い出に残っているということもあります。「どれも思い出だから選べない」という理由から「特にない」と回答した人もいました。イベントや行事だけが思い出ではないということですね。回答していただいた方の中から、青春エピソードを一部抜粋して紹介します。 ここで紹介したものの他にも素敵なエピソードがたくさん寄せられました。 【いい思い出ばかりではない?】悩みがつきない学生時代 これまで学生時代の思い出を調査してきましたが、もちろん楽しい思い出だけではありません。中には、「学生時代にはいい思い出がない」と回答した人もいました。特に中学生から高校生にかけては、思春期という時期を迎え悩むことも増えてきます。そこで、学生時代に悩みを抱えていたという人はどのくらいいるのでしょうか。どのような悩みを抱えていたのか合わせて調査しました。 今回の調査では、約9割の人が学生時代に悩みを抱えていたと回答しました。その中でも一番悩みとして多かったのが、「人間関係」です。次いで、「自分のこと」という結果になりました。「学校」という環境はさまざまな考え方をもった人の集まりであり、そのような環境の中で自分とは合わないと感じる人とも協力して学校生活を送っていかなければなりません。また、周りの友達と比較して自分にコンプレックスを抱いたり落ち込んだりすることも増えてきます。みなさんもそういった経験があるのではないでしょうか。学生生活において悩みはつきものですが、誰かに悩みを打ち明けるだけで少しは気持ちが楽になることもあります。みなさんは悩んだ時に誰かに相談に乗ってもらうことはありますか? 今回の調査では「相談しなかった」という回答が最も多い結果となりました。自分の悩みを打ち明けるのは勇気のいることです。誰にも打ち明けられず自分の中で悩みを抱えたまま学生生活を送っていたという人も多いのではないでしょうか。その次に多かった回答は「友人」です。学生生活で心から信頼できる友人がいると非常に心強いですよね。 【支え合った仲間!】学生時代から繋がる絆 学生生活では、クラスメイトや部活動の仲間、先輩・後輩など、たくさんの交友関係を構築していきます。その中でも気が合う友人ができ、卒業後も付き合いがあるという方もいるのではないでしょうか。お笑い芸人やアーティストでも、学生の時から仲がよく、そのまま一緒にお仕事をしているという話がよく聞かれます。そこで、学生時代から現在まで連絡を取っている友人がいるという人はどのくらいいるのでしょうか。 「ややいる」と回答した人が41.4%と一番多い回答となりました。学生時代の交友関係の広さで差が出てくる部分もありますが、卒業してお互い大人になっても連絡を取り合える友人がいるというのは素敵なことです。さらに、昨今のSNSの発達で連絡を取りやすくなったことも大きいのではないでしょうか。 【現在の生活と比べて】学生時代と今の生活の違いは? 学生生活が終わったら、次は社会へ飛び込んでいきます。その中で、学生生活とはまた違った悩みを抱えることも多くあります。みなさんは学生時代と現在を比べてみて、悩みが多いと感じるのはどちらですか? 今回の調査では、「現在」の方が悩みを抱えることが多いと回答した人が65.7%であった一方、「学生時代」と回答した人は31.6%という結果になりました。もちろん、同じような悩みでも人によって感じ方は異なってきます。学生生活では校則などもあり自由が制限されてしまうことも多いですが、周りには先生や保護者など守ってくれる存在がいます。しかし、社会人になるとそうとは限りません。自分の力で解決していかなければならない場面が学生時代に比べて増えてきます。それに伴い、悩みを抱えることも多くなってくるのではないでしょうか。そのような状況でも、自分なりに気分転換やストレス解消法をもっていると生活しやすくなりますよね。そこで、悩みを抱えた時の自分なりのストレス解消法があるのか調査しました。 ストレス解消法が「ある」と回答した人が65.4%、「ない(わからない)」と回答した人が34.6%と、約3割の人が悩みを抱えた時の対処法をもっていないということでした。ストレス解消法がないと自分自身がコントロールできなくなる可能性もあり、身体的にも精神的にもよくない状況が生まれてしまいます。趣味に没頭することで一旦悩みについて忘れてリフレッシュしたり、一人で解決できない時は友人など周りの人に助けを求めてみたりして、心身に負担をかけすぎないような生活が送れるようになると、今までとはまた違った世界が見えてくるのではないでしょうか。 人生の中で抱える悩みやストレスを「専門知識」で解消しよう! 日本メディカル心理セラピー協会(https://www.domap.net/)は、心のケアを中心とした技術の各スキルの水準が一定以上であることを認定する機関です。各スキルを有する技術者として備えるべき能力についての水準を示すことにより、それら技術の向上に資すること、また、各スキルを利用する企業、現場が人員の採用を行う際に役立つよう客観的な評価の尺度を提供し、これを通じて各スキルの技術者の社会的地位の確立を図ることを目的として試験の実施、各種認定証の発行を行っています。・ストレスカウンセラー https://www.domap.net/iyashi/stresscare/・マインドフルネスセラピスト https://www.domap.net/shinri/mindfulness/・アンガーカウンセラー https://www.domap.net/shinri/anger/・メンタル心理ヘルスカウンセラー https://www.domap.net/shinri/health・快眠セラピスト https://www.domap.net/biyo/anmin/・アロマセラピスト https://www.domap.net/iyashi/aloma/など、セルフコントロールや身近な方の癒しにも活用できる各種資格を認定しています。在宅受験が可能な認定試験は全国各地から受験でき、忙しい社会人や主婦の方も挑戦しやすい試験となっています。悩みを解決してストレスフリーな生活を送るために、日本メディカル心理セラピー協会(https://www.domap.net/)で専門知識を身に付けてみてはいかがでしょうか?■日本メディカル心理セラピー協会お問い合わせ:https://www.domap.net/kyokai/toiawase/調査概要:「学生時代の悩み」に関する調査【調査期間】2022年12月5日(月)~2022年12月19日(月)【調査方法】インターネット調査【調査人数】700人【調査対象】社会人経験のある20代~70代の男女
- 調査・アンケート
【500名の親御さんにアンケート】子供がスマホを利用したことにより受けた影響第1位は?子供のスマホ事情を徹底調査
株式会社NEXTが運営する「MOBIEWN(https://www.biglobe-hikari.net/media/)」では、「子供のスマホ利用」に関するアンケート調査を実施いたしました。 <子供のスマホ利用に関するアンケート調査概要> ・調査方法:インターネットでの調査・アンケートの依頼先:株式会社クラウドワークス・回答数:500名・調査期間:2023年3月1日~3月15日・調査対象:幼稚園児から大学生までの子供を持つ親・回答掲載記事:https://www.biglobe-hikari.net/media/children-smartphone-use/ 67%の親が「小学6年生までにスマホを持たせている」と回答 「子供にスマホを持たせ始める時期」に関するアンケート結果として、全体の67%の親が「小学6年生までにスマホを持たせている」と回答しました。その中でも「小学校5~6年生から」という方が18%、次いで「幼稚園から」、「小学校1~2年生から」という方がそれぞれ17%という結果になっています。日常の様々な場面でインターネット化が進んでいることから、「スマホに触れ始める年齢が低くなりつつある」ようです。 約3人に1人の親は「日常的に子供と連絡を取るため」にスマホを持たせている 「子供にスマホを持たせたきっかけは」という質問では、28%の方が「日常的に子供と連絡を取るため」にスマホを持たせていると回答しました。他にも21%の方が「塾などで帰宅がおそくなったため」と回答するなど、全体の約半数の方が「子供との連絡手段」としてスマホを持たせていることが分かります。 スマホを持たせて良かった理由は「子供と連絡を取りやすくなる」が約半数を占めて第1位 「子供にスマホを持たせて良かったことを教えてください」という旨の質問をすると、48%の方が理由に「子供と連絡を取りやすくなった」と挙げました。「子供との連絡手段」としてスマホを持たせている方が半数を占める中、「スマホを持たせたことで連絡が取りやすくなった」という意見の多さから、「子供にスマホを持たせることへの満足度は高い」といえます。加えて「居場所が確認できて安心」という方が18%、「緊急時に連絡がつく」という方が16%と、「子供の安全面」を考慮したメリットを挙げる方も多く見られました。 38%が「スマホ依存になること」が心配だと回答 「子供にスマホを持たせた際に心配なことはどれですか?」という質問に対する回答として、38%の方が「スマホ依存になること」、29%の方が「犯罪やトラブルに巻き込まれること」が心配と答えられました。また「子供にスマホを持たせた際に設けたルール」に関するアンケートによると、26%の方が子供のスマホに「フィルタリングをかける」ことを徹底していました。子供がスマホを通じて危険な目に合わないように、積極的にスマホとの正しい向き合い方を教えてあげるのがよいでしょう。 スマホを持たせると「就寝時間が遅くなったなど睡眠のリズムが崩れた」子供が38% 「実際にスマホを利用したことによる悪影響を教えてください」というアンケートによると、38%の方が「就寝時間が遅くなったなど睡眠のリズムが崩れた」と回答しています。次いで20%の方が「視力が低下した」、18%の方が「食事中もいじるようになり、家族の会話が減った」、14%の方が「集中力が減った」と挙げられました。子供のころからスマホを利用させることは「健康被害を伴う可能性が高い」ことを、親は今一度意識しておくべきだと言えます。 約半数の子供は「動画閲覧サービス・サイトの利用」にスマホを使用している 「実際に子供はスマホで何をしていますか?」という質問においては「動画閲覧サービス・サイトの利用」にスマホを使用しているとの回答が最も多く、46%でした。次いで12%が「メッセージ・メールのやりとり」、10%が「SNSをしている」と回答したことから、子供たちも今の10代後半~20代と同じように「動画閲覧サービス・サイトを利用している人が多い」ということが分かります。 中学生になる前の子供に「スマホを持たせるべき」と考える親がやや多い 「スマホを中学生になる前から持たせるべきだと思いますか?」という質問を行ったところ、53%の方が「持たせるべき」と回答しました。一方で「持たせるべきでない」と回答した方は47%とどちらの意見も半数近くを占めており、「小学生にスマホを持たせることに対する意識は二極化している」ことが分かります。 持たせるべきである理由第1位は「子供と連絡を取りやすくなるから」 「なぜ子供にスマホを持たせるべきか」を調査したところ、「子供と連絡が取りやすくなるから」と回答した方が最も多く、29%を記録しました。また「緊急時に連絡がつくから」と答えた方が21%、「居場所を確認出来て安心するから」と答えた方が17%と、「子供の非常事態に備えて持たせるべき」と考えている方が多いと言えます。 持たせるべきではない理由の第1位は「スマホ依存になるから」 「なぜ子供にスマホを持たせるべきでないか」という旨の質問に対して、33%の方が「スマホ依存になるから」と回答しました。他にも28%の方が「犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性があるから」、8%の方が「生活のリズムが乱れるかもしれないから」との意見を挙げています。スマホの使用時間を守ることや、インターネットリテラシーを守ることは「小学生にとっては難しい」と判断している大人が多いことが分かります。 子供のスマホに関するアンケートまとめ 今回は「子供のスマホ利用に関するアンケート」を行いました。調査結果をまとめると以下の通りになります。 約7割の家庭が子供に「小学6年生までにスマホを持たせている」 子供にスマホを持たせるのは「日常的に子供と連絡を取るため」が最も多く約3人に1人 スマホを持たせて良かった理由第1位は「子供と連絡を取りやすくなる」から 子供のスマホ利用で最も心配なのは「スマホ依存になること」 子供の約4割がスマホ利用によって「就寝時間が遅くなるなど睡眠のリズムが崩れた」 約半数の子供がスマホを「動画閲覧サービス・サイトの利用」に使用している 中学生になる前の子供に「スマホを持たせるべき」と考える親は53% 子供にスマホを持たせるメリットは「子供と連絡を取りやすくなる」こと 子供にスマホを持たせるデメリットは「スマホ依存になる」こと なお「子供のスマホ利用に関する調査」を行ったところ、31%の方が「docomoのスマホを利用している」と回答していました。またその中でも小学生の利用者が12%と最も多いことが分かりました。 <MOBIEWNについて>MOBIEWN(https://www.biglobe-hikari.net/media/)では、毎日をもっと快適にする回線・格安SIM・VOD情報をお届けしています。【ホームページ】https://www.biglobe-hikari.net/media/
- 調査・アンケート
高校生が考える教科書に残したい日本人アスリートを発表!WBC優勝の一翼を担った大谷翔平、気になる順位は?
全国の高校約2,000校のネットワークを持つYOUTH TIME JAPAN project(略称:YTJP)では、全国の高校生約1,000人を対象にアンケート調査を実施。その結果を、自社メディアであるYTJP web(https://www.ytjp.jp)にて公開しています。今回は、“高校生が考える教科書に残したい日本人アスリート”について調査を実施。その結果を公開しました。 (C)YOUTH TIME JAPAN project (C)YOUTH TIME JAPAN project 男子の1位は、今回のWBCでも二刀流として活躍し優勝の一翼を担った“大谷翔平”。女子の2位にもランクインしています。一方女子の1位はプロフィギュアスケーターの “羽生結弦”で、男子の3位にもランクイン。男子の2位、女子の3位は元レスリング選手の“吉田沙保里”で、上記の3名は順位は違えど男女共通でランクインしており、偉大なアスリートとして支持されていることがわかります。男子の4位は、2004年アテネオリンピック ハンマー投の金メダリスト“室伏広治”。5位は、長年に渡り日本球界・メジャーリーグで活躍した“イチロー”。女子の4位は、同率でプロテニス選手の“大阪なおみ”、プロサッカー選手の“三苫薫”が並びました。今回のアンケートの10位までのランキングはYTJP webにて公開中!詳細は下記からご確認ください。◆URL: https://www.ytjp.jp/2023/3/22/koukouseiresearch-athlete◆その他「高校生調査」の結果はこちら:https://www.ytjp.jp/1000ninanketo【調査概要】■調査方法: ①Googleフォームにて入力 ②YTJP参加校宛にFAXにて送付した用紙に直接記入■調査期間:2023年1月16日(月)〜2023年2月1日(水)■対象者: YTJP参加校の高校生■対象者の居住エリア :・男子 北海道11人、東北67人、関東87人、北陸11人、中部156人、近畿27人、中国10人、四国48人、九州・沖縄62人 計:479人・女子 北海道13人、東北44人、関東113人、北陸7人、中部164人、近畿47人、中国6人、四国52人、九州・沖縄135人 計:581人・未回答 北海道2人、東北8人、関東8人、北陸2人、中部20人、近畿3人、中国1人、四国5人、九州・沖縄4人 計:53人■アンケート協力校エリア :北海道3校、東北7校、関東17校、北陸3校、中部10校、近畿6校、中国2校、四国5校、九州・沖縄5校 計:58校【YOUTH TIME JAPAN projectとは?】全国の高校の放送部・生徒会を中心としたクラブ・委員会ネットワーク。1998年の発足以来、「メディア教育」「キャリア教育」の支援・応援を理念に、未来を担う高校生を対象とした、 様々なプログラムを提供しています。自社メディアYTJP webでは、全国の高校生約1,000人を対象にしたアンケート結果を発表する“高校生調査”をはじめ、高校生の活動の様子をレポートする“全国高校生NEWS”など、高校生にまつわるさまざまな情報を発信しています。<主なプログラム内容>・学校内設置のフリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN』(年8回発行)を全国約2,100校に配布・校内放送支援として、楽曲・プロモーション情報を収録したCDを全国約650校に配布・商品・ノベルティの学内サンプリング・高校生向けキャンペーンのポスター・チラシ提供公式HP:https://www.ytjp.jpTwitter:https://twitter.com/YTJP_webYouTube:https://www.youtube.com/@YOUTHTIMEJAPANproject
- 就職
- 調査・アンケート
1年間の成長実感と働きがいに関する高卒社会人のアンケート調査
高校生の就職活動やキャリア教育支援と、企業の高卒採用や育成支援を行う株式会社ジンジブ(本社:大阪府大阪市)は、今年度4月1日に新成人となった高卒新社会人(18歳~20歳)向けに1年間、仕事での業務や研修を通して感じた自身の「成長」に関するアンケートを実施しました。このアンケートは、ジンジブで開催する高卒社会人1年目向けの研修プログラム「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」の参加者を対象に、東京・大阪・名古屋・福岡の全4都府県で実施しております。(調査期間:2023年2月6日~2月10日、有効回答数:127人) <調査サマリー> ・高卒新社会人の48%が、1年間を通した成長実感がある項目として「コミュニケーションスキル」と回答 ・83.5%が仕事にやりがいを感じており、理由1位は「素敵な人に囲まれて仕事をしている時」 ・半数が「仕事を辞めたいと感じたことがある」と回答。時期は「6月」で、理由は「人間関係」 ・なりたい先輩の姿は「相談に乗れる」「よく褒める」コミュニケーションを重視 <主な調査結果>■成長実感に関して1.1年間を振り返って自身の成長実感があるのはどんなことですか?※複数回答可(n=127) 全体に1年間を通して感じる自身の成長について質問したところ、1位が「コミュニケーションスキルが身に付いた」、2位が「苦手なことにも挑戦できるようになった」、3位が「体力や忍耐力がついた」でした。その他にも、「専門的な知識が身に付いた」、「敬語(目上の人との接し方)が使えるようになった」、「感謝の心が増えた」という回答がありました。また、半数近くがコミュニケーションスキルで成長実感があったと回答し、敬語や感謝の心など社会人のコミュニケーションで重要な要素についても、成長実感が得られたようです。2.仕事でやりがいを感じることはありますか?(n=127) 全体に、仕事を通してやりがいを感じることがあるか質問したところ、「頻繫に感じる」が20.5%、「時々感じる」が63%、「ほとんど感じない」が12.6%、「全く感じない」が3.9%でした。入社1年の間に8割以上の高卒社会人1年目が仕事にやりがいを感じたことが分かります。3.やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?※複数回答可(n=106) 問2で仕事でのやりがいを「頻繁に感じる」「時々感じる」と回答した方に、どんな時にやりがいを感じるか質問したところ、最も多い回答が「素敵な人に囲まれて仕事をしている時」で30.2%でした。続いて、「任せられた仕事をやり遂げた時」が29.2%、「目標を達成した時」28.3%、「上司や先輩に褒められた時」27.4%でした。人間関係の良さがやりがいに繋がっており、Z世代の特徴のひとつである、「誰と働くか」を重視していることが分かります。4.1年間を通して仕事を辞めたいと感じたことはありましたか?(n=127) 全体に、1年間を通して仕事を辞めたいと感じたことがあったか質問したところ、「感じたことがあった」が55.9%、「感じたことはない」が29.9%、「答えられない・分からない」が14.2%でした。1年間仕事を継続している人に限っても、半数以上の方に離職懸念があったことが分かります。 5.それはいつ頃でしたか?※最も辞めたいと感じた時期をお選びください(n=71) 問4で1年間を通して「仕事を辞めたいと感じたことがあった」と回答した方に、辞めたいと感じた時期について質問したところ、「6月」が最も多くで18.3%でした。次いで、「1月」、「11月」でした。ジンジブで実施した企業の採用担当者向けに行ったアンケート調査結果(※1)も同様に離職時期は「6月」が最も多い結果だったことから6月は離職懸念が高まる月であることが分かります。6.どんな時にそう感じましたか?(n=71) 問4で1年間を通して「仕事を辞めたいと感じたことがあった」と回答した方に、辞めたいと感じた理由について質問したところ、最も多い回答が「人間関係が上手くいっていない時」で46.5%でした。続いて、「仕事内容が合わないと感じた時」が32.4%、「働くこと自体を辞めたくなった時」が29.6%、「仕事にやりがいを感じない時」や「残業が続いたとき」が28.2%でした。問5で「6月」と回答した半数以上の方が「人間関係が上手くいっていない時」と回答しました。職場での人間関係は仕事での「やりがい」にも「離職理由」の最も大きな要因にも成り得ると推察できます。 7.離職したい気持ちをどうやって乗り越えましたか?※複数回答可(n=71) 問4で1年間を通して「仕事を辞めたいと感じたことがあった」と回答した方にどうやって乗り越えたか質問したところ、「趣味や好きなことに没頭した」が32.4%、「家族・友人に相談して」29.6%、「時間が解決した」28.2%、「プライベートの時間を充実させた」21.1%でした。「趣味や好きなことに没頭した」「プライベートの時間を充実させた」の回答が上位にある点や相談相手が会社の人ではなく家族やプライベートの人間関係であることから、プライベートの時間を重視していることが分かります。■理想の先輩像について8.2年目になるにあたって後輩ができた時、どんな先輩になりたいですか?※複数回答可(n=127) 全体に、後輩ができた時どんな先輩になりたいか質問したところ、「相談にのれる人」が53.5%でした。続いて、「よく褒める人」26.8%、「周りから信頼されている人」23.6%、「すぐに行動・決断できる人」が20.5%でした。社会人1年目で辞めたくなった経験の中から「相談できる先輩が欲しかった」と感じていることが考えられます。また後輩の相談に乗りたいという気持ちもあることが示唆されます。<アンケート調査結果を受けて>高卒の新社会人を対象に行われたアンケート調査によると、1年間を通して感じる自己成長項目について、「コミュニケーションスキル」が48%と最も多い回答を得ました。また「苦手なことにも挑戦できるようになった」や「体力や忍耐力がついた」といった、責任感が身についたと感じる回答も多くありました。アンケートでは、8割以上の回答者が仕事にやりがいを感じて働いていることが分かりました。やりがいを感じる瞬間には「素敵な人に囲まれて仕事をしている時」が1位でした。しかし55.9%の回答者が1年間を通して「仕事を辞めたいと感じたことがある」と回答しました。辞めたくなった理由は、「人間関係が上手くいっていない」が46.5%と最も多くなっています。離職を考えた時期は6月が最も多く、2021年にジンジブで企業の採用担当者向けに実施したアンケート調査(※1)の高卒社会人の離職が最も多かった月とも一致しています。これらのことから職場での人間関係は、仕事のやりがいにもなれば早期離職の要因にもなり、定着において最も重要な要素であることが分かります。2年目にどんな先輩になりたいかという質問では、「相談にのれる」が53.5%と最も多くの回答を得ました。次に「よく褒める人」、「周りから信頼されている人」と続きました。2022年に現役高校生に実施した「理想の上司」に関するアンケート調査(※2)でも同様の傾向が見られました。これらのことから、コミュニケーションや信頼関係を重視し、相談に乗れる存在として後輩たちに貢献したいという意欲があると考えられます。また、社会人1年目で辞めたくなった時に「相談できる先輩が欲しかった」と感じていたことも推察できます。今回のアンケート調査からは、職場での人間関係は、仕事のやりがいにもなれば早期離職の要因にもなり企業が定着力を高めるためには、「先輩社員が後輩たちに寄り添い、サポートする姿勢」が求められていることが分かります。※1「高校新卒採用についての企業動向調査21年(9月)問12」ジンジブ調べ (https://jinjib.co.jp/archives/7289)※2「現役高校生が選ぶ理想の上司ランキング(22年9月)問3」ジンジブ調べ (https://jinjib.co.jp/archives/9030)<調査背景>「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」は、ジンジブが高卒社会人1年目向けに定着支援の研修プログラムであり、1年間開催しています。このプログラムのコンセプトの1つである「なりたい自分になろう」に沿って、コロナ渦中の2022年4月に、社会人になった18歳~20歳の新成人を対象に、毎月テーマを設けてアンケート調査を実施してきました。今回は、1年間の業務や研修を通して自分自身が「成長」したと感じたことに関してアンケート調査を実施いたしました。調査対象は「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」に参加した東京・大阪・名古屋・福岡の18歳~20歳の高校新卒社員です。<調査概要>【調査期間】 2023年2月6日~2月10日【調査方法】 高校新卒社員研修「ROOKIE’S CLUBルーキーズクラブ」参加者に対するアンケート回収【調査対象】 高校新卒新社会人(18歳~20歳)【有効回答】 N=127人<回答者属性> <株式会社ジンジブについて>株式会社ジンジブは「夢は、18才から始まる。」をスローガンに、「高卒」の若者が自己決定の上社会で活躍できる機会や、仕事や人生に夢を持てる世界にするためのサービスを提供する社会課題解決企業です。高校在学中のキャリア観育成や、就職時の情報提供やサポート、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。初めて社会に出る高校生は将来に対する漠然とした不安を持ちながら、社会に出ることを決意します。ジンジブは不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜く力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。●高卒就活採用支援サービス「ジョブドラフト」高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解が乏しい中、やりたいことや向いていることを考えきれないまま就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。自己納得のないまま就職し、入社後にギャップを感じることが、入社1年目の超早期離職の要因の一つとなり得ています。そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」、従来文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を高校生が主体的に見られる就職情報サイト/アプリ「ジョブドラフトNavi」、企業と1日で多く出会い直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し、高校生の未来を自分の意思で形作るためのサービスを運営しております。 ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/ ジョブドラフトFesの様子 ●人財育成サービス社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の育成・定着支援 「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」やデジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座を提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。●人事支援サービス高卒採用を始めとした若手人財の採用する企業に向けた定着や育成、評価を行うための人事支援を、Webツールを用いて行います。入社後の会社の印象の悪化や、人間関係が合わなかった、仕事が合わなかったなど入社後に感じるミスマッチを、入社前、入社後に軽減し、定着率をあげるための支援を行っています。<株式会社ジンジブについて>https://jinjib.co.jp/2016年「革新ビジネスアワード2016」(主催:イノベーションズアイ、フジサンケイビジネスアイ[日本工業新聞社])にて「よい仕事おこし賞」、2017年「第106回かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」(主催:公益財団法人 川崎市産業振興財団)にて「かわさき起業家優秀賞」を受賞。
- 調査・アンケート
高校生の(が)日焼け止め選びで重視することは?「ウォータープルーフ」が1位という結果でした!
株式会社レビュー(https://jafmate.co.jp/)が運営する暮らしに役立つ情報メディア「メイクアップ」( https://jafmate.co.jp/makeup/ )は、日本全国の10代以上の方を対象に「高校生の(が)日焼け止め選びで重視すること」についてのアンケート調査を実施しました。 <調査概要>調査対象:10代以降の男女調査日:2023年3月調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答調査人数:100人(女性84人男性16人) <調査結果サマリー>高校生の(が)日焼け止め選びで重視することをアンケートにて調査したところ、1位になったのは「ウォータープルーフ」です。2位以降は、「石鹸・洗顔で落とせる」、「無添加」と続き、「SPFが高すぎない」は6位という結果になりました。 ◆1位:ウォータープルーフ・高校生にもなると友達とプールや海水浴もいくだろうから、水に強いウォータープルーフはマストですね。安心して思いっきり海で遊べます。(女性30代) ・部活動や通学で汗をかくため、汗で日焼け止めが取れることのないように、水を弾くウォータープルーフのものを自身が高校生の時に好んでいたから。(女性20代) ・体育や部活など高校生は汗をかく機会が多いので、特に耐水性は重視したいところです。またエアコンや風通しが悪く教室内でも汗をかくことが多いのでなおさらだと思います。また耐水性が高ければ、塗り直す回数も抑えられるので経済的にも◎!高校生のお財布にも優しいので重視したいです。(男性20代) 1位は「ウォータープルーフ」でした。高校生はプールや海で遊んだり、部活や通学で汗をかく機会も多いので水に強いウォータープルーフの日焼け止めが人気です。 ◆2位:石鹸・洗顔で落とせる ・十分な手入れがまだできないと思うので、普段のお風呂で簡単に落とせるものが肌の負担が少ないと感じたため。(女性40代) ・高校生が日焼け止め選びで重視することは、石鹸、洗顔で落とせるものです。メイク落としなどで若いうちから肌に負担をかけない方がいいと思うので、石鹸、洗顔で落ちるものをおすすめします。(女性30代) ・いつまでも美しい肌でいてほしいので石鹸で落とせる肌に優しいものを選んであげています。ニキビもできにくいのでよい。(女性40代) 2位は「石鹸・洗顔で落とせる」です。高校生の若いうちから肌にあまり負担をかけないほうがいいので、石鹸や洗顔で落とせるぐらいのものを選んだ方が良いという意見が多くありました。 ◆3位:無添加 ・若い綺麗なお肌なので、お肌に負担をかけない無添加が一番良いのではないでしょうか。無添加はお肌に優しいイメージがあり、敏感肌にもいいと思います。(女性40代) ・まだ若いので、SPFが強いものとかよりも、肌には優しいものの方が無難に使っててよさそうだなと感じたので選びました。(女性20代) ・高校生ぐらいの年代はニキビが気になり、無添加の日焼け止めがいいと思います。日焼け止めでニキビが悪化するとかわいそうです。(女性40代) ◆4位:パケが可愛い ・高校生は体育の前や登下校の際に友達同士で日焼け止めを貸しあったりします。その際、自分の日焼け止めを出す時にパケの可愛い日焼け止めだと周りの子もテンションが上がったり可愛いと褒められて嬉しくなる時があります。(女性20代) ・デザインが可愛かったりすると、仲良しグループで話題になり、仲間が同じように買ってお揃いの物を持って仲間意識が強いと感じるから。(女性40代) ・パケが可愛いと、SNS映えするし持ち運びの際にもオシャレな方が気分も上がりお友達に貸してあげられる。自分が高校生の時にも、オシャレなデザインの物を選べたら嬉しかったかなと。(女性30代) ◆5位:色付き ・日焼け止めを塗ることによって顔の色を白く見せて、肌を綺麗に見せたいから。また、日焼け止めを塗るだけで白くなるのは、下地などの手間が省けて便利だから。(女性10代) ・高校生の娘の必需品です。紫系の、トーンアップする日焼け止めは欠かせないです!一年中、すごい勢いで消費します。その甲斐もあって、徒歩通学でも色白肌を保っています。(女性40代) ・高校生の頃はメイクが禁止だったので、少しでも肌が綺麗に、白く見えるように肌補正の効果が入っているものを選んでいました。(女性20代) ◆6位:SPFが高すぎない ・あまりSPFが高すぎても肌にかかる負担が大きくなり、却って日焼けよりニキビなどの状態を悪化させてしまうから。(女性30代) ・ニキビや肌荒れを気にして、SPFが高すぎるものを避ける傾向にある。若いので、日焼けのシミより肌荒れを気にする。(女性40代) ・ファンデーションや下地を使い始めるように感じるので、SPFが高すぎない日焼け止めを使うようになると思った。(女性20代) 「SPFが高すぎない」は 6位という結果でした。SPFが高いものは肌への負担が大きかったりするので、日焼け止めとファンデーションなどを併用するといいという意見もありました。 ◆まとめ 100人にアンケートを行ったところ、「ウォータープルーフ」と回答したのは全体の39.0% でしたまた回答した理由として、授業やプライベートでプールや水泳をする機会が多いから という意見や、学生なので汗をかきやすいから といった意見が数多く見受けられました。高校生には水に強いものや、肌に優しい日焼け止めが向いていますね。オシャレにも敏感な高校生は、パッケージもしっかりチェックしてみてくださいね。 <株式会社レビューについて> 暮らしに役立つ情報サイト「さぶろぐ( https://sublogg.com/ )」を運営しています。また、YouTubeチャンネルの運用やオウンドメディアの運営代行、パーソナルジムの運営なども行っております。 https://jafmate.co.jp/
- 授業
- 調査・アンケート
探究学習、95%の教員が「課題を感じている」NPOカタリバ、探究学習をサポートする全国の教員向けに実態調査
認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区)は、日本全国の教育支援団体や学校と連携し、実践型探究学習「全国高校生マイプロジェクト」の推進に取り組んでいます。2022年12月から2023年2月にかけて、各学校で生徒たちの探究学習をサポートしている教員が感じている課題についてアンケート調査を実施しました。 <このアンケート調査からわかること> 探究学習を推進している担当者の95%が「課題を感じている」、特に1年目の学校の担当者は100%が「課題を感じている」 課題と感じていることは「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」「調べ学習で終わってしまう」 外部との連携・協働に関する課題は、探究の実施年数が長くなるにつれて増加する傾向 <探究学習を推進している担当者の95%が「課題を感じている」>高校で探究学習の推進を担当している教員や生徒伴走に当たっている教員の95%が、探究学習の推進に関して「課題を感じている」と回答しました(「とても感じている」「まあ感じている」の合計)。特に1年目の学校では、100%が「課題を感じている」と回答しました(「とても感じている」75%、「まあ感じている」25%、「あまり感じていない」0%、「まったく感じていない」0%)。 <特に課題と感じていることは「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」「校内で探究学習への理解が広がらない」>課題だと感じていることの具体例としては「授業案やカリキュラムの設計」「調べ学習で終わってしまう」「校内で探究学習への理解が広がらない」への回答が多く見られています。 <「外部との連携・協働」の課題は年を追うごとに増加傾向>探究学習を推進している年数によって、感じている課題に変化も見られました。例えば、取り組みを初めて1年目の学校は「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」「評価基準の置き方」など、校内でどのように探究学習を位置付けて取り組んでいくのかといったカリキュラム設計と組織・運営体制に関する課題を多く感じていますが、これらの課題の一部(「授業案やカリキュラムの設計」「校内で探究学習への理解が広がらない」)は、年数を重ねる中で課題感が減少していく傾向があります。一方で、年を追うごとに課題感が増していく傾向にあったのが、「外部との連携・協働」「調べ学習で終わってしまう」「進路との接続」「生徒が設定したテーマの知識・人脈がない」といった、より生徒一人ひとりに個別最適化させた深い学びの実現に関する課題です。特に「外部との連携・協働」に関しては1年目と6年目以上で約20%増加しており、増加傾向が顕著に見られています。<学校と地域の企業・団体をつなぐ「全国高校生マイプロジェクト」、2023年度パートナー校募集&探究イベントを開催>このように様々な課題と向き合っている探究学習担当者の方々を外部からサポートする取り組みは、近年、民間企業や地域の教育支援団体などにより全国に広がってきています。そのひとつとしてカタリバでは、2013年から「全国高校生マイプロジェクト」を推進してきました。マイプロジェクトは、生徒たちが身の回りの課題や自分自身の関心ごとをテーマにプロジェクトを立ち上げ地域社会と連携して実践を重ねながら学びを深めていく”実践型”の探究学習で、現在では全国803団体(うち高校は585校)と連携し、7万人以上の生徒たちに探究学習を届けています。今月3月25日(土)・26日(日)には、全国でマイプロジェクトに取り組む高校生たちが集う「全国高校生マイプロジェクトアワード2022全国Summit」を開催します。全国から選ばれた48プロジェクトが集い、探究活動に関する発表と交流を行います。第10回目となる今年はイベントの様子を一般公開(オンライン配信)で実施しますので、ご興味のある方はぜひ下記フォームよりお申込みください。▼全国高校生マイプロジェクトアワード2022観覧申し込みはこちらから下記サイトからメールマガジンにご登録いただくと、イベント詳細や当日観覧に関するご案内が届きます。https://myprojects-join.jp/またマイプロジェクトでは、「学校パートナー」という制度を設け、探究学習の推進に課題を抱えている先生方に役立つ教材や、他地域の取り組みを知り先生同士がつながる事例勉強会などを提供しています。次年度に向けた申し込みは2023年4月30日(日)まで受け付けていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。▼パートナー登録の詳細・申し込みはこちらからhttps://myprojects.jp/partner/ <調査概要>調査テーマ:探究学習の推進における課題調査方法:インターネットでのアンケート調査調査地域:日本全国対象者:全国高校生マイプロジェクトを自校で推進した全国の教員232名実施期間:2022年12月1日~2023年2月28日<認定特定非営利活動法人カタリバ>どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。URL : https://www.katariba.or.jp/